2013年11月24日
新しいGoogle地図を使ってみる - ルート検索結果の印刷
旅行先で自動車の運転をする時、どうしても紙の地図を持参・参考にする事が多くなります。主要道路だけであれば市販の地図で良いのですが、観光地に入ったら細かい地図が必要になり、各国で発行している詳細地図を購入するのは手間が掛かります。予定・想定したルートについてGoogle地図(あるいはBing地図)で検索し、地図として印刷したものは大変便利に使えます。
Bing地図検索でルートを探索し(こちらを参照)、印刷機能を使ってpdfファイル形式に出力したのがこちら。印刷前のプレビュー画面はpdfファイルと同じです。
一方、プレビュー版「新しいGoogle地図」でルートを探索し「全区間を表示」とした所がこちら。
印刷機能でpdfファイル形式に出力したのがこちら。
現行のGoogle地図におけるルート探索結果の印刷は不十分ですが、新しいGoogle地図では非常に使い易くなっています。
2013年11月18日
イタリアの古都・ベニスのストリートビューが公開に
Google Maps公式ブログによると、イタリアの古都・ベニスのストリートビューを公開しました。「ストリートビュー トレッカー 」と共にゴンドラに乗り、水路のビューにも進出・・・!
- Street View floats into Venice【2013/11/14】
こちらからアクセスして、必要によりペグマン(Pegman)をストリートビュー対応のブルーラインに置いてください。
新しいGoogle地図を使ってみる - 傾斜角度からのビュー
WebGLを使ったGoogle地図のUIは、(中途半端に終わった・・・)こちらの投稿で採り上げました。今回は傾斜角度からのビューについてです。
- Google地図の新しいUIを使ってみた(1) - 航空写真モードでの表示【2013年07月20日】
ここではブラウザとしてChromeを使います。
プレビュー版「新しいGoogleマップ」で左下の「Earth」をクリックして衛星・航空写真にし(こちらを参照)、ビューを傾斜するアイコンを1度クリックした所がこちら。
もう一度クリックした所がこちら。
これらは衛星写真に角度を変える画像処理をしただけのようにみえます。
現行バージョンは、航空写真による45度傾斜角度からのビュー(こちらを参照)、ズーム高度によりビュー方式を自動で変更する処理や、Earthモードで構造物の3Dレイヤを重ねるなど(こちらを参照)、或る意味で完成度の高いサービスを公開していますが、「新しいGoogle地図」では未だ実現できていません。
一方、Google Earthではこちらの様に画像処理によって立体認識を試みていますから、この技術がGoogle地図に持ち込まれる可能性があります。何れにしても3D表示への挑戦がどのようにデザインされるかが楽しみです。
- 「Google Earth 7」を公開、画像処理によって立体認識をして3D建物イメージを構成【2012年11月03日】
2013年11月15日
新しいGoogle地図を使ってみる - 道路情報の表示【改訂】
Google地図公式ブログによると、プレビュー版「新しいGoogleマップ」で道路情報を表示する様になりました。
- From where you are to where you want to go【2013/11/06】
実際に東京駅から国会議事堂へのルート検索をすると、こちらの様に道路の両側に細い線が引かれているのが分かります。
検索ボックスの下にある凡例のように、道路の左右別の道路状況を示しています。
検索ボックスの下にある「関連ツール」で「交通状況」をクリックしても表示できます(こちらを参照)。
更に「通常の交通状況」を選択すると曜日と時間を指定した状況を標示します(こちらを参照)。
これはグーグル社が買収したイスラエルのWazeの道路情報も使っています(日本での有効性については分かりません)。スマホでは既に実現していたものですが、PC上でも利用できるようになりました。
【改訂】 2013年11月18日 15:00 「通常の交通状況」記述追加
2013年11月14日
新しいGoogle地図を使ってみる - ペグマンを使ったストリートビュー
Google地図公式ブログによると、プレビュー版「新しいGoogleマップ」のストリートビューで「ペグマン(Pegman)」が使えるようになりました。
- From where you are to where you want to go【2013/11/06】
現行バージョンは「ペグマン」は左上にいますが(こちらを参照)、「新しいGoogleマップ」はこちらの様に右下です。
「ペグマン」をドラッグした時のストリートビュー対象のブルー線が細くなるなど、デザインが変わりました(新旧を比べると、一部の商業施設の構内図を示すインドア・マップのレイヤが未だ実現できていない・・・その他にも地下を通っている鉄道線路名の表示など)。
ストリートビューの画面は現行バージョンがこちらで、「新しいGoogleマップ」ではこちらです。
行先方向指示アイコンや路線名などの表示方法が変わっています。
ストリートビューのブルー線以外にオレンジの●は、現行バージョンと同じ屋内の360度画像が表示できるスポットを示しますが、位置付けた時の表示方法が変わっています。現行バージョンではスポットの店内に直接入ります(こちら)が、「新しいGoogleマップ」では道路に面した場所に位置付けられます(こちら)。
実際のビュー表示もサムネイルと同じになります。直接道路に面した小規模店舗の場合は入口の様子が分かって良いアイディアです。大規模ビル内のお店の場合には従来通りに直接店舗になります。
ブルーの●はユーザがアップロードした360度のパノラマ画像を示していて、同様にペグマンの操作で見る事ができます(現行バージョンにおける写真は、「新しいGoogleマップ」でも継続する予定はあるか?今後の開発でサポートせず?)。
ストリートビューの表示中にマウスを左下の地図上に置くと、地図が拡大してストリートビューの位置を分かり易くしました(こちら。現行バージョンと比較してください)。
但し、上掲のストリートビューではスカイツリーが工事中・・・?
2013年11月12日
新しいGoogle地図を使ってみる - ルート検索・表示(2)
2013年11月10日
新しいGoogle地図を使ってみる - ルート検索・表示(1)【再改訂】
新しいGoogle地図のバージョンアップが行われつつあります(容易に現行バージョンに戻せる
今回はルート表示です。これまではポイント地点を検索した後(こちらを参照)、その内容を表示するウィンドウにある「ルート」をクリックしてルート指定のボックスを表示していました(現行バージョンでのルート表示がこちら)。
新しいGoogle地図では検索してポイントを選択し、こちらの様に検索ボックス下の表示で示す「ルート・乗換」アイコンをクリックして、左上にルート指定のボックスを表示します(こちらを参照)。
結果はこちらの様に複数の手段によるルートが示されます(表示が随分と洗練された・・・)。
一方、これまではこちらの様に地図上のポイントを右クリックメニューの「ここからのルート」と「ここへのルート」の指定によって表示できました。
新しいGoogle地図では検索ボックスを表示している状態で、地図上のポイントを(左)クリックすると検索ボックスの下にポイント情報が表示される(こちらを参照)ので、検索した場合と同じように「ルート・乗換」のアイコンをクリックしてルート指定のボックスを表示します。
地図上でスタートポイントを(左)クリックすればルート表示になります(スタートポイントとターゲットポイントは逆順に変更できる)。
ドラッグ&ドロップで順序の変更も可能で、実際に(「文部科学省」を)追加した所がこちら。
尚、これまでの掲載画面で分かる通り、ストリートビューを利用する場面が増える(多用できる)インターフェースになっています。
【改訂】 2013年11月13日 13:30 「ベータ版?」→「プレビュー版」へ修正
2013年11月11日 17:50 現行バージョンに関する記述削除
2012年09月28日
Google地図のストリートビューで、海の中の散歩も楽しめる
Google Maps公式ブログによると、海の中にもストリートビューを持ち込みました。
実際に、オーストラリア・グレートバリアリーフなど世界の5ヶ所で海の散歩を楽しめます。
1.Heron Island Resort(オーストラリア)
2.Apo Island Pano Collects(フィリピン)
3.join snorkelers in Oahu’s Hanauma Bay(ハワイ)
4.Maui's Molokini crater(ハワイ)
5.experience the Great Barrier Reef at sunset(オーストラリア)
綺麗な高精細画像になっていますが、少し残念なのは360度のビューポイントの距離が大きいようで移動している感覚が味わえません。一度行った事のあるダイバーが思い出しながら見る分には良いのでしょうが、一生に一度といえども行く事がないと思える人にとっては、(動画とまではいかないまでも)もっと連続性のある景色を味わいたいのではないかと思います。
2012年08月07日
NASA ケネディ宇宙センターにもストリートビューが進出
グーグル社(日本)公式ブログによると、NASA ケネディ宇宙センターにもストリートビューが進出しました。
- NASA ケネディ宇宙センターがストリートビューに登場!【2012/08/03】
こちらから通常の操作でシャトルが着陸していた滑走路などを見る事もできますが、やはり目玉となる発射台や組立ビルなどに直接行けるリンクが用意されています。
以下をクリックします。
2012年07月21日
Googleストリートビューが南極にも進出・・・
グーグル社(日本)公式ブログによると、南極の幾つかのポイントをGoogle地図のストリートビューで見られるようになりました。ただ今回は広い範囲を動き回れる訳ではなく、360度パノラマに近い形態になっています。
- ストリートビューでもっと南極探検【2011/07/18】
ポイント名を言っても南極大陸における位置が分からないので、Google地図上にスポットを示して、クリックするとストリートビューで見られるような形式にしてみました。実際、こちらのGoogle地図でポイント名(or写真アイコン)をクリックし、情報ウィンドーにある「ストリートビュー」をクリックしてください。
今回のストリートビューとは関係ありませんが、昭和基地や南極観光船が行くピーターマン島の位置も示しています。