2019年02月25日

民間人向け宇宙船「スペースシップツー」の第2号機「VSS Unity」が2度目の宇宙空間に到達して帰還


こちらヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)社の記事によると、民間人向け宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」の第2号機「VSS Unity」が、2回目の宇宙空間へ飛行テストを行い、55.87マイル(89.9km)に到達し無事滑空にて着陸しましたその様子を示す動画がこちら



こちらのツイートも参照。



今回はパイロット2名の他に、ヴァージン・ギャラクティック社のインストラクターも同乗して、一般旅行者用の客室評価もしました。



ヴァージン・ギャラクティック社は、米空軍が採用している高度50マイル(約80㎞)を宇宙空間としていますが、国際的には100㎞を越えた場合を云っている事が多い。こちらで紹介しているブルーオリジン・ニューシェパード(Blue Origin New Shepard)ロケットは100㎞に達しており、ブルーオリジン(Blue Origin)社は皮肉を込めて批判しています。民間宇宙旅行競争において一番乗り争いは宣伝合戦の上でも競っています・・・

尤も、今の時点で費用の目途がたっていない私から皮肉を云わせてもらうと、スペースX社は粛々と月旅行・火星旅行を公言しています・・・



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2019年01月28日

ブルーオリジン社の再使用型「ニューシェパード」ロケットが打ち上げ・回収に成功


こちらのツイート及びInstagramによると、ブルーオリジン(Blue Origin)社は再使用型の「ニューシェパード(New Shepard)」ロケットを打ち上げ、ブースター及びカプセルの回収に成功しました。





打ち上げから回収までの映像が(少し長いですが)こちらにあります。



今回のカプセルは無人ですが、NASAの研究資材を搭載して高度107㎞(350,775 ft)に到達していました。



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2018年12月14日

民間人向け宇宙船「スペースシップツー」の第2号機「VSS Unity」が宇宙空間に到達して帰還


ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)社のツイートによると、民間人向け宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」の第2号機「VSS Unity」が4回目のロケット上昇に成功し、51.4マイル(82.7km)に到達し(こちら)無事滑空にて着陸しました(こちらこちら)。





ヴァージン・ギャラクティック社はこれまで「宇宙空間は高度100㎞から」としていましたが、米空軍が採用している高度50マイル(約80㎞)に変えたようです・・・



posted by 鎌倉太郎 at 13:29| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-民間宇宙旅行 | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

民間人向け宇宙船「スペースシップツー」の第2号機「VSS Unity」が高度52kmまでロケット上昇


ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)社のこちらのニュースリリースによると、民間人向け宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」の第2号機「VSS Unity」が3回目のロケット上昇で高度170,800 feet(約52㎞)に達し、無事滑空試験を行って着陸しました(こちらこちら)。



目標110㎞の半分ですが、1号機の事故以来、慎重に機体の確認を進めているようです。



「The feathering system」はうまく機能したようです(こちら)。




こちらは2回目の映像ですが、参考まで。




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2018年07月20日

ニューシェパード(New Shepard)ロケットで非常時対応の試験に成功


ブルーオリジン(Blue Origin)社の公式ツイートによると、こちらで紹介しているニューシェパード(New Shepard)ロケットの「ミッション9」で、乗員カプセル(宇宙船)が装備するエンジン点火をほぼ真空状態の上空で行い、乗員の非常脱出を可能とする試験に成功しました。


打上げからブースター回収・カプセル着陸までの(少し長い)映像がこちら


上空100kmでの宇宙遊泳が数分間楽しめるという宇宙観光プランの価格は、20万〜30万ドル(約2250万〜3380万円)で販売される予定と最近報じられていました。



posted by 鎌倉太郎 at 06:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-民間宇宙旅行 | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

民間人向け宇宙船「スペースシップツー」の第2号機「VSS Unity」が初のロケット上昇に成功


ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)社のこちらのニュースリリースによると、民間人向け宇宙船「スペースシップツー(SpaceShipTwo)」の第2号機「VSS Unity」が初のロケット上昇に成功し、無事滑空試験を行って着陸しました(こちら)。




ホワイトナイトツー(Scaled Composites White Knight Two)」によって、シエラネバダ山脈(Sierra Nevada Mountains)の上空 約14,000m(46,500ft)まで運ばれた後に分離し、30秒間のロケット噴射をして25,685m(84,271ft)に達しました。その間、最大マッハ1.87になりました。

目標は100㎞に到達して宇宙遊泳できるサービスですが、新ロケットエンジンでの最初の打上げで成功した意義は大きい。今後飛行試験を重ねて、年内に最初の宇宙遊泳をヴァージン・ギャラクティック社の創業者であるリチャード・ブランソン(Richard Branson)が行う計画になっています。


 
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2017年12月15日

弾道飛行で宇宙観光ができる「ブルーオリジン・ニューシェパード」で、新カプセルからの打上げ映像を公開


ブルーオリジン(Blue Origin)社は、弾道飛行で宇宙観光ができる「ブルーオリジン・ニューシェパード(Blue Origin New Shepard)」を開発していますが、今回人が搭乗する新しいカプセル(Crew Capsule 2.0)での実験に成功し、その映像を公開しました(こちら)。



新しいカプセルの特徴は、こちらで投稿したデザインの様に、広い視野を確保する大きい窓です。そこでカプセル内部からの映像も公開しています(こちら)。
 ・ブルーオリジン社が「ニューシェパード」の宇宙船カプセル内デザインを公開【2017年04月02日】


状況の音と景色から判断すると、宇宙遊泳できるのは約3分ぐらいでしょうか。

ロケット本体と切り離されたカプセルは、落下傘で着地する訳ですが、その衝撃がかなり大きそうなのが心配。打ち上げ時の非常脱出用のロケット噴射機能がありそうなので、成功した時は残っており着地寸前で使う事ができないものなのか・・・


 
posted by 鎌倉太郎 at 22:16| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-民間宇宙旅行 | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

ブルーオリジン社が「ニューシェパード」の宇宙船カプセル内デザインを公開


ブルーオリジン(Blue Origin)社は、弾道飛行で宇宙観光ができる「ブルーオリジン・ニューシェパード(Blue Origin New Shepard)」で人が搭乗する宇宙船カプセルの内部デザインを公開しました(こちら)。




ニューシェパードの大きい窓も強調しています(こちらこちら)。





数分間のカプセル内での宇宙遊泳ですが、(旅行費用を気にする必要がなければ・・・)素晴らしい地球の姿を堪能できるでしょう。


 
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2017年03月05日

スペースX社が2018年第4四半期に2人の一般人の月旅行を実現する予定と発表


スペースX社(SpaceX)のニュースリリースによると、2018年第4四半期に2人の一般人に対する月への宇宙旅行を実現する予定と発表しました。2人は既に決まっていて、旅行費用の入金もなされていて、月を一周して一週間程で帰還する事になります。



搭乗する宇宙船は「ドラゴンV2(Dragon 2、Dragon Version 2)」で、打上げにはファルコンヘビー・ロケット(Falcon Heavy rocket)を使います。


ドラゴンV2は既にISSへ物資を運んでいる宇宙船の有人バージョンとして開発していて、1回の無人での打ち上げと、1回のISSへ宇宙飛行士を運ぶミッションに成功してからとなります。

ファルコンヘビー・ロケットも開発中ですが、基本的にファルコン9(Falcon 9)ロケットの1段目をブースターとして使う形なので、ロケットエンジンとしては実績がある事になります。

また旅行者2人は今年中に各種健康判断や訓練を今年中に開始する予定です。

尤も米国での航空局とかNASAの承認が必要になるでしょう。



何れにしてもリスクはありますが、お金があってリスクを承知であれば、宇宙旅行が可能であるという目途がついた事になります。


 
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2017年01月27日

ボーイング社の将来の有人宇宙船に対応した宇宙服を公開


ボーイング(Boeing)社のニュースリリースによると、開発中の有人宇宙船「CST-100 スターライナー(Starliner spacecraft)」などで着用する宇宙服を公開しました(こちら)。




ボーイング・ブルー(Boeing Blue)といった企業カラーを使っていて、現在のソユーズでISSと行き来する時の宇宙服(こちら)と比べて、大分すっきりしたデザインだと思います。




ボーイング社は国際宇宙ステーション (ISS)やビゲロー・エアロスペース社(Bigelow Aerospace)の商業用宇宙ステーションへ乗員を輸送する事を事業化しようとしています。


 
posted by 鎌倉太郎 at 13:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-民間宇宙旅行 | 更新情報をチェックする