2014年01月13日
民間人向け宇宙小旅行の搭乗宇宙船「スペースシップツー」が3回目のロケット推進試験飛行
こちらのプレスリリースによると、民間人向け宇宙小旅行の搭乗宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」がロケット推進により3回目の飛行試験を実施しました。
母船「ホワイトナイトツー(WhiteKnightTwo)」によって高度46,000フィート(約14.0㎞)まで運ばれた後、ロケットを点火し約20秒間の燃焼でこれまでの最高度71,000フィート(約21.6km)にまで到達した。
今回の飛行では姿勢制御システム(Reaction Control System)と尾翼になされた新しい熱保護コーティングも試験しました。
その際の映像がこちら。
尚、1回目は2013年04月でした(こちらを参照)が、第2回目は2013年09月に行われています(こちら)。
2013年10月23日
2013年09月11日
民間人向け宇宙小旅行の搭乗機スペースシップツー」が、ロケットエンジンを使った2度目の超音速試験飛行に成功
Virgin Galactic社のニュースリリースによると、民間人向け宇宙小旅行の搭乗機「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」が、ロケットエンジンを使った2度目の超音速試験飛行に成功しました。その際の帰還は「フェザーリング(feathering)」を用いています。
- VIRGIN GALACTIC FLEXES SPACESHIPTWO’S UNIQUE FEATHER MECHANISM IN SECOND SUPERSONIC FLIGHT【2013/09/05】
その際の映像がこちら。
Virgin Galactic's Second Rocket Powered Test Flight
本格運用に更に近づきました。
2013年08月20日
垂直離着陸する「グラスホッパー(Grasshopper)」Falcon 9ロケットで横移動テストを実施
米国・スペース X社のニュース記事によると、「グラスホッパー(Grasshopper)」という垂直離着陸するFalcon 9ロケットの実験で、250mの高度に達するともに100m横に移動して、再び元の位置に戻るテスト飛行を行いました。その時の映像がこちら。
- Grasshopper 100m Lateral Divert Test | SpaceX【2013/08/14】
垂直離着陸するテスト飛行についてはこちらで紹介していますが、いよいよ実用的なテスト内容になってきました。
2013年07月11日
垂直離着陸するロケットの実験映像
米国・スペースX社が「グラスホッパー(Grasshopper)」という垂直離着陸するロケットの実験を進めています。
上昇する高度を徐々に高めている段階ですが、325mまで上昇した実験の映像がこちら。
Grasshopper 325m Test | Single Camera (Hexacopter)
SF映画に出てくるシーンのようで、本物の映像かを疑いたくなります。但し、打ち上げロケットが垂直に上昇してそのまま宇宙空間まで行き、帰還もそのまま垂直着陸をする方式は構想に無いようです。
こちらの映像のように、使い捨て部分を再利用の為に回収する方式として採用しようとしているようです。
Reusable Falcon 9
2013年04月30日
宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」がロケット推進による飛行試験に成功
こちらのプレスリリースによると、宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」がロケット推進により飛行試験が成功しました。
飛行の様子を示すYouTubeの動画はこちら。
PF01 BRoll Footage
2013年04月01日
日本の宇宙開発関連ニュース第190号が、JAXAから配信
SPACE@NAVI-Kibo Weekly NEWS 第190号が4月1日に動画で発行されました。
- 「きぼう」ロボットアーム/子アームの地上運用デモンストレーションの様子
- 星出彰彦宇宙飛行士からのメッセージ
本ブログでの関連ページ:
ラベル:日本実験棟「きぼう」
2011年12月14日
ポール・アレン氏の巨大な航空機とロケットの組合せによる宇宙への物資運搬システム会社の情報まとめ
マイクロソフト社の共同創業者のポール・アレン氏が、巨大な航空機とロケットの組合せによる宇宙への物資運搬システムのサービス会社ストラトローンチ・システムズ(Stratolaunch Systems)を設立しました。
- 巨大輸送機からロケット打ち上げ、ポール・アレン氏が新プロジェクト【2011/12/14】
関連情報をこちらのNAVERまとめに投稿しました。
2011年10月18日
民間人向け宇宙小旅行の搭乗機「スペースシップツー」の発着宇宙空港が完成
Virgin Galactic社のニュースリリースによると、民間人向け宇宙小旅行の搭乗機「スペースシップツー」が発着する宇宙空港が完成しました。
- Sir Richard Branson and New Mexico Governor Susana Martinez dedicate the ‘Virgin Galactic Gateway to Space'【2011/10/17】
こちらで紹介している通り、去年には滑走路が完成していました。今回はターミナルとなる建物(格納庫機能を含む)が完成しました。
- 民用の宇宙空港スペースポート・アメリカの滑走路が完成、2011年開港に向けた着実な歩み【2010年11月04日】
完成式の様子をこちらに集めましたので見てください。
旅行代金は一般庶民の旅行予算と桁違いですが、昔は海外旅行が夢であった事を思えば、その内に宇宙へ行ける可能性がでてきた事を喜びたい・・・・
2011年10月10日
米国・スペースX社が完全再利用型のファルコン9のコンセプトを発表
米国・スペースX社(Space Exploration Technologies Corporation)は、国際宇宙ステーション(ISS)に人や荷物を運搬する手段として、ファルコン9(Falcon 9)ロケットと「ドラゴン(Dragon)宇宙船」を開発しています。
実際に2010年12月には無人のドラゴン宇宙船を乗せたファルコン9ロケットが打上げに成功、ドラゴン宇宙船は地球を2周して大気圏に再突入し、パラシュートで海面に着水・成功しています
未だ実際の運用まで至りませんが、民間企業による輸送サービスを誘導するNASAの商業軌道輸送サービス(Commercial Orbital Transportation Services, COTS)計画の一翼を担っています。
最近、スペースX社は、更に打上げコストの低減を目指して、完全再利用型のファルコン9のコンセプトを発表しました(こちらを参照)。打ち上げロケット(第1段、第2段)から帰還用の有人宇宙船「ドラゴン」カプセルまで、アニメーションによると全て逆噴射回収できる設計となっています。
SpaceX plans to return rocket to launch site