2020年09月13日

気候変動観測衛星「しきさい」が撮った、エジプトのナイル川流域とナイル川デルタ


「JAXAデジタルアーカイブス」からのこちらは、気候変動観測衛星(GCOM-C)「しきさい」が2020年7月に撮った、エジプトのナイル川流域とナイル川デルタ




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2020年09月11日

国際宇宙ステーションに設置した放射計で、米国カリフォルニア州の森林火災に対して火災現場を特定


国際宇宙ステーション(International Space Station)に設置した放射計(multispectral thermal infrared radiometer.)を使って、植物の温度を測定する継続的な科学的実験「ECOSTRESS(Ecosystem Spaceborne Thermal Radiometer Experiment on Space Station)」をしていますが、米国カリフォルニア州の森林火災に対して活用し高い温度を発生している地点を活発な火災現場として特定しています。


カリフォルニア州の全域に対して提供していますが、特に大火2ヶ所(「El Dorado fire」と「Valley fire」)を映像化したのがこちら



赤色の部分が表面温度:華氏375度(摂氏191度)を超える地域で、オレンジ色は熱波などにより深夜にもかかわらず高温を発している事を示しています。



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米国がサンプルリターンを目指す小惑星「ベンヌ」から微粒子放出するアニメ動画


米国の宇宙探査機「オサイリス・レックス(OSIRIS-REx)」がサンプルリターンを目指す小惑星「ベンヌ(101955 Bennu)」に到着した時、「ベンヌ」から微粒子が放出されるのを確認したが、特に障害にはならないとの報道で一件落着と理解していたら、「OSIRIS-REx」チームはその後も微粒子の放出が割と頻繁に発生している事を認識し調査をしていたようです。


こちらの記事によると、「OSIRIS-REx」チームは探査機が「ベンヌ」に到着後300回以上の粒子放出事象について粒子の軌跡を追跡観測し、その内の4つの事象についてアニメーション動画にしたのがこちら



放出された粒子は「ベンヌ」の重力影響から離脱する場合もありますが、数時間から1週間程周回して再び「ベンヌ」に戻ります。計測した粒子は殆どが0.5~1㎝で最大でも10㎝程度、移動速度は20㎝/秒から最大で3m/秒程度との事。


放出事象は「ベンヌ」の回転に対応した特定のタイミングで発生する事が多いので、日照加熱と冷却による岩石の分解がその主なメカニズムではないかと考えているようです。



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2020年09月10日

気象衛星「スオミNPP」で、米国カリフォルニア州の森林火災の影響が広範囲に及んでいると確認


こちらは2020年09月7日に極軌道上を周回する気象衛星「スオミNPP(Suomi National Polar-orbiting Partnership、Suomi NPP)」が米国を中心に撮った画像です。西海岸から東海岸まで範囲に入っています。



米国カリフォルニア州の森林火災(こちらを参照)の影響を確認するのが目的でした。



上掲の写真では主に火災と煙を示していますが、こちらでは「スオミNPP」に搭載する観測装置「OMPS(Ozone Mapping and Profiler Suite)」によるエアロゾル(Aerosol、大気エアロゾル粒子)指数(Aerosol index、AI)値をカラーで示しています。



AI(0.0~5.0)は、無色:0.0、黄色:0.5 - 2.6、オレンジ色:2.7-3、濃い赤色:3 - 5.0に対応します。濃い赤色が広い地域になっていて、健康に害を及ぼす可能性があると云われています。

尚、観測装置「OMPS」は本来オゾンを測定する目的で設計していますが、二酸化硫黄や灰のような他の大気中の粒子を測定する機能もあります



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2020年09月06日

NASAが惑星探査機の位置をリアルタイム表示する「Eyes on the Solar System」を公開


NASAのこちらの記事によると、米国NASAが打上げた色々な太陽系惑星探査機の位置をリアルタイムに表示するサイト「Eyes on the Solar System」を公開しています。


こちらにアクセスすると太陽系惑星などを表示します。

Eyes on the Solar System01_m.png



(「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」などがありましたが)最近注目している土星や木星以遠の探査機は無いので、必要により下部にある「INNER SOLAR SYSTEM」をクリックして拡大したり、マウス操作からズームイン・アウトができます。またマウスのドラッグ操作で立体的な視点で見る事もできます。

対象となっている主な観測探査機として、
・火星探査ミッション「マーズ2020(Mars 2020)」  こちらで打上げを投稿しています。
・太陽を観測することで立体的にとらえる「STEREO(Solar TErrestrial RElations Observatory)」のSTEREO-AheadとSTEREO Behind
・太陽の外部コロナの観測を計画している「パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)」



また幾つかの注目する小惑星を表示しますが、特に探査機「オサイリス・レックス(OSIRIS-REx)」がサンプル採取しようとしている小惑星「ベンヌ(101955 Bennu)」の位置も確認できます。


軌道上の探査機・惑星・小惑星などのアイコンをクリックすると概要を表示します。

Eyes on the Solar System02_m.png


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2020年08月30日

米国に上陸したハリケーン「Laura」の観測衛星画像


気象協会によると台風8号(バービー)が沖縄を通ったり九州の横を通過したりしていますし(こちら)、台風9号(メイサーク)も8月29日時点で類似のルートを予想しています(こちら)。米国でもハリケーン(Atlantic hurricane、Tropical cyclone、Tropical Storm)が8月23日の時点で「Marco」と「Laura」が立て続けに発生していました(こちらを参照)。


こちらは8月27日午前2時50分(現地時間)時点の「Laura」の観測衛星画像です(アノテーション付き画像はこちら。ハリケーンの眼になっているのはルイジアナ州の都市「Lake Charles」です)。



実際には、気象衛星NOAA-20」のイメージャー観測(可視光線及び赤外線)のデータと夜間地球データの合成画像です。



NASAは災害支援として衛星の活用を進めていますが、JAXAが中心に進めている「地球環境変動観測ミッション(Global Change Observation Mission)」で実現している観測衛星のデータなども関係機関に提供しています。



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2020年08月27日

観測衛星から見る地球の希望と課題(5) 米国カルフォルニア州で起きた地滑り「Mud Creek landslide」


今や地球を周回する数多くの地球観測衛星(Earth observation satellite)があります。そのデータは日々蓄積されると共に、容易に参照できるようになりつつありますし、課題となり得る映像は公開されます。ここでは各種形態での映像・データなどを採り上げていきたいと思います。


今回は米国地質調査所(United States Geological Survey、USGS)が運用する「ランドサット8号(Landsat 8)」による米国カルフォルニア州ビッグサー(Big Sur)で2017年5月に起きた地滑り「Mud Creek landslide」です(こちら)。



地球観測衛星「Sentinel-1」や「TanDEM-X」を使った2019年の調査報告書によると、徐々に地滑りを起こしていたが(「安定した地すべり(Stable landslide)」!?)、干ばつと突然の降雨が突然崩壊した結果だと云います。数週間前には小さな土砂崩れが発生していたので、予防措置として高速道路を閉鎖していたそうです。



回復した現状の様子がこちら

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2020年08月26日

小惑星探査機「はやぶさ2」搭載カプセルの帰還に関して豪州政府から着陸許可が発行


JAXAのプレスリリースによると、小惑星探査機「はやぶさ2」搭載カプセルの帰還に関して着陸想定地を管轄する豪州政府から着陸許可が発行されたので、当初予定した通り2020年12月6日(オーストラリア/日本時間)がカプセルの再突入及び回収になります。

ラベル:はやぶさ2
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2020年08月25日

観測衛星から見る地球の希望と課題(4) マングローブ林の自然災害などによる現象よりも、農業・養殖や都市開発が原因となる場合が多い


今や地球を周回する数多くの地球観測衛星(Earth observation satellite)があります。そのデータは日々蓄積されると共に、容易に参照できるようになりつつありますし、課題となり得る映像は公開されます。ここでは各種形態での映像・データなどを採り上げていきたいと思います。



今回は米国地質調査所(United States Geological Survey、USGS)が運用する「ランドサット8号(Landsat 8)」によるキューバ(Cuba)のカウト三角州(Río Cauto Delta)です(こちら)。ここは「ラムサール条約(Ramsar Convention)」による湿地として選ばれていて、広いマングローブ林(Mangrove)があります。




こちらの記事によると、2000年から2016年の間に世界のマングローブ林の3,300平方キロメートル以上が失われ、自然災害などによる現象よりも、農業・養殖や都市開発が原因となる場合が多い(全体の62%)との事(こちら)。



減少傾向が緩やかになっているグラフになっていますが、研究者の言葉で「失うマングローブがなくなった」・・・



世界の炭素排出量の最大10%も削減に貢献していると云われます。「わかしお座礁石油流出事故」でもマングローブへの影響が懸念されおり、是非日本を中心として回復作業をサポートして欲しい。

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2020年08月20日

米国カルフォルニア州の今年の山火事は、既に去年の4倍以上


米国カリフォルニア州では毎年落雷による山火事が発生していますが、今年は去年の4倍以上のエリアが消失(or 延焼中)しているそうです。葡萄酒の名産地ソノマ郡、ナパ郡でも多くの火災が発生しています。その煙は太平洋東部にも広がっていて、地球観測衛星「テラ(Terra)」の画像で見るとこちら




以前にカリフォルニア州に旅行をした時、計画的に山林火災を起こして自然の維持をしていると説明を受けた事があるが(こちらでも採り上げた)、環境保護団体から環境への悪影響などの反対論があり、最近では行われなくなったとの事(こちら)。


そういえばデスヴァレーで今年最高の気温54.4℃を記録しました(こちら)。特別な地形の地域といえど、ギネス世界記録による過去最高の気温56.7℃もデスバレーで記録されたものです。

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