2022年12月15日

ispaceの月着陸機「HAKUTO-R ミッション1」が打上げられ、本体の正常な動作を確認


日本の企業ispaceの月着陸機(ランダー)「HAKUTO-R ミッション1」が12月11日の打上げ・分離・通信確立に成功しました。



その後軌道上で、ランダーの姿勢の安定確認、安定した電源供給を確立し、ランダーの基幹システムの確認をしてきました。こちらの ispace News によると、初回の軌道制御マヌーバを実施し、ランダーを予定軌道へ投入すると共に、主推進系、誘導制御系の動作の確認を完了したとの事です。

運用のマイルストーンとしてこちらの10段階を設定していますが、第四段階まで順調に航行している事になります。



ランダーはこちらの航行軌道をとります。次の軌道制御マヌーバ、月周回投入マヌーバ等を行って2023年4月末の月面着陸を目指します。



ランダーに搭載したペイロードはこちらを参照。




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2022年12月12日

「アルテミス1号」宇宙船が無事に着水


こちらのNASAの記事によると、「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」宇宙船が無事に着水しました。



今後宇宙船の回収・移送の上で、カプセルとその熱シールドをテストと分析をする予定との事。着水時の様子がこちら。




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2022年12月09日

「アルテミス1号」宇宙船は地球に向けて順調に帰還中


NASAのこちらの記事によると、「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」宇宙船の12月11日地球帰還に向けて、"・・・ fully successful mission with some bonus objectives that we’ve achieved along the way(途中で達成した幾つかのボーナス目標もあり完全に成功したミッション)"と言わしめるほど順調に運用されています。更にソーラーパネルに設置したカメラを使って、クルーモジュールの熱保護システムなどを最終点検する予定です。


宇宙船から撮った、離れていく月


尚、着水地点は天候などによりメキシコ沖太平洋上のグアダルーペ島(Guadalupe Island)付近に決まりました。



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2022年12月07日

「アルテミス1号」宇宙船が「帰還動力フライバイ燃焼」を実施し、12月11日に地球帰還へ【再改訂】


NASAのこちらの記事によると、12月5日に「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」宇宙船が「帰還動力フライバイ燃焼(Return powered flyby burn)」を実施し、12月11日の地球帰還の軌道へ乗せる事に成功しました。





「帰還動力フライバイ燃焼」を実施した日に撮った月面:



ソーラーパネルの近くに見えるのがクレータ「ケプラー(Kepler)」です。



【改訂】 2024年01月25日 04:05 画像所差替え
              2022年12月07日 05:55 ツイートの追加



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2022年12月04日

「アルテミス1号」の月軌道を離脱する為、第一歩となる噴射に成功


こちらのNASAの記事によると、「遠距離逆行軌道(Distant retrograde orbit、DRO)」と呼ぶ「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」宇宙船が月軌道を離脱する為、第一歩となる噴射(Departure burn)を実施・成功、微調整の噴射にも成功しました。次に5日頃に(別記事で6日とする記述あり)月面の上空79.2マイルを飛行し、帰還動力フライバイ燃焼(Return powered flyby burn)を行って宇宙船を地球へ向かうコースに乗せる事になります。


ソーラーパネルに取り付けたカメラが、飛行17日目に撮った月の画像影


極端な言い方をすると「アルテミス1号(Artemis 1)」の目的は、「遠距離逆行軌道」の運用確認と言っても良いかも知れません。こちらのNASAの記事によれば、

DROは、地球から遠く離れた環境で深宇宙での長期滞在に必要な燃料がほとんど必要としない、非常に安定した軌道を提供します。  (中略)  DROは、地球と月という2つの大きな質量の引力の間でバランスを取りながら、物体が静止しやすい惑星-月系の2点と相互作用する為、非常に安定しており、宇宙船は月の周りを移動しながら燃料消費を抑え、所定の位置に留まる事ができるのです。




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2022年11月30日

「アルテミス1号」で宇宙船が撮った月の裏側から"地球食"


こちらは、NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」ミッションで、宇宙船が月から遠い逆行軌道上から"地球食"を撮りました。




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2022年11月23日

「アルテミス1号」で宇宙船が撮った月の裏側から"地球の入り"


こちらは、NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」ミッションの6日目に、宇宙船が撮った月の裏側から"地球の入り(Earthset)"です。


by @NASA


宇宙船のソーラーパネルの先端に取り付けられたカメラで撮影しました。この前後の映像(動画)はこちらで見る事ができます。



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2022年11月19日

「アルテミス1号」で宇宙船が月に向かう捉えた地球の白黒写真


こちらは、NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」ミッションの宇宙船が、月に向かう2日目に光学ナビゲーションカメラを使用して捉えた地球 🌏 の白黒写真:




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2022年11月17日

「アルテミス1号」で宇宙船が捉えた地球【改訂】


NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の宇宙船が月に向かう中で捉えた地球 🌏 の映像:






【改訂】 2022年11月17日 03:00 画像の追加



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2022年11月16日

「アルテミス1号」について、打上げ時の映像、宇宙船のソーラーパネルに設置したカメラ、相乗りする日本のキューブサット


NASAの「アルテミス1号(Artemis 1、Artemis I、Exploration Mission-1)」の打上げプロセスで、宇宙船が月へ向かう軌道に乗った事で忙しさが無くなったので・・・、先ず打上げ時の映像:



宇宙船の本体やソーラーパネルにはカメラを設置しています(こちらを参照)。



機器の状況を記録するのが第一目的ですが、感動的な映像も見せてくれると思います。実際にチラッと見せてくれたのがこちら

Artemis I Cameras to Offer New Views of Orion_s.jpg


「アルテミス1号」に相乗りする10機のキューブサットの内、2つが日本からのもの(「OMOTENASHI」と「EQUULEUS」)です。これらにも注目です。



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