こちらのNASAの記事によると、「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の打上げプロセスで、月へ向かう軌道に投入する為の噴射(Interim cryogenic propulsion stage、ICPS)が18分間行われ、(今回は無人の)宇宙船を分離しました(計画の全体イメージアニメーションの3分25秒の映像状態)。
2022年11月16日
「アルテミス1号」の打上げに成功【改訂】
NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」が、11月16日 1:47 a.m. EST(日本時間16日15時47分)打上げに成功しました。以前に紹介した計画の全体イメージアニメーションで言うと、オリオン宇宙船が分離されソーラーパネルが展開し終わった段階です(アニメーションの2分55秒の映像状態)。
次は月へ向かう軌道に投入する為の噴射です。
【改訂】 2022年11月」16日 17:45 追記
「アルテミス1号」の打上げへ【改訂】
NASAが「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の打上げを、日本時間16日15時04分以降の2時間枠で実施しようとしています。液体水素と液体酸素の充填中に、発射台内の水素バルブに小さな漏れがあった為、液体水素をコアステージに流すのを一時停止し、作業員により対応しましたが完了したようです。
予定していた30分の待機時間を延長し、新たな打ち上げ時刻を設定するようです。レーダーサイトからの信号が失われていましたが解決し、現在、ロケットと宇宙船の通信と追跡を確実にする為に必要な試験を実施しているとしています。
【改訂】 2022年11月16日」15:10 追記
2022年11月13日
「アルテミス1号」の打上げを11月16日で準備
NASAのこちらの記事によると、「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の打上げ再トライを、11月16日 1:04 a.m. EST(日本時間16日15時04分)で準備をしています。
実は14日の打上げで準備をしていましたが、「Hurricane Nicole」のフロリダ半島通過を待つ為延期していました。通過中も発射台に設置された状態でしたが、リモートでの監視や通過後の物理的なチェックでは重大な問題は無いようです。緩みや所定の位置から外れていた等は変更しています。
11日から電源投入などを行い、システム健全性の確認作業を行った上で、ソフトウェア及びハードウェア関連の最終テストを実施するとしています。
2022年10月01日
「アルテミス1号」の打上げを11月12日から11月27日の期間に設定
「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」をスペースシャトル組立棟に戻す事になったハリケーン「Hurricane Ian」は、米国自体に未だ影響を及ぼしているようですが(こちらを参照)、NASAが「アルテミス1号」の状況を確認・スケジュール検討ができるようになったようです。
5PM EDT Sep 30 Key Messages for #Ian:
— National Hurricane Center (@NHC_Atlantic) September 30, 2022
Dangerous storm surge continues along the coast of the Carolinas this evening. Tropical-storm-force winds are expected along the coast of South Carolina and SE North Carolina through early Sat. For more: https://t.co/tW4KeFW0gB pic.twitter.com/rikPRboJBL
NASAは施設やロケットなどの状況確認を実施し、一部浸水などがあった模様ですが全体的に良好との事で、次の打上げスケジュールとして11月12日から11月27日の期間を設定しました。
2022年09月28日
「アルテミス1号」がスペースシャトル組立棟に戻った
NASAのこちらの記事によると、「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」がスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building)に戻りました。
上掲写真で右に移動発射台と「アルテミス1号」が見えます。
2022年09月27日
NASAは「アルテミス1号」をスペースシャトル組立棟に戻すと決定
NASAは「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」をスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building)に戻すと決定しました。作業開始は2022年09月26日 23:00(日本時間27日12:00)を目標としています。
2022年09月25日
「アルテミス1号」の9月27日打上げを見送り
「Tropical Storm Ian」がフロリダ半島に接近する予報があり、NASAは「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の9月27日(現地時間)打上げを見送り、スペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building)に戻す準備を始めました。組立て棟に戻す最終決定は未だです。
2022年09月24日
「アルテミス1号」の打上げに向けて準備中も、ハリケーン"Fiona"の影響をウオッチ
2022年09月22日
「アルテミス1号」でインターフェース部分の交換の結果、21日に極低温実証試験で修復を確認
NASAが「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の現地時間 9月3日(日本時間: 9月4日)に設定された打上げを停止した件で、NASAは移動発射台の液体水素燃料供給ラインとスペース・ローンチ・システム(Space Launch System)をつなぐインターフェース部分の交換作業を行いましたが、現地時間21日に正常な充填ができるかの極低温実証試験を行い修復の確認をしました。
今後はこの試験のデータを評価し、天候やその他の要因を含めて、次の打上げスケジュールの検討をしますが、その間はロケットは現状のまま保たれます。