外国映画に字幕を付けるのは良く行われていますし、簡単な動画編集ソフトで個人でも気楽に入れられます。Webサービスでも(字幕的?ですが・・・・)「ニコニコ動画」を皮切りに、本ブログで紹介している幾つかのサイトでも字幕を表示する機能を持っています。
「『字幕.in』のサービスと会社設立」【2007年08月07日】
「動画編集機能を持った動画共有サイト『エディパ』が開設」【2008年01月20日】
「ニコニコ動画」の成功もあって、世界的にもWeb上の動画で字幕の認識が高まっていた折、今回、YouTubeも字幕を表示する機能を開始しました。
字幕を表示するできるように編集した動画で、動画プレーヤーの右側にある上向き▲印ボタンにマウスを合わせ、「CC」をクリックします(赤色に変わればOK)。その際の左向き三角をクリックすると複数言語からの選択ができます。

YouTubeの公式ブログ(上記)で紹介されている、対応済みYouTube動画を見てください。
BBC Worldwide(英国放送協会)
Gonzodoga(日本のアニメーションスタジオ GONZO)
CNET-TV(CNET 動画ブログ番組で商品紹介)
公開授業の様子(カリフォルニア大学バークレー校)
物理学の講義等(マサチューセッツ工科大学)
動画へ字幕を挿入するメリットは多様で、翻訳にも場面の説明にも聴覚障害の人にも役立ちます。また、1つの動画に多言語で選択対応できるのは良いですネ。
ただ、映像に合わせて字幕データを作る必要があります。データ形式のYouTube指定(それほど難しい規定ではありません・・・・)があって、作成ソフトや業者が紹介されていますが、もっと簡単に作れないと広まりません。字幕に関して規格が乱立しているとの事ですが、一般的な意味でのフリーソフトもあるようです。YouTubeの規格に対応できるフリーソフトについては、そのうち調べてみたいと思っています。