2020年05月02日

一般的なデジタル写真から、立体的な「3D写真」を生成


こちらの記事で、Jpegの一般的なデジタル写真から、立体的な「3D写真」を生成する方法を説明しているので、その操作をやってみました。元々はこちらの研究成果ですが、記事による操作方法が分かり易いので参考にしました。


(Googleドライブを使うので)Googleアカウントにログインした状態で、「3D-Photo-Inpainting.ipynb」にアクセスします。先ずプロジェクトファイルをコピーしてから、上から順番に再生アイコンをクリックしていくだけです。リクエストに従って画像ファイルを指定して3D化処理を開始します(これは我家のPCで10分ほどかかりました)。

今回指定した画像ファイルがこちら(但し、処理の為にアップロードした画像はPCローカルにあり)。

我家の花々_DSCN5800_s.jpg


3D化が完了した時点で、記事では「左メニューの「更新」をクリック」とありましたが、(コピーした)プロジェクトファイルの表示と勘違いして時間を取られました。最左端のフレームにあるフォルダアイコンをクリックして行いますので注意してください(こちらを参照)。

3D-Photo-Inpainting_02_s.jpg

MP4ファイルは保存フォルダのダブルクリックでダウンロードできます。



さて、MP4ファイル「circle」・「dolly-zoom-in」・「zoom-in」をつなげて、こちらにGIFファイルとしました(この為に背景などの映像が若干荒くなっています)。

我家の花々_3D-Photo-Inpainting_f7_Opera_s.jpg
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2017年06月13日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(10) - 立体図形ペイントアプリ「ペイント 3D」(1)


今回から立体図形ペイントアプリ「ペイント 3D」を使ってみます。従来からの「ペイント」はスタートメニューの「Windows アクセサリ」の残っています(「ペイント 3D」への移行メニューが増えている)。


スタートメニューから「ペイント 3D」を起動した所がこちら




「新規作成」を選択するとこちらの様にキャンパスを表示します。


何もオブジェクトがない時は下部のスライダーでキャンパス・サイズを調整できます。一般には上部の「キャンパス」アイコンを使います。


早速立体モデルを作ります。「3Dオブジェクト」については、立体図形モデリングアプリ「3D Builder」で感覚をつかんだので、「3Dモデル」から「犬」を選択します(こちら)。



キャンパスでクリックすると、犬の3Dモデルを表示します(こちら)。


必要により各方向に回転ができます。また、オブジェクトを選択した状態にすると、「グループ化」や「編集」などの操作ができるのが分かります。



「アートツール」を選択して、色:白と「素材の選択」で「光沢」を指定して「塗りつぶし」ます(こちら)。



更にブチ犬として彩色します(こちら)。




操作しやすいようにモデルを拡大表示し、「ステッカー」を選択して目や鼻・口を貼り付けます(こちら)。




「メニューの展開」→「挿入」で背景画像をキャンパスに取り込み、犬の配置・方向などを設定します(こちら)。




こちらの様に2D印刷したり、画像ファイルに保存(こちら)できます。



 
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2017年06月12日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(9) - 立体図形モデリングアプリ「3D Builder」(5)


これまでは立体図形モデリングアプリ「3D Builder」において自作してきました。今回は外部で作成した3Dモデルの操作を行います。インストール時に既に幾つかの3Dモデルを用意していますので、そのまま利用する事もできますが、こちらのような無料で利用できる共有サイト「TurboSquid」があります(有料の3Dモデルも入手できます)。


REMIX 3D」といったサイトもありますが、こちらは別途扱う予定のWindows 10の新規アプリ「ペイント 3D」との関連で利用する事にします。



「TurboSquid」には多くの3Dモデルが登録されていますが、多くは「3D Builder」で扱えない形式になっています。そこで3Dファイルのフォーマット変換をしてくれる無料ソフト「Spin 3D」などをインストールして「.3mf」ファイルへ変換しておきます。



複雑な構造の3Dモデルは色付けなどが大変なので・・・、シンプルなモデルを選んで「≡」→「オブジェクトを読み込む」した所がこちら


実際には読み込み後に若干回転させています。


更に「グループ化解除」し、左のスリッパモデルを選択して移動および回転した所がこちら




コンポーネントを「すべて選択」して、「ペイント」タブ→「テクスチャ」で足底部分を色付けします(こちら)。



足先カバー部分にバラの絵をあしらい、飾り帯部分を足底部分より少し濃い目の色にします(こちら)。




完成したモデルを我家で3Dプリンター出力できないのは残念ですが、紙に印刷する事ができます(こちら)。



 
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2017年06月10日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(8) - 立体図形モデリングアプリ「3D Builder」(4)


今回は立体図形モデリングアプリ「3D Builder」で(豪邸用の・・・?)表札の立体モデルを作ります。



先ず、表札の文字を刻む長方立体を作ります(こちら)。



続いて四辺及び角の丸みを持たせる円柱と球を必要な数だけ用意します(こちら)。



実際に各コンポーネントを接合します(こちら)。


「3D Builder」では直接の数値指定をしても、立体モデルに確実に反映できないようなので(これは問題・・・!)、最終的には目視で調整します。



次のステップで「分割」により下部を利用するので、「オブジェクト」タブ→「配置」で下面の水平化をしておきます。実際に分割をする前に、全ての立体モデルを1つのグループにします。分割は上下を均等にし、「下部を保持」します(こちら)。



更に分割をしますが、上部を薄くして「両方を保持」します(こちら)。




(グループは解除せずに)「すべて選択解除」して、上部を大きく離したのがこちら



この上部の厚さを大きくします(こちら)。



再び上部と下部を接合して上下を逆転し、「編集」タブ→「結合」した所がこちら




「ペイント」タブ→「テクスチャ」で「対象範囲」を100%にして、表面を(高級感を持たせた?!)大理石風にします(こちら)。


(木目調も好いかもしれませんネ)


「編集」タブ→「エンボス」で文字を描きます(こちらこちら)。





最後に文字に色付けします(こちら)。


「対象範囲」を小さい値にする必要があります。


今回の文字は、特に操作を加えなかったので、浮き出しになっています。これを掘り下げにするには、文字を押し下げる操作をする必要があります(こちらを参照)。



 
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2017年06月06日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(7) - 立体図形モデリングアプリ「3D Builder」(3)


今回は立体図形モデリングアプリ「3D Builder」で(季節的には合いませんが、冷涼感を味わってもらう為に・・・)雪だるまの立体モデルを作ります。



まず、胴体と頭部の白い球を作って接合します(こちら)。


「ペイント」で白に着色すると共に、「表示」で「網かけ」と「影」を付けています。


パーツとして黒い目の円柱、黒い「ボタン」の六角形、オレンジの鼻を想定した円錐を適度なサイズと数量分を用意します(こちら)。




各パーツの位置合わせをして本体(頭部+胴体)に接合した所がこちら


「ボタン」は胴体の球体面の傾きに調整しています。移動距離や角度などは必要により、数値入力で設定します。



次は赤い帽子と木の棒を組合せた手を用意ます。帽子は円錐を分割した「下部を保持」して使います。鍔はトーラスを薄くして使いました。手は円柱から細長い棒と細い短い棒で組み合わせました。こちら




帽子と手も本体に接合した所がこちら


帽子は少し斜めかぶりにしています。



首周りのマフラーはトーラスと円錐から作ります(こちら)。




最後に口は円柱を薄くして頭部に斜めに接合します(こちら)。




完成したモデルを下に掲載します(GIFアニメーション)。

3D_Builder001_st.gif


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2017年05月30日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(6) - 立体図形モデリングアプリ「3D Builder」(2)


今回は立体図形モデリングアプリ「3D Builder」で(コーヒー?)カップの立体モデルを作ります。



先ず円柱を「挿入」します。2つの円柱を確保しますが、「オブジェクト」タグの「複製」を使う事もできます(こちら)。




円柱の直径は40㎜になっています。1つの円柱を直径35㎜にします。この時円柱の高さを変えないようにします(こちら)。


クリック&ドローによるサイズ調整では小数点以下が困難なので、直接数値を調整します。これは型抜き用のモデルになります。



「編集」タブに移行して、縮小した円柱を移動アイコンを使って、カップの底が残る様にもう一つの円柱に重ねます(こちら)。




「型抜き」メニューが使えるようになりますのでクリックした所がこちら


これでカップ本体ができました。



次に取っ手を作ります。球を「挿入」し、「編集」タブの「分割」を使います(こちら)。




回転アイコンを使ってこちらの様に位置付けて「分割」で確定します。




更に「分割」を使いますが、今度は板状の部分をマウスでクリック&ドラッグで移動し、少し中心から外した所で分けます(こちら。必要により数値で直接調整)。




再度「分割」を使う時に、「上部を保持」と「下部を保持」を切換えてこちらのような立体モデルにします。




このままでは取っ手として大きい(このままでも良いかも・・・?)ので、適度に小さくする(必要により厚さも調整する)と共に、複製した上で更に小さくした型抜き用の立体モデルを用意します(こちら)。





取っ手を完成する為に、「編集」タブで「型抜き」を行います(こちら)。




「吸着選択」で取っ手をカップ本体に接合します(こちら)。




立体モデルの「すべてを選択」した上で、色付けをします。「ペイント」タブで「テクスチャ」を選択し、「選択済み」のプルダウンメニューから「読み込み」でバラの花の画像を選択します(こちら)。




「対象範囲」を調整しながらバラの画像をカップの側面に貼り付けます(こちら)。




「ペイント」タブの「色」を使ってカップの内面を色付けします(こちら)。




尚、バラの花のイラストはこちらの「イラストレイン」サイトより借用しました。


 
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2017年05月29日

Windows 10 Creators Updateを使てみる(5) - 立体図形モデリングアプリ「3D Builder」(1)


「Windows 10 Creators Update」で増えたアプリの代表が立体図形モデリングアプリ「3D Builder」です。ユーザーガイドがこちらにあります(pdfファイルとしてこちらに)。



スタートメニューから起動した所がこちら


これからの投稿では精細な立体モデルを作る事は想定していませんし、私は3D操作にも慣れていないので、デザインなどの具体例は簡単なキャラクターや実用的な機器の立体モデルを作ります。



今回は出来上がりモデルの有用性は無視して基本的な操作を確認します。「新しいシーン」を選択して開いた後、「挿入」タブの「立方体」・「円柱」・「円錐」を選択した所がこちら


但し、最初に配置するのが全て空間の中央である為、下部中央にある左の移動アイコンが選ばれているのを確認して、立体モデルに付けられている両方向矢印をクリック&ドローで移動しています。



円柱を選択して下部中央にある右のサイズ・アイコンで円柱を細くします(こちら)。



立体モデルがない空間にクリック&ドロー操作で細くした円柱(としていた?モデル)を上方から見るようにすると、実際には"楕円"柱になっていますので、円柱に調整します(こちら)。


これで高さを保って細い円柱になりました。



同じ形を保ってサイズを変更するには角に〇点を持つ補助線を使います(こちら)。




次に円錐を選択し下部中央にある回転アイコンをクリックして回転モードにし、両方向矢印を使って90度の回転をします(こちら)。




「オブジェクト」タブでは「貼り付け」モードになっているのを確認し、立体モデルを選択して移動アイコンモードの下で、立方体を円錐の底部に接合します(こちら)。




立方体と円錐の両方を選択した状態で、更に円柱に接合します(こちら)。




右フレーム・メニューで「すべて選択」して、「グループ」化する事で1つの立方モデルとして扱えるようになります(こちら)。


名前を付けて保存ができます。


 
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