オランジュリー美術館(仏 : Musée de l'Orangerie)はフランスのパリにある印象派とポスト印象派の美術館です。もともとは、コンコルド広場の隣でテュイルリー公園内にセーヌ川に面して建っているテュイルリー宮殿のオレンジ温室だったのですが、1927年、モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備され、1965年からはフランスに寄贈されたジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム(Jean Walter et Paul Guillaume)コレクションの散逸を防ぐために保護に当たっています。
1999年8月から改装のため永らく休館が続いていましたが、2006年5月再オープンしました。
参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
早速コレクションを見てみましょう。(下の図をクリック)
1.トップページの右下「La Collection Jean Walter et Paul Guillaume」の下にある「Le catalogue」をクリック、収蔵している作者名が表示されます。
Renoir Cézanne Monet Picasso ・・・・
各々の作者名をクリックしてください。作者名は以下の通り。
①ピエール=オーギュスト・ルノワール (Pierre-Auguste Renoir、1841年 - 1919年)
フランスの印象派の画家。後期から作風に変化が現れ始めたので稀に後期印象派の画家とされる事もあります。
②ポール・セザンヌ (Paul Cézanne、1839年 - 1906年)
後期印象派の時期に活躍したフランスの画家、「近代絵画の父」として知られます。
③クロード・モネ(Claude Monet, 1840年 - 1926年)
印象派を代表するフランスの画家。「光の画家」の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり追求しました。
④パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 1881年 - 1973年)
スペインに生まれ、フランスで制作活動をした画家・彫刻家。キュビスムの創始者であり、20世紀以降で最も有名な芸術家である。生涯におよそ13,500点の油絵と素描、100,000点の版画、34,000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な画家であるとギネスブックに記されている。
2.次の

をクリックすると、作品のサムネイル一覧となります。
3.作品のサムネイルをクリックすると、作品の画像が出ますが、更に画像をクリックすると拡大画像になります。
オランジュリー美術館では、美術館の2部屋を占めるモネの『睡蓮(Nymphéas)』の大壁画が有名です。この『睡蓮』の展示にあたっては(1)『睡蓮』の部屋には他の作品を展示しない、(2)作品と観客との間に仕切りやガラスなどを設置しない、などモネ自身によって厳しい条件が付けられています。
トップページの下にある、或いは左メニューの「Les Nymphéas」をクリック。
1.展示室の図をクリックすると、展示室の写真になりますので、その写真をクリックして左右に若干動かすと展示室の360度回転ビューになります。肝心の『睡蓮』の展示室は、「Salle 1」「Salle 2」をクリックして、同様に見る事ができます。

2.正面から見たい場合は、左メニューにある「L'ensemble de l'Orangerie」をクリック、大壁画の各面毎のサムネイル一覧になりますので、更にそれらの一つをクリック。次の

をクリックすると、部分拡大表示となります。
3.次に、別の壁画面に移るには、下の展示室の壁画面を選択クリックしても移動できます。

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