2010年04月06日

「写真を絵画に」ブログへ投稿した変換絵画に対し、各種のパラメータを変えた絵画

以前に、「写真を絵画に」ブログへロマネスク・ギャラリーを追加したと投稿していますが、今回はスイス・ミュスタイアにある「ザンクト・ヨハン修道院」の変換絵画を投稿しています(こちら)。

スイス・ミュスタイア(Müstair)にあるザンクト・ヨハン修道院(旧ベネディクト会聖ヨハネ修道院、Benedictine Convent of Saint John、世界遺産)は、780年頃に建てられたと考えられているそうですから、日本では平城京が都とされた奈良時代になりますネ。



「写真を絵画に」ブログへ投稿した同じ写真から、別のソフト或いは違うパラメータで変換してみたものの内、幾つかを本記事のこちらこちらこちらこちらに掲載しておきます。


















スイス・ミュスタイア(Müstair)について調べてみると、訪問者の殆どが「ザンクト・ヨハン修道院」を見る為だという「秘境」と表現をする本もあるようですが、こんな写真を見ると一度は行ってみたくなります。





 
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2010年03月30日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-パノラマ写真編[2]

複数枚の写真から大規模な画像を作るパノラマ写真でも、Corel Painter 4の「自動ペインティング」が適用できる事を投稿しました。


その際は高さ(又は幅)が同じような写真を使いましたが、ここでは庭の幅と五重塔の高さがある為に、逆T字のように写真を配置する必要があります(空の部分を結合するのが困難)。





この場合でもCorel Painter 4の「自動ペインティング」が適用できるかを試してみました。実際に適用できた訳ですが、Photoshop形式のデータから変換できました(但し変換時間は長くなります)し、Jpegにした状態からも勿論可能。変換した画像「写真を絵画に」ブログに掲載しました。





これからはパノラマ写真を前提に撮影する時に、気持ちが楽になります・・・・



尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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2010年03月22日

ブログ「写真を絵画に」へ、提供写真から変換した"i"ギャラリーを追加しました!

ブログ「写真を絵画に」に投稿した絵画も増えてきました。今回、"i"氏から写真の提供を受け、画像変換して掲載する事にしました。提供を受けて変換した絵画はカテゴリ「"i"ギャラリー」としてまとめています。

"i"氏は自然とそこに生きる動植物を写真に撮っています。今回は日本における写真だけですが、海外でも多くの写真を撮っています。今後を期待してください・・・・

今回はこれこれこれの3枚。



尚、1枚の写真から各種パラメータ指定の変換をしていますが、ブログ「写真を絵画に」へ投稿しなかったものを本ブログで掲載します。

「長野県 湯の丸高原の朝靄とヤナギラン」  
(データ:Adobe Photoshop Elements 7、エッジポスタリゼーション)




「夏の北海道 旭岳」  
(データ:Adobe Photoshop Elements 7、ドライブラシ)





「長野県安曇村 五竜岳の夜明け」  
(データ:Adobe Photoshop Elements 7、エッジポスタリゼーション)






また、"i"氏以外の人からも提供して頂く話しをしています。これまでブログ「写真を絵画に」では「ラスベガス」が多かったのですが、私の写真も「エジプト」を開始するなど、幅広くしていきたいと思っています。


 
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2010年03月15日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-パノラマ写真編【改訂】

これまでは1枚の写真をベースとして画像変換してきました。今回はパノラマ写真として、複数枚の写真から大規模な画像を作ります。既にブログ「写真を絵画に」に投稿した変換画像(これこれ)を投稿していますが、本ブログではその作成の背景について投稿します。


横浜みなとみらい「パシフィコ横浜」展示ホール前の油絵風絵画




2行7列ほどの13枚の写真を使ってAdobe Photoshop Elements 7でパノラマ合成し、切り取りしたサイズで6847×2380ピクセルの画像を、Corel Painter Essentials 4で油絵描画指定で変換しています。但し投稿した画像は高さ768幅1600ピクセルにしています。
他のソフトでの経験から複数の写真を重ね合せ部分を十分に取る事ができたので、パノラマ化自体は全て自動でできました。この際の注意点はできるだけ画像の幅を広くする(そのつもりで写真を撮る)事。ハイビジョンの16:9よりも横長にしないと意味が無い・・・・・



横浜みなとみらい「ランドマークタワー」の油絵風絵画




8行1列の8枚の写真をAdobe Photoshop Elements 7でパノラマ合成し、切り取りしたサイズで2575×4786ピクセルの画像を、Corel Painter Essentials 4で油絵描画指定で変換しています。但し投稿した画像は幅1024高さ1600ピクセルとしています。



尚、ブログ「写真を絵画に」で使っているAdobe Photoshop Elements 7の機能「エッジのポスタリゼーション」フィルターを用いて処理をした結果はこちら





【改訂】2010年3月15日 22:35 参照サイトでの変更により、画像サイズの数値変更


 
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2010年02月28日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-河津桜編

前に投稿した記事で「河津桜」の写真を掲載していますが、これらの写真をPainter 4の「自動ペインティング」機能で変換してみます。

まず前回掲載のこの写真を油絵画風(こちら)、色鉛筆画風(こちら)、木版画風(こちら)に変換しました。

油絵画風に変換




色鉛筆画風に変換




木版画風に変換





変換した絵画イメージを(私の)素人感覚のお気に入り度で評価をしていますが、変換した画像が桜かどうか判らないほどになった場合、桜の散策を楽しみに来ているという雰囲気がでていません。xx画風のプリセットを基本に幾つかのパラメーターをいじっていますが・・・・・創作(!?)の基本が判っていない?



次はこちらの写真をベースにしています。油絵画指定の変換をした後、桜の幹と枝(と外を歩いている人)を「ソフトエッジクローンブラシ」で、部分的に写真の地をそのまま出しています(こちら)。






この写真の変換では桜の花芯を「ハードエッジクローンプラシ」で下の写真地を出しています(こちら)。




「写真風」絵画という感じがしますので、前回の荒い解像度での画像変化を期待してベース画像を約4分の1サイズにし、画像のエッジ(輪郭)にギザギザ白色を設定したのがこちら。強調する部分を出す意味から、変換結果の画像で中心とする花の付いた枝・若葉と花芯に「ハードエッジクローンプラシ」で下の写真地を出しています。






最後はこの写真をベースにして細密水彩指定で変換し、ここでも各々中心にある桜の花芯を「ハードエッジクローンプラシ」で下の写真地を出しています(こちら)。

細密水彩指定で変換





手で描いたという感じを出す事で絵画風の画像にする価値があると考えると、ベースとする写真の解像度が高い必要はなさそうです。



尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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2010年02月22日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-写真密度編

前回まではベースとなる画像として写真(原則500万画素)を利用しました。一般に画像ソフトはデジタル化されていれば、どのような対象でも扱えますので、印刷物からスキャナーで取り込んだ画像でも良い訳です。

そこでスキャナーで取り込む際の解像度によって、Painter 4で変換した画像にどのような変化があるかを確認してみました。

元になった印刷物の画像は下のイメージ図(印刷上の画像もこの程度で、4.8cm×3.6cmです)。

仮名手本忠臣蔵07_4800dpi.jpg


スキャナーでの取り込み解像度を600dpi、1200dpi、2400dpi、4800dpi(我家のスキャナーの最大解像度)でTWAIN入力、各々に油絵画指定の変換を行いました。その結果がここ(600dpi)とここ(1200dpi)とここ(2400dpi)とここ(4800dpi)。何れも最終的には1024×756ピクセルに合わせています(下のサムネイルをクリックすると拡大)。

取り込み解像度 600dpi





取り込み解像度 1200dpi





取り込み解像度 2400dpi





取り込み解像度 4800dpi






当然の事ですが、アプリケーションはドットの単位(集合)で行われているでしょうから、ピクセル数が多い画像で処理をして全体の画像を縮小すれば、ペインティング処理によりリアルな写真データと異なるようになっても、変換による影響はより少ないでしょう。ですから今回のケースでは2400dpi以上の場合はベースとする画像と近い事になります。

また、2400dpiでも4800dpiでも大きな差はありません。この事から最終的に見る画像のサイズを一定とすると、取り込む解像度もある程度の解像度を確保できれば良い事が分かります。

尤も写真をわざわざ絵画風にするのは、写真のようなリアル性を求める訳ではありませんので、荒い解像度であるが故に、面白い画像になる可能性もあります・・・・・・



この画像についてもPainter 4の木彫画効果で輪郭線を抽出して(空及び道の一部の黒点などを消しています)、タブレットを使って色塗りをしたのがこちら。具体的な画像では示しませんが、木彫画効果で輪郭線を抽出する場合にも、解像度による違いが出てきますので、このケースでは意識して解像度600dpiによる画像を利用しています。





これまでと同じで更に油絵描画指定で変換したのがこちら(メリットは無いようです・・・・・)。






尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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2010年02月17日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-透明度活用編

前々回前回はタブレットを使って色付けで少し手書きを加えました。今回は自動ペインティングでも若干の色調変更ができる事を試します。

ベースとする写真は前回と同じ写真(写真を油絵描画したこちらを参照)を使います。紅葉の時期に立山・室堂(一部雪が積もっていました。こちらの投稿を参照)で撮りました。



レイヤーを使って、線画用と色付け用を別々にコントロールします。

まず、色付けする為の線画(輪郭線描画)を鉛筆画で1つのレイヤーとして作ります。それがこちら(これだけでも一つの世界を作っていますネ)。





参考までに、この線画の上に直接(同じレイヤー上で)水彩描画指定して変換したのがこちら。線画の黒い部分が強く残ります。






さて、別に色付け用レイヤーでソース画像を各種変換して透明度を調整するのですが、水彩画指定をした変換結果はこちら。この時点では水彩画レイヤーの透明度は100%ですので、水彩画指定による変換結果が強く出ています。





この水彩画レイヤーの透明度を50%としたのがこちら。線画の輪郭線と水彩画の色彩が出ています。





尚、2つのレイヤーの順番を変えても画像のイメージが変わります。



尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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2010年02月16日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-手書き色付け編(2)

前回はタブレットを使って色付けで少し手書きを加えました。今回もタブレットを使った色付けに挑戦します。色付け(但し、現実にはなぞるだけで写真の色が出てきます。実質的に筆圧による濃淡のみ)にも少し慣れてきましたが、薄い色部分への筆圧タッチに慣れてきたというのが本音。


ベースとする写真は紅葉の時期に立山・室堂(一部雪が積もっていました。こちらの投稿を参照)で撮ったものですが、以前とは違った写真を使います。これまでと同じでベース写真を単純に油絵描画指定で変換したのがこちら





前回と同じ手順で黒の輪郭線を「効果」→「表面処理」→「木彫画」(今回は、プリセット5)指定で変換しました。前回と同じプリセット3にしなかったのは、空と池の水面の一部が線として出てこなかった為。全くの白い部分に色付けをするというのは初心者には難しいようです。

もう一つ工夫したのは精々緑の低木の部分。のっぺりとしている様で、盛り上がりもあるというのを、小さい円弧で書いた所でしょうか。それがこれ






更に色塗りにムラがあるので、自動ペインティング(油絵の設定。但し、ブラシは乗算ブラシ系の「ぼかし水彩」を利用)で処理したのがこちら






尚、参考までに写真を単純に色鉛筆描画指定をしたのがこちら






尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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2010年02月13日

写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-手書き色付け編

前回までは(若干の修正を除き)「自動ペインティング」だけを使ってきました。今回からは少しづつ手書きを加えていこうと思います。いよいよタブレットの登場になります!

と言っても初心者としては少しづつ進めたいので、まず色付け程度(よりもっと初歩的?!)から・・・・

ベースとする写真は東京・上野の不忍池で撮ったハスです。





まず単純にベースとする写真を油絵描画指定で変換したのがこちら






さて、手書きの色付けをする前に「効果」→「表面処理」→「木彫画」(プリセット3)指定で変換すると、黒の輪郭線が描かれます。「フォトペイントモード」にした上で自動ペインティングの「オイルペインティング」を選択すると、右上のプレビューウインドウにカラー表示が出ます。ブラシ「筆圧サイズ鉛筆」を選んで(これでなくても良いようですが・・・)パレット上のモノクロ画に色付けをします。自動ペインティングの「開始」はクリックしません!

ただ、筆圧を加えれば下の写真の色が自動的に出てきて、筆圧の加減で色の濃さが変わってきます。重ね書き(なぞる)でも濃くなっていきます。こうしてできた作品(?)がこれ





慣れていないので色付けにムラがあると思ったので、更に(今度は本当に!)自動ペインティングで油絵描画指定で変換したのがこちら






参考までに手書きの場合と同様に、写真から木彫指定で黒の輪郭線描画までして、(手書きの色付けをするのではなく)直ちに水彩指定で変換したのがこちら





手書き色付けと同じ油絵描画に変換方式を合わせようとしましたが、油絵のブラシ指定では色の上書きとなってしまう為、自動ペインティング(油絵描画指定)のカスタマイズ指定で「ぼかし水彩」のブラシ指定をして処理したのがこちら





合算レイヤーがCorel Painter 4にはないとの事ですが、合算のできるブラシとして「ぼかし水彩」などがあります。合算レイヤーを作るのに裏技があるようですが、現時点では良く理解できていないので使っていません。

ここで自動ペインティングによる彩色のムラは、あえて処理をしていません。



尚、今まで及び今後追加するイラストは、ここのアルバムで見る事ができます。


 
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写真から芸術的な(?)画像を自動で作ってくれるCorel Painter 4の「自動ペインティング」-ぼかしと鮮明化編

前回は画像で注視してほしい部分を鮮明にしようというテーマでした。今回は「ぼかす」所と鮮明にする所を分ける事によって、画像で注視してほしい部分をより明確にしようというテーマを試みます。


まず「ぼかす」という処理としては、前回もしている印象派風にするなども「ぼかす」処理ともいえます。

奥飛騨で撮ったミズバショウ(水芭蕉)の写真を使ってみます。まず前回と同じく全体を水彩描画したり色鉛筆描画した後、不透明度を調整したレイヤを被せ、「ハードエッジクローンブラシ」などでベース写真のミズバショウ部分を鮮明にします。ただ今回は水彩描画したり色鉛筆描画するに当り、円形のエッジを付けて更に中心部にあるミズバショウへの注目度を挙げようとしています。


水彩描画した場合はこちら、色鉛筆描画した場合はこちら

水彩描画した「ぼかし」




色鉛筆描画した「ぼかし」





更に擬似的にソフトフォーカスする事で「ぼかし」を試みます。先にソフトフォーカス処理をした後ミズバショウだけ鮮明化(ベース写真の露出)し、油絵描画処理をしたのがこちら




同じ方法で水彩描画したのがこちら





一つの方向にポイントを集中するのではなく、全体の中で注視して欲しいポイントを鮮明化する方法も良いようですし、2つの写真を結合した後の境界の処理を上手く納める為にも使えそうです(専門家であればもっと良いコメントが言えるのでしょうが・・・・・・)。そんな1枚がこれ






尚、今後追加するイラストも含め、ここのアルバムで見る事ができます。


 
posted by 鎌倉太郎 at 00:10| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-Corel Painter 4 | 更新情報をチェックする