2013年10月23日
スイス西部・パリ旅行(23) - グレーシャー3000(2)【改訂】
セクス・ルージュ(Scex Rouge、2950m)の山頂駅からの眺望がこちら(パノラマ処理)。
こちら(Zoom.it)から原本サイズで見られます。
中央の雪原がディアブルレ山(Diablerets、3210m)を源流とする氷河「Tsanfleuron Glacier」です。冬場にはスキー場になります。中央の高く立った岩のような所がQuille du Diable(2908m)で、そのふもとには休憩所がありました。そんな様子はこちらのGoogle地図を航空写真のモードにして参照。
雪原に降りQuille du Diable(2908m)までの往復約2時間の散策をしました。スキー用のケーブルで降りられる事を知らなかったのが幸いして、緩やかな坂道を降りる途中でこちらの眺望が見られました。遠くの山はモンブラン(Mont Blanc)の方向にありますが、恐らくグラン・ミュヴラン(Grand Muveran)でしょう。山腹にヘリコプターが写っていました・・・
先ず雪原に降りた所でセクス・ルージュを振り返った所がこちらで、ディアブルレ山の方向を見た所がこちら。
散策は丁度氷河「Tsanfleuron Glacier」を横切るようになりました。氷河の途中から上流側(ディアブルレ山)と下流側を見た所はこちらで掲載しました。
利用しませんでしたが、雪上車がQuille du Diable(2908m)まで運んでくれます(有料)。その雪上車の通った後(こちら)を歩きながら進みましたが、Quille du Diable(2908m)が近くなった頃に霧が出てきました(こちら)ので、休憩所で一休みして戻りました(尤もその先は別の下山道になっていますので、行くつもりはなかったのですが・・・)。
セクス・ルージュの山頂駅のテラスでゆっくり遠景の峰々を見ながらコーヒーを飲んでいましたが、その内にここも霧に包まれるようになってきた(こちら)ので下山する事にしました。
やはり山を見る時は朝の早い時間から行動を起こすべきですネ。
尚、山頂駅付近にはこのような「Alpine Coaster」があり、自然の傾斜を使ったジェットコースターがありました(体験していませんが、こちらを見るとスリルがありそう・・・)。
【改訂】 2013年10月23日 15:20 パノラマ写真のZoom.it化
2013年10月22日
スイス西部・パリ旅行(22) - グレーシャー3000(1)【改訂】
今回の旅行で最高の日の出を見た(こちらを参照)第7日目(スイスでの実質的な最終日)は、ピヨン峠(Col du Pillon、1546m)にある「グレーシャー3000(Glacier 3000)」に行ってきました(こちら)。
Google地図ではこちらになります。
ピヨン峠からの眺めで十分満足してしまいそうな景観でした(午前中のこちらや午後のこちらとこちらとこちら)。
ゴンドラリフトは、Cabane(こちら、2525m)を経由してセクス・ルージュ(Scex Rouge、2950m)に向かいます(こちらを参照。Glacier 3000社のカタログより借用)。
ゴンドラからの景色を掲載しておきます(こちらとこちら)。
Cabaneからセクス・ルージュ駅を見た所がこちら。
山頂駅からは次回に・・・
【改訂】 2013年10月22日 13:20 カナを付与
2013年10月21日
スイス西部・パリ旅行(21) - ブローのチョコレート工場
前回投稿のグリュイエール城の次に、ブロー(Broc)のチョコレート工場(メゾン・カリエーネスレ、maison cailler-nestle factory)を見学しました(こちら)。個人で(予約なしに)直接現地に行っても見学ができました。
見学コースはこちらのようになっています。
②が受付で、③は説明言語毎(日本語はない・・・)のコースを案内され、待合室を兼ねてこちらのように歴史的な写真・ポスターやシール類の展示があります。
④ではチョコレート誕生の歴史が物語風にモデル展示・解説があります。⑤では使っている豆の説明があり(こちら。いい香りがしていた・・・)、製造工程になります。
製造工程(こちらやこちら)では個別包装する前のピックアップ段階で不良品を排除する事も見せていました。
チョコレート材料を精製するタンクなどの稼働状況も見られました(こちら)。
最後がお待ちかねの⑥での試食コーナー(こちら)。
⑦にはチョコレートの作り方教室(?)コーナー(こちら)があり、⑨は製品売り場。⑩に喫茶コーナーもありました。
2013年10月20日
スイス西部・パリ旅行(20) - グリュイエール城
北陸への小旅行を優先して投稿しましたが、スイスの旅に戻ります。
スイス第6日目(現地時間:9月12日)はグリュイエール(Gruyère District)地方のグリュイエール(Gruyères)城(Gruyères Castle)とブロー(Broc)のチョコレート工場(メゾン・カリエーネスレ、maison cailler-nestle factory)です。
Google地図ではこちらになります(これまでと異なり、Google地図の旧版ツールを利用)。
今回投稿のグリュイエール城は小高い丘の上にあります。13世紀に築城され、19代(11世紀から16世紀)にわたって栄えたグリュイエール伯爵家が所有していました。途中所有者の変遷はありましたが、1938年からは博物館になっています。室内装飾などの修復も行われ、当時の調度品などの展示をするなど優雅な様子を見せてくれました。
城門に向かう町並み
「司法官の間」 - 1555年から1798年まで城は司法官庁として使われていた
「司法官の間」の窓壁
「グリュイエール伯爵の間」 - 最後の3代の伯爵を偲ぶ部屋。タペストリーは1530年頃の製作
「音楽の間」 - 調度品はルイ15世時代のもの、ピアノは1835年頃の製作でリストが所有していた
「騎士の間」
中庭から見る館の内側壁面
庭園
庭園から見た城壁 - 屋根のある通路からも鑑賞できる
尚、城内の館周辺(庭園を含む)はストリートビューで見られます(こちらからストリートビューへ)。
城から見る周辺の遠景も見られます。
2013年10月05日
スイス西部・パリ旅行(19) - 見られなかったアレッチ氷河
スイス第5日目は、フィーシュ(Fiesch)の天気が良いとのテレビ情報からアレッチ氷河(Aletsch Glacier)を見に出かけました。しかし、こちらで現地投稿したように氷河全体を見渡せるエッギスホルン(Eggishorn、2934m)展望台(2869m)では雪が降り雲がかかって全く見えませんでした。
フィーシュへのルートはこちらのGoogle地図を参照。
(但し、現状のGoogle地図のポインター設定ツールではルート表示及び埋め込みコード作成機能が使えない状態になっています)メニューの最下にある「基本地図」のサブメニューから「航空写真」を選択すると、エッギスホルン近くでの氷河の様子が分かります。
途中まではマッターホルンに行ったルートと同じですし、その先もほぼ1本道です。ここでもゴンドラリフト乗り場への表示を見落としたのか少し迷いましたが、駐車場に車を置いてゴンドラに搭乗。この時点でゴンドラリフトの先は雲に隠れているのが分かりましたが、折角なので中継地フィッシャーアルプ(Fiescheralp、2212m)を経由しエッギスホルン展望台まで行って様子を見る事にしました。
新雪が降ったようで綺麗な雪の上に足跡が残るようになっていました(こちら)。1時間ほど展望台内(こちら)で待ちましたが、結果は現地投稿した通り(こちら)変化は無し。
天気が良ければこのように見えるようです・・・
中継地フィッシャーアルプに戻ると、朝はこちらのように雲に包まれていた(ゴンドラからの撮影で写り込みあり)のに、フィーシュの街や遠景が見られる程になっていたので散策してみる事にしました。
フィッシャーアルプから南西の方向を見た所が(前回投稿と同じ)こちらです。ホテルへの帰路で入手した(撮った)遠景図(こちら)と比べてください(但し、写真と遠景図では見る起点が違う)。
フィッシャーアルプは台地状のテラスになっていて(こちらを参照)、多くのハイキングルートが設定されています(散策の折り返し地点から先を見た所がこちら)。そのほんの一部を散策すると放牧された牛が見られました(こちら)。
2013年10月04日
スイス西部・パリ旅行(18) - ローザンヌ(2)
前回の続きでローザンヌ(Lausanne)の旧市街を散策したルートに沿った写真を掲載します。散策ルートのGoogle地図を再掲載します。
最初の観光ポイントにしたサン・メール城(Château Saint-Maire)はこちら。14世紀後半頃に建てられた、元はローザンヌの司教の館で、現在はヴォー州(Vaud)の州庁舎。
彫像はヴォー州の独立闘争で死んだ・エイブラハム・ダヴェル(Abraham Davel)。
尚、地下鉄駅のCHUV駅で現地の人に教えてもらった細い(急)道から見たサン・メール城の全体外観はこちら(中央の尖塔をもつ館)。
次がノートルダム大聖堂(Cathedral of Notre Dame)ですが、サン・メール城の前からこちらのように見えます。
ノートルダム大聖堂は12世紀から13世紀にかけて建てられ、「スイスにおける最も美しい教会」といわれるそうで、外観がこちら。
教会内部も素晴らしく(こちら)、ステンドグラスに囲まれて実際の祈りの中で聞くパイプオルガンの音色は信者でなくとも格別です(こちらを参照)。
教会の近くからローザンヌの街が良く見えます(こちら)。
偶然にも寄り道する事も無しに市庁舎に辿り着いたのですが、途中で古くからの階段(こちら.トラックがなんとも無粋ですが・・・)や「正義の女神の噴水」(こちら)を見る事ができました。
2013年10月02日
スイス西部・パリ旅行(17) - ローザンヌ(1)
スイス第4日目は2日連続で遠出を避ける意味でローザンヌ(Lausanne)を訪問しました。ローザンヌではレマン湖(Lake Geneva、[仏]Lake Léman )畔の駐車場を使う為のルートとして、街中の道路を出来るだけ通らないで済むように、遠回りをしてでもローザンヌの西側から入ろうと思っていたのですが、Google地図でのルートマップでもカーナビでも東側から入るようなルートを提示するので任せてみて上手くいきました。街中を長く走りましたが、道路状況も良い上に古都の雰囲気を味わいました。
ローザンヌの駐車場までのルートがこちらのGoogle地図の通りです。
駐車場に入る所までは問題はありませんでした。適当な位置に駐車してからこちらの自動駐車券販売機で発券したチケットを車内の分かり易い所に置いておきます。
操作は絵入りの説明の流れに沿えば容易でしたが、最後にクレジットカードのPINコードに対する確認ボタンを押してからのレスポンド時間が掛かり、操作ミスをしたと誤解する場面がありました。
一方この駐車場では同乗者の人数も考慮する料金になっていました。観光客に対する観光税を含むのかと思いましたが、背景は調べていません。数日の駐車もできるので高額になり、クレジットカードの扱いができるようになっています(この後観光地や道路脇など数ヵ所の駐車場をみましたが、コインのみでした。紙幣の扱いは全て無し)。
2020年東京オリンピックが決まった翌日でしたので、先ずオリンピック博物館(Olympic Museum)に行ってみました(こちら)。
しかし、何と・・・改装中(11月末の工事完了予定)で閉館中!!(こちら)
公式サイトをチェックして来なかったのが間違い。こちらのサイトによると2013年末まで。
取り敢えず、レマン湖を見ながら(こちら)2010年東京オリンピックへの想いを馳せて・・・オリンピック公園で一休み。
ローザンヌは歴史的な街として落ち着いた古都の雰囲気を持っています。また、山からレマン湖に向けた坂道の多い街です。そこでレマン湖畔にある地下鉄・ウシー(Ouchy)駅から、単純に一番高い位置の見たいポイントに近い地下鉄駅で降り、観光しながら下り坂の散策を楽しもうと思いました。ガイドブックの概略地図を頼りに降りた地下鉄駅がサン・メール城(Château Saint-Maire)に近いCHUV駅(最低料金で行ける最遠地)。
到着してから散策道路を詳細地図で調べたら、かなり遠回りをする必要がありそうな事が分かり困っていそうに見えたのか、現地の人から声を掛けられ細い道を教えてもらって助かりました。また地図を見ながらも旧市街の位置判断が一時できなくなりましたが、観光客らしき人が多く登ってくる方向に下って行ったら結果的に市庁舎までの全ての観たいポイントに出会えたという幸運に恵まれました。その古都の散策路ルートがこちらのGoogle地図の通りです。
ここまでが長くなってしまったので、古都の散策ルートに沿った写真は次回投稿にします・・・
スイス西部・パリ旅行(16) - マッターホルン(3)
前2回(こちらとこちら)で掲載した写真のうち、ゴルナーグラート展望台のある方向を撮った2枚はサイズが大きい為に、ブラウザでは適切に拡大して見るのが難しい。そこででマイクロソフト社のZoom.itサイトのサービスを使って見られるようにしました。
中継地点「トロッケナー・シュテク(Trockener Steg、2939m)」より
「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(Matterhorn glacier paradise、3883m)」展望台より
2013年10月01日
スイス西部・パリ旅行(15) - マッターホルン(2)
前回の続きです。「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(Matterhorn glacier paradise、3883m)」展望台は360度のパノラマが楽しめます(こちら)。
展望台から見たマッターホルン(Matterhorn、4478m)などの方向はこちらに掲載しています。
Google地図を航空写真にしてみると、位置や環境が分かって良いかも知れません(こちらからアクセス)。
マッターホルンと展望台の間はテオドール氷河(Theodulgletscher)と呼ばれますが、上流部分はスキー場になっています(こちら。左がマッターホルン)。
展望台からゴルナーグラート(Gornergrat、3130m)展望台の方向を見た所がこちら。
帰国後に撮った写真を見ていたらゴルナーグラート展望台やゴルナー氷河(Gorner Glacier)も写っています。というのも、峰々の名前を表示するプレートには3000m以上の(ガイドブックに載っていないものも含めて)多くの山名が並んでいたのに、寒さもあって1つ1つ確認しませんでしたが、(プレートの写真を撮ってあったので)改めて確認した訳です。
寒さもありましたが、十分に景色を堪能して展望台を降りる事にしました。ゴンドラリフトで中継地点「トロッケナー・シュテク(Trockener Steg、2939m)」に戻った辺りから、雲が下から上ってくるようになりました。直前までいた「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス」展望台も雲に隠れるようになりました。
更に、マッターホルンも隠れるようになってきました(こちら)。
天気自体は良く晴れているので、建物のガラスにマッターホルンが写っていました(こちら)。
中継地点でも名残惜しいと思いながらゴンドラリフトで下山。ここまでツェルマットの街は掲載していませんでしたが、ゴンドラからの写真を掲載しておきます(こちら)。
ツェルマットに戻ると朝は曇っていたのに、街からマッターホルンが良く見えるようになっていました(こちらに掲載)。実はマッターホルンを見るだけではリベンジとしては90%の達成と考えていたので、ツェルマットの街からマッターホルンを撮れた事で完璧なリベンジが達成できたと考えています。
2013年09月30日
スイス西部・パリ旅行(14) - マッターホルン(1)
スイス再訪の最大の目的(・・・?!)であるマッターホルン(Matterhorn、4478m)をみるというリベンジは、スイス第3日目にして達成する事ができました。こちらで素晴らしい雄姿を紹介しています。今回はその日の時系列に沿った投稿とします。
ヨーロッパ最高地点の展望台という「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(Matterhorn glacier paradise)」という展望台へのルートは、まずこちらのGoogle地図の通り、「BVZ Zermatt-Bahn」鉄道のティッシュ(Täsch)駅に行きます。駅に隣接する駐車場に車を停めて、ガソリン車では入れないツェルマット(Zermatt、1620m)駅まで電車に乗ります。
見ようとするマッターホルンに対して、前回ツアー(こちらを参照)の時にマッターホルンを見ようとした「ゴルナーグラート(Gornergrat、3130m)」展望台と「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(3883m)」展望台の位置の違いが、こちらの掲示から分かります。
「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス」展望台へのルートはこちらのGoogle地図を参照。
(地図へのポイント編集ツールが変わって、全てのマーカーやラインの表示が1つの地図上でできなくなりました。レイヤの概念を入れるなど高度な使い方ができる可能性を持っていますが、慣れていない為か使い辛くなったように感じます)
ツェルマット駅から15分ほど歩いてゴンドラリフト乗り場「Zermatt ZBAG-lz」から搭乗し「Furi」で乗り継ぎましたが、この時点ではまだ景色は霧で何も見えませんでした。しかし中継地点「トロッケナー・シュテク(Trockener Steg、2939m)」に到着する一寸前から雲の上に出てこちらのように素晴らしい景色になりました。
兎に角ここで一休み。こちらで掲載したように、単独峰のように見えるマッターホルンの写真を撮りながら低酸素状況に慣れる時間をとりました。
マッターホルンと逆のゴルナーグラート展望台のある方向も素晴らしい景色でした(こちらのパノラマ写真)。
次に「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス」展望台に向けてゴンドラリフト(こちら)に乗り込みました。
ゴンドラリフトの下には氷河(こちら)も・・・
ゴンドラリフトの到着場所は山頂の少し下にあり、トンネルを通りエレベータで山頂の展望台へ行きます。展望台の様子がこちら。
展望台からの景色については次回に・・・