2021年02月28日

米国火星探査車「パーサヴィアランス」の火星着陸付近の周回衛星による写真


米国NASAのページでは、火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」の火星着陸成功を裏付ける、火星周回中の多目的探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」からの写真などを公開しています。



先ず、着陸の概要手順がこちら。火星大気との摩擦熱に耐えてパラシュートを開いた状態になると「Heat shield」を分離し、着陸の最終段階でパラシュート(Parachute)+「Back shell」と探査機を抱える「Descent stage」(こちらのイラストを参照)を分離すると共に、「Descent stage engines」を噴射して探査機を着地させ(こちらのイラストを参照)ケーブルを切り離して離れます。




こちらが「マーズ・リコネッサンス・オービター」の撮った、探査機や着陸時に役割をしたコンポーネントの様子です(こちらに解説図があります)。




この着陸方式は火星探査車「キュリオシティ(Curiosity)」と同じで、NASAは火星探査機の着陸方式を確立した事になります。尚、探査機「パーサヴィアランス」自体も多くの部分で「キュリオシティ」の仕組みを流用しています。

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2021年02月25日

火星の不思議な地形(17) - 地面の柔らかい部分が侵食され、堅い岩部分が残る「ヤルダン」形状


JAXAも参加する米国NASAの「アルテミス計画(Artemis program)」は、2024年までに人類を再び月面に着陸させる計画ですが、将来的に火星(Mars)へ人類を送り込む為の基盤を構築する構想もあります。

既に火星には幾つかの無人探査機が送られ、多くの映像及び地質データを送ってきています。例えば2001年に打上げられたNASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ(2001 Mars Odyssey)」に搭載された「熱放射撮像カメラ(Thermal Emission Imaging System、THEMIS)」では、赤外線カメラとして各種鉱物を検出するだけでなく、可視イメージングカメラとしての機能(VIS)で火星の過去の液体及び火山環境の地質学的な状況把握ができるようになっています。




ここでは火星表面の地形に注目して探査機により撮った画像(Credit : NASA/JPL-Caltech/Arizona State University)を紹介していきます。火星の過去及び現在の状況を考慮しつつ、地球での地形形成の仕組みからその成り立ちを想像してみるのは面白いかも知れません。

今回は画像中央にある線状の尾根の様な(地球の砂漠で見られる、地面の柔らかい部分が侵食され、堅い岩部分が残る)「ヤルダン(Yardang)」形状でこちら




Google Mars」で概略位置はこちら

Google Mars_zoom-20040714a_s.jpg
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2021年02月24日

火星の不思議な地形(16) - 崖に見られる南極地層の表出


JAXAも参加する米国NASAの「アルテミス計画(Artemis program)」は、2024年までに人類を再び月面に着陸させる計画ですが、将来的に火星(Mars)へ人類を送り込む為の基盤を構築する構想もあります。

既に火星には幾つかの無人探査機が送られ、多くの映像及び地質データを送ってきています。例えば2001年に打上げられたNASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ(2001 Mars Odyssey)」に搭載された「熱放射撮像カメラ(Thermal Emission Imaging System、THEMIS)」では、赤外線カメラとして各種鉱物を検出するだけでなく、可視イメージングカメラとしての機能(VIS)で火星の過去の液体及び火山環境の地質学的な状況把握ができるようになっています。




ここでは火星表面の地形に注目して探査機により撮った画像(Credit : NASA/JPL-Caltech/Arizona State University)を紹介していきます。火星の過去及び現在の状況を考慮しつつ、地球での地形形成の仕組みからその成り立ちを想像してみるのは面白いかも知れません。

今回は筋の様に見える急傾斜の崖に見られる南極地層の表出でこちら




Google Mars」で概略位置はこちら

Google Mars_zoom-20210218a_s.jpg


 
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NASA、火星探査車「パーサヴィアランス」が着陸する映像を公開


NASAは火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」が着陸する段階での映像を公開しました。(こちら))。

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2021年02月23日

火星の不思議な地形(15) - 線状の尾根で、火山と地殻変動の力で形成



JAXAも参加する米国NASAの「アルテミス計画(Artemis program)」は、2024年までに人類を再び月面に着陸させる計画ですが、将来的に火星(Mars)へ人類を送り込む為の基盤を構築する構想もあります。


既に火星には幾つかの無人探査機が送られ、多くの映像及び地質データを送ってきています。例えば2001年に打上げられたNASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ(2001 Mars Odyssey)」に搭載された「熱放射撮像カメラ(Thermal Emission Imaging System、THEMIS)」では、赤外線カメラとして各種鉱物を検出するだけでなく、可視イメージングカメラとしての機能(VIS)で火星の過去の液体及び火山環境の地質学的な状況把握ができるようになっています。




ここでは火星表面の地形に注目して探査機により撮った画像(Credit : NASA/JPL-Caltech/Arizona State University)を紹介していきます。火星の過去及び現在の状況を考慮しつつ、地球での地形形成の仕組みからその成り立ちを想像してみるのは面白いかも知れません。

今回は線状の尾根で、火山と地殻変動の力によって形成されたと考えられる「Angustus Labyrinthus」と呼ばれる地域でこちら




Google Mars」で概略位置はこちら

Google Mars_zoom-202102164492288a_s.jpg
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火星探査車「パーサヴィアランス」の着陸場所


NASAの火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」は、火星のクレータ「ジェゼロ(Jezero)」のリム(Rim)内側周辺に着陸しました(こちら。ズームイン/アウトが可能))。

PerseveranceLandingSite_camp-screenshot_s.jpg



Google Marsでの位置はこちらです。

PerseveranceLandingSite_GoogleMars_s.jpg



「ジェゼロ」クレータはかつて湖であったと考えられていて(想像図がこちら)、火星での生命の(痕跡 or 現存)確認ができる可能性が期待できます。



尚、既に周回軌道で各種探査をしている「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」が、パラシュートを開いて着陸しようとしている「パーサヴィアランス」を撮った写真がこちらにあります。

posted by 鎌倉太郎 at 09:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記-惑星探査 | 更新情報をチェックする

2021年02月21日

火星探査車「パーサヴィアランス」が着陸直前の映像


こちらは、NASAの火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」が、火星に着陸直前の最終的なロケット噴射による降下ステージで、地上数mの位置に一時的な停止している状態を撮った映像です。



スカイクレーンから吊るされているロープや、探査車のコンピュータに信号を送るケーブルも見えています。
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2021年02月20日

火星探査車「パーサヴィアランス」が火星に着陸後の最初の映像


NASAの火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance)」が火星に着陸しました。最初に送られてきた映像がこちら。「パーサヴィアランス」の影も映っています。



これからの成果に期待したい。
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2021年02月19日

地球観測衛星「Aqua」搭載の「MODIS」が2016年2月に撮ったイベリア半島上のサハラ砂漠からの塵【改訂】


こちらは、日本・米国・ブラジルの3ヶ国共同による地球観測衛星「Aqua(EOS PM-1)」搭載の可視・赤外域の放射計「MODIS(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer)」が、2016年2月に撮ったイベリア半島(Iberian Peninsula)上のサハラ砂漠(Sahara)からの塵(Dust)です。




米国のNOAA-20に搭載した気象観測機器「Visible Infrared Imaging Radiometer Suite(VIIRS)」による2121年2月18日の観測で、サハラ砂漠から吹き上げられた風塵(砂塵、Dust)は大西洋から南北アメリカに向かうだけでなく、年に数回ヨーロッパにも向かいます(こちら)。




【改訂】 2021年02月22日 20:30 画像の追加、記述追記

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2021年02月18日

北極気団に伴う極寒の襲来による米国の厳しい寒波の様子を示す地球観測システムモデル


米国では2月11日から南部を含めた広い範囲で厳しい寒波に襲われています。こちらはゴダード地球観測システム(Goddard Earth Observing System、GEOS)モデルから得られた、北極気団に伴う極寒の様子(2021年2月15日時点の地上2メートルの気温)を示しています。



最も濃い青色の部分は気温が-35℃にまで低下している場所、白い色は気温が 0℃前後を示しています。アラスカとテキサス州の一部が同じ気温になっているのは驚き。



交通事故や停電のニュースが伝わっていますが、米国海洋大気庁が運用する気象衛星「スオミNPP(Suomi National Polar-orbiting Partnership、Suomi NPP)」による都市の2月16日午前1時頃(現地時間)時点の停電マップ(夜間照明の点灯状況)がこちら



寒波が襲来する前の2月7日同時刻の停電マップはこちら

posted by 鎌倉太郎 at 19:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-惑星探査 | 更新情報をチェックする