2020年02月25日

冬のロシア旅行 - モスクワ(3) 赤の広場


モスクワでの最後の観光は、クレムリン(Moscow Kremlin)に続く「赤の広場(Red Square)」でした。



クレムリンを最後に出た「スパスカヤ塔(Spasskaya Tower)」から見た赤の広場がこちらこちら


右奥の長い建物が「グム百貨店(GUM)」で、赤の広場を挟んで、クレムリンの向かいにあります。左の赤い塔のある建物は「ロシア国立歴史博物館(State Historical Museum)」です。



クレムリンの城壁の前には「レーニン廟(Lenin's Mausoleum)」があります(写真中央)。



「スパスカヤ塔」を出た直ぐ前、つまり「赤の広場」で「ロシア国立歴史博物館」の向かいには「聖ワシリイ大聖堂(Saint Basil's Cathedral)」があります(こちら)。




「赤の広場」では(内容は分りませんが、恐らくクリスマス関連か?)イベントを開催していて、家族連れなど多くの人が楽しんでいました(こちら)。




食事をする為もあり、「グム百貨店」も入ってみました(こちらこちら)。






これで「冬のロシアの旅」紀行は終わりとしますが、厳寒のロシアを想定して衣服など買い揃えたのも、空振りに終わった感じです。何年か前に旅行した飛騨・金沢の冬の旅も雪が少なかったのですが・・・

武漢コロナウィルスの件もあり、暫くは国内旅行に切替えるか・・・とも考えている所です。



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2020年02月14日

冬のロシア旅行 - モスクワ(2) クレムリン(2)


クレムリン(Moscow Kremlin)内の見学コース(こちら)で、前回は地点Ⓐから地点Ⓑでした。




先ず地点Ⓑではこちらが「ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂、Dormition Cathedral)」です。



内部観覧できましたが、写真撮影できませんので、Wikipediaから借用したこちらこちら






広場を中心に聖堂が囲みますが、何れも外観見学だけです。

こちらは「ブラゴヴェシェンスキー大聖堂(生神女福音大聖堂、Cathedral of the Annunciation)」。



こちらは「アルハンゲリスキー大聖堂(聖天使首大聖堂、Cathedral of the Archangel)」。



こちらは「イワン雷帝の鐘楼(Ivan the Great Bell Tower)」。高さ 81mです。



鐘楼の右後ろには重量約160~200トンという巨大な鐘「ツァーリ・コロコル(Tsar Bell)」があります(こちら)。


この鐘は一度も鳴らされなかったとの事です。



「ブラゴヴェシェンスキー大聖堂」の背後に「クレムリン大宮殿(Grand Kremlin Palace)」があります(こちら)。窓の造りからは3階に見えますが、2階建てだそうです。




クレムリン内の観光はここまでですが、最後は「スパスカヤ塔(Spasskaya Tower)」(こちら)から出ます。



赤の広場の映像で赤い城壁を見る事があると思いますが、上掲写真の城壁はそのクレムリン内側になります。



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2020年02月13日

冬のロシア旅行 - モスクワ(1) クレムリン(1)


サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館でタップリ美術鑑賞をした後、直ちにモスクワに向けて空路1時間40分ほどで移動しました。エルミタージュで雪は一切見かけませんでしたが、モスクワも150年ぶりの雪が殆ど無い冬になっているそうです。この暖冬で勿論身近な池の氷も張らず、スケートは気楽にできないとモスクワ現地ガイドの言葉。

ガイドにとっては観光案内するのが楽です・・・という事ですが、寒さの様子を話しのネタにしようと思っていた私にとって気が抜けた感じがします。



さてモスクワ郊外の街のホテルで一泊した後、モスクワ(Moscow)の中心に行く途中で車中から見たこちらの遠景にある高層ビル群は、ビジネスセンター「モスクワ・シティ(Moscow-City、Moscow International Business Center)」です。




先ずクレムリン(Moscow Kremlin)内の見学ですが、コースはこちらの様になっていました。




地点Ⓐは「トロイツキー・モスト(Troitsky Bridge、Троицкий мост[ロシア語])」(こちら)と呼ばれて、中世は城郭に入る為の堀を跨ぐ橋でした。つまりこの下は堀がありました。今日は公園となった堀の所から横から撮ったのがこちら。今はレンガ造りで、見栄え良く且つ厳冬の寒さに耐えるよう、レンガの上にのレンガ色の塗装をしているそうです。





塔は「トロイツカヤ塔(Troitskaya Tower、Троицкая башня)」で、城門の1つになります。



「トロイツカヤ塔]を抜けて最初のこちらの(周りの環境にそぐわない・・・)近代的な建物は政府庁舎。




地点Ⓑに向かう途中には戦利品などの大砲も並べられていました(こちら)。



ルートの左には大統領官邸(Kremlin Senate)・執務室の建物が見られます(こちら)。




こちらこちらは榴弾砲史上最大の口径を持つ「ツァーリ・プーシュカ(Tsar Cannon、Царь-пушка)」です。





実際には1っ発も撃った事はないとの事。試射すらも・・・



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2020年02月10日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(7) エルミタージュ美術館(3)


サンクトペテルブルク滞在2日目は、ほゞ 1日を使うエルミタージュ美術館(Hermitage Museum)での美術鑑賞でした。前回と前々回は本館での絵画・彫刻と室内装飾が中心でした。今回は新館です。

本館とは宮殿広場を中心に向き合っている、2014年に開館した「エルミタージュ美術館新館」がこちらです。


3つの明かりが点いている所が入口です。新館では19世紀から20世紀にかけての絵画作品を鑑賞しましたが、別階では色々な作品を展示しています。



幾つかの代表的な作品だけ掲載しておきます。ここでも会場の雰囲気をお知らせする程度ですが・・・


クロード・モネ(Claude Monet)の作品(こちら)



エドガー・ドガ(Edgar Degas)の作品(こちら)





ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の作品(こちら)



ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)の作品(こちら)



アンリ・ルソー(Henri Rousseau)の作品(こちら)



パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の作品(こちらこちらこちら)







アンリ・マティス(Henri Matisse)の作品(こちらこちら)





ロシア出身の画家ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)の作品もあります(こちら)。




新館は旧参謀本部(の一部?)を改装したもので、中庭だったような部分を上手く使って、こちらの様に大型の作品も搬入・展示できる工夫をしている部分もありました。




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2020年02月07日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(6) エルミタージュ美術館(2)


サンクトペテルブルク滞在2日目は、ほゞ 1日を使うエルミタージュ美術館(Hermitage Museum)での美術鑑賞でした。前回は室内装飾が中心でしたが、今回は絵画・彫刻を中心とします。

エルミタージュ美術館の展示作品には古代エジプト・東洋・ガンダーラなども含んでいますが、16世紀から17世紀にかけての西洋絵画を中心に見ました。Wikipediaの記事で紹介されているものが多いので、展示室も含めて展示の雰囲気を味わって欲しいと思います。



レンブラントの間」(こちら)で、現地ガイドは「放蕩息子の帰還(The Return of the Prodigal Son)」(こちらを参照)と「ダナエ」(こちらを参照)を紹介していました。
















ミケランジェロの間」(こちら)には「うずくまる少年」がありました。




ミケランジェロの彫刻作品は、本国のイタリア以外ではほとんど見られないという点で珍しいとの事。



「ディオニュソスの間」に置かれた「タヴリダのビーナス」は、古代ギリシャ製作品を古代ローマ時代にコピーした作j品です。




次回はエルミタージュ美術館の新館で19世紀から20世紀にかけての絵画作品です。



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2020年02月06日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(5) エルミタージュ美術館(1)【改訂】


サンクトペテルブルク滞在2日目は、ほゞ1日を使うエルミタージュ美術館(Hermitage Museum)での美術鑑賞でした。



単にエルミタージュ美術館と言っても、本館ともいえるこちらの建物と2014年に開館した(ガイドブックでは)「エルミタージュ美術館新館」(こちら)の2つがあります。




宮殿広場を中心に向き合っています。また、本館も増設などで4つの建物になっているとの事ですが、全て廊下などで繋がっているので別棟に分かれているという感覚はありませんでした(尤も、広過ぎて現時点で配置図を見てもどこをどのように回ったかも不明確なのが本音・・・)。



今回と次回は本館のみです(新館はその後に別稿予定)。

最初は「特別秘宝室」でした。写真は撮影禁止ですのでありません。古代スキタイ民族の黄金工芸品を中心の展示とエカテリーナ2世が所有していた宝石を中心の展示になっていました。

古代ギリシャでオリンピックの勝者に与えた事が由来のオリーブ冠(又はアポローンの祭りの勝者に与えられた月桂冠)と類似の金細工が、古代スキタイ人が残した品々の中にあったのは特に印象的でした。冠の葉に当たる所の薄い造りや非常に細かな飾りなどが凄い。


ロシアの専門家による案内・解説で、(ロシア語は分りませんが・・・)詳しい説明で非常に熱心だったのはありがたかったのですが、(現地ガイドとは異なる)翻訳してくれた人が一般会話の通訳レベルで解説になっていなかったのが残念でした。

もう少し詳しく書かないと前後事情も含めて分からないと思うのですが、今回の旅行を通して最大かつ殆ど唯一のクレームポイントでした。



さて「特別秘宝室」で予定時間をかなりオーバーしてしまったようで、予定した場所を回りたい現地ガイドの足取りも早くなったようでした。サンクトペテルブルクの2日間を通して案内してくれたガイドは、(サンクトペテルブルクで現地ガイドと別れてから分かったのですが・・・)日本のガイドブックでも有名なベテランガイドでした。

ここからの絵画の解説などは彼女の独壇場で、要領良く適切な内容量で感心しました。個人旅行でサンクトペテルブルクを観光する機会があれば、彼女にお願いしたいと思っています。



美術館と称しても宮殿であった事から、その造りは壮麗・絢爛豪華といえます。観光できたのはその一部ですが、更にその一部をご紹介します。

ラファエロが描いたヴァチカンの回廊と同じ造りで、ラファエロ自身に描かせたフレスコ画(こちらが「ラファエロの回廊」)




「パヴィリオンの間」(こちら)。



ここにはからくり時計「黄金の孔雀」があります(こちら)。


直ぐ横のモニターではからくり動作を解説していました。



「ジュピターの間」(こちら)。



ここには古代ローマ彫刻で紀元前1世紀ごろの作と云われる「ジュピター像」があります(こちら)。




こちらの大階段下は帝政時代に正面入口として使われ、今は超VIPの来訪時に使われるそうです(階段の昇り降りは自由)。



大階段下から見た所がこちら



こちらの階段は何気なく撮ったのですが・・・




次回は新館 本館の絵画を中心にします。



【改訂】 2020年02月06日 13:30 誤記修正



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2020年02月04日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(4) 市街の街並み


エカテリーナ宮殿(Catherine Palace)を見学した後は、再びサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)の旧市街に戻りました。レストランで夕食をした後、観光バスを停められる場所まで若干の散策をしました。その落ち着いた雰囲気の街並みを紹介しておきます(こちらこちらこちらこちら)。










宿泊ホテルの前の通りは市街の中心ですが、少し違った雰囲気でした(こちらこちら)。






添乗員の案内でショッピングモールも覘いてみました(こちら)。




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2020年02月03日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(3) エカテリーナ宮殿(2)


サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)の郊外にあるエカテリーナ宮殿(Catherine Palace)の続きです。



本来のエントランスとなる階段ホールがこちら




こちらは部屋全体の装飾が琥珀で出来た「琥珀の間(Amber Room)」です。第二次世界大戦中にドイツ軍に琥珀が持ち去られたのですが(後にドイツ管理下の時に英空軍の空爆で全て消滅)、新しい琥珀を使って復元されました。



こちらこちらを参照。






その他の部屋も写真だけ掲載しておきます(こちらこちらこちらこちら)。










エカテリーナ宮殿は、ピョートル1世(Peter the Great)の后であった、第2代ロシア皇帝エカチェリーナ1世(Catherine I of Russia)が、夏の避暑用離宮として作らせたものですが、娘の第6代ロシア皇帝となったエリザヴェータ(Elizabeth of Russia)が改築し直しています。現地ガイドによると、最初の建築部分は殆ど残っていないそうです。

琥珀の間は典型ですが、宮殿は第二次大戦でかなり破壊され修復していて、新築したかのような状態で見る事ができます。しかし、見学コースの途中にも未修復のスペースは多くありました。完全に修復できたら壮大な宮殿になるでしょう。

エカチェリーナ1世は宮殿内に生活臭を伴う部分を嫌ったとかで、当時のバスルームやトイレは別棟に作られています(移動が大変・・・観光用トイレは出入口にあります)。



宮殿の付属スペースで琥珀の各種加工品を展示販売していました(こちら)。




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2020年02月01日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(2) エカテリーナ宮殿(1)


エカテリーナ宮殿(Catherine Palace)はサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)の郊外にあります。観光バスはこちらの位置で停車し、宮殿入口まで下車して約400mを歩きました。



冬場は観光客が少ないので普通に歩くのですが、観光シーズンになると下車した所から既に行列になるそうです。現地ガイドは案内がスムースに移動できると喜ぶだけでなく、丁度久しぶりの太陽が(低い位置ですが・・・)出てきたので、元から明るい人ではありましたが本当に心から喜んでいる雰囲気がありあり・・・、北国の人々の気持ちを察せられる光景がありました。



さてエカテリーナ宮殿は全長300m以上ある建物(こちらこちら)に、色々趣向を凝らした豪華な部屋が並んでいます。






先ず、こちらが「大広間(ballroom)」です。謁見にも使っていましたので非常に豪華です(こちらこちら)。








続いてはこちらが「暖炉の間」。


焼物の部分が暖炉になっていて、排煙部分は隠されています。


こちらは「緑の食堂」です。



こちらは「絵画の間」。


収集絵画をこのようにも使ったのですね。



マダマダあるのですが・・・枚数が多くなったので次回に続きます。



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2020年01月31日

冬のロシア旅行 - サンクトペテルブルク(1) 歴史地区


世界中が”武漢肺炎”の流行で大騒ぎになっています。ロシアから帰国した後ゴルフに行って風邪をひき、熱は左程ないのですが咳が出て数日間安静状態にしていました(お陰で積読の本が減りましたが・・・)。実は、成田空港からの入出国でしたから”武漢肺炎”かも・・・と一時思ったのですが、市販の風邪薬で回復傾向になっていたのでその心配もなくなりました。


さて、最初の宿泊地サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)では、ホテルが市街の中心部にあり歴史地区までは歩いても行けそうな程近くでしたから、(まだ暗い中の)am9:00出発でしたが観光客一番乗りのようでした。


こちらこちらは「血の上の教会(Church of the Savior on Blood)」です。ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺の場所に教会を建設しました。




内装は見られず、中央の塔が修復中なのは残念でしたが、ロシア正教会の代表的な建築として良く見る事ができました。



旧市街地区だけあって非常に落ち着いた雰囲気の中に建っていて、直ぐ横の運河を含めた風景はまさにそのまま絵画のようでした(こちら)。




こちらは「聖イサーク寺院(Saint Isaac's Cathedral)」です。ロシア正教の大聖堂ですが、ここでも写真スポットからの撮影だけでした。




大聖堂の前には広い「元老院広場(Senate Square)」があり、そこにロシア皇帝ピョートル1世(Peter the Great)の騎馬像「青銅の騎士(Bronze Horseman)」があります(こちら)。


ピョートル1世は交易港を求めて、この人工都市を造営しました。ガイドの話しぶりを見ても、ピョートル1世に親近感を持っているのが良く分りました。



午後は郊外にある「エカテリーナ宮殿」に向かうのですが、土産物屋に寄った後「聖イサーク寺院」を反対側(こちらが正面?)からも見る事ができました(こちら)。




近くの通りからこちらが見えましたが、建物の頂上の細い塔は「旧海軍省(Admiralty building)」の建物です。




観光バスは、「三位一体聖堂(至聖三者大聖堂、Trinity Cathedral)」で一旦停止(?)してくれたり(こちら)、ホテルと観光地の行き来或いはレストランでの夕食の為に、「カザン大聖堂(Kazan Cathedral)」の前を3度ほど通っています・・・




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