2017年03月29日

モロッコ旅行(34) - マラケシュ旧市街(4)


モロッコ(Morocco)観光の第8日目で2つ目の観光地はサアド朝の墳墓群(Saadian Tombs、サアード朝の墳墓群)でした。1917年に発見後に修復しています。サアド朝(Saadi dynasty、サアード朝)の約60人が葬られていて、サルタン「アフマド・アル・マンスール(Ahmad al-Mansur、1603年没)」の墓もあります。


モスク「Moulay El yazid Mosque」(こちら)の横に位置します。




こちらのような落ち着いた雰囲気で、バラが満開になっているのが印象的でした(こちら)。





サルタンとその家族は建物の中に葬られ(こちら)、兵士や使用人は庭になります(こちら)。





ここでの装飾も魅力的です(こちらこちらこちら)。






第8日目に見学した場所をGoogle地図にポイントしておきます(こちら)。




全10日間(観光:8日間)のモロッコ旅行は、ツアー同行者に病気・ケガ人が出ず、予定通りに帰国できました。


こちらで紹介した、同じ緯度にして国の大きさを比べられるサイト「The True Size Of...」を使って、改めて日本とモロッコを比べた所がこちら


数値としては日本:377,972.28平方km(62位)に対してモロッコ:446,550平方km(56位)です。観光地移動をしていて広さを感じました。兎に角モロッコの世界遺産8件のうち6件巡りました。勿論1ヶ所当たりの時間数は十分と言えませんでしたが、ポイントを捉えた案内はツアーのメリットです。


 
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2017年03月28日

モロッコ旅行(33) - マラケシュ旧市街(3)


モロッコ(Morocco)観光の第8日目でバイア宮殿(Bahia Palace、Palais de la Bahiaa、バヒア宮殿)の外装・内装が素晴らしいのですが、今回は中庭を繋ぐ建物の内装や中庭に面した部屋の内装です。



先ずこちらこちらこちら






次いでこちらこちら





もう一つはこちらこちら




ステンドグラスを通した光が華やかな雰囲気を醸し出していました(こちら)。




第8日目に見学した場所をGoogle地図にポイントしておきます(こちら)。



 
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2017年03月27日

モロッコ旅行(32) - マラケシュ旧市街(2)


モロッコ(Morocco)観光の第8日目は最終日で、この夕方にはマラケシュ(Marrakesh)空港から帰国する事になります。その前にマラケシュ旧市街観光の第2段としてバイア宮殿(Bahia Palace、Palais de la Bahiaa、バヒア宮殿)やサアド朝の墳墓群(Saadian Tombs、サアード朝)などを見学しました。ここだけは日本語のできる(かなり有名・・・らしい)ローカルガイドが付きました。



先ず、バイア宮殿です。19世紀末、アラウィー朝(Alaouite dynasty)で最も成功したサルタン・ハッサン1世(Hassan I)の宰相アリ・バハメット(Ba Ahmed)の私邸で、4人の妻と24人の妾と大勢の子供たちと住んでいました。ハッサン1世の次のムーレイ・アブドゥルアズィーズ4世(Mulai Abd al-Aziz IV)初期にも摂政として力をふるいました。


入口の門がこちら




スタッフがシッカリ管理していて、開門時間の前に着いたのですがローカルガイドが交渉しても、(近くの市街を見学などして)時間まで待つ事になりました。入門した所がこちら




こちらが最初の中庭。



取り囲む建物の装飾が素晴らしい(こちらこちらこちらこちら)。







2つ目がこちら




3つ目がこちらこちらこちら






次回に中庭を繋ぐ建物の内装や中庭に面した部屋の内装などを投稿します。第8日目に見学した場所をGoogle地図にポイントしておきます(こちら)。



 
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2017年03月26日

モロッコ旅行(31) - 雑多な事柄


第6日目のこちらの投稿の中で、第7日目でマラケシュからエッサウィラに移動する時に、「アルガンノキに登るヤギ(Goats climbing an Argan tree)」を撮った事を紹介しています(こちらも参照)。何故アルガンノキとヤギが関連するのでしょうか。


アルガンノキの自生は現状モロッコ北西部などに限られていますが、過酷な乾燥地帯でも耐性が強く緑を保つので、ヤギは生き抜く為に葉や実を木に登って食べていた訳です。ベルベル人はヤギの排泄物を含め地面に落下した種子からアルガンオイルを作っていました。

コーヒーノキの実をマレージャコウネコが食した後の糞から種子を採取して、インドネシアの「コピ・ルアク」というコーヒー豆ができるのと同じ関係です。


現在はアルガンノキが栽培される様になりましたが、アルガンオイルは希少価値で高級品になります。「アルガンノキに登るヤギ」君たちは観光と宣伝にも役立っています・・・



エッサウィラの旧市街観光でこちらの木が私の目を引きました。



落ちていた枝先の葉の部分はこちらです。



近くには大きくなった複数本が植えられていました(こちら)。




発音では「ウイロー」と言われたので、確認で文字にしてもらった所「Willow(ヤナギ、柳)」でした。同行者も信じられないといった表情でした。インターネット上で調べてみましたが、画像検索の類似性を使ってもダメでした。どなたか分かる方が居られましたらご教示頂きたい。


 
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2017年03月24日

モロッコ旅行(30) - エッサウィラ旧市街


モロッコ(Morocco)観光でマラケシュ(Marrakesh)は2連泊しましたが、第7日目は大西洋岸の港湾都市エッサウィラ(Essaouira)旧市街への往復観光でした。



マラケシュにも城壁がありました(こちら)。



鉄道の駅を横に見ながら(こちら)マラケシュを出発。




さてエッサウィラでは旧市街の観光でしたが、残念ながら岸壁の城砦は修復工事の為に見学できませんでした(こちら)。




旧市街は現地ガイドに付いて(実際には旧市街のレストランに寄った後)散策しましたが、昼食場所を含めてどのようなルートで回ったか分かりません。若干のフリータイムでも集合場所の高い時計塔が見える範囲に限った次第です。ガイドに付いて回った時の写真を掲載しておきます(こちらこちらこちらこちらこちらこちら)。









第7日目のここまでのルートをGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。



 
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2017年03月22日

モロッコ旅行(29) - マラケシュ旧市街(1)【改訂】


モロッコ(Morocco)観光の第6日目も、250㎞近く走行してマラケシュ(Marrakesh)に到着しました。マラケシュには午後も早めに着いたのでホテルへチェックインする前に、クトゥビーヤ・モスク(Koutoubia Mosque、クトゥビアの塔)を観光し、少し暗くなってからジャマ・エル・フナ広場市場(Jemaa El Fna souq)に行きました。



モスクには(当然)入れませんのでほぼ一周する様に外周を見学。大通りから(逆光ですが・・・)見た所がこちら



横からはこちらです。


建物跡の柱が残っています。


後方からがこちら。こちら側には良く整備された広い公園があります(こちら)。



市内で最も高いミナレットなので、方向を把握するのに便利でした・・・



一旦ホテルでチェックインする為に移動しましたが、モスク正面から伸びる道路を少し歩けばジャマ・エル・フナ広場になります。広場を一望できるカフェの屋上(3階相当)から見た所がこちら(左にクトゥビーヤ・モスクが見える)とこちらこちら




マラケシュの市場を撮ったタイムラプス動画ではこのようなカフェから撮ったのが殆どです。



広場に出ている屋台なども覗いてみました(こちらこちら)。



果物をはじめあらゆる物を売っていたり、飲食ができたりします。大道芸や民族歌曲を披露している人達もいました。蛇使いも・・・


第6日目のルートをマラケシュ中心でGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。ホテルからモスク及び広場への往復は観光バスを使っています。




【改訂】 2017年03月23日 18:20 ルート地図の追加


 
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2017年03月21日

モロッコ旅行(28) - アトラス山脈ティショカ峠越え


モロッコ(Morocco)観光の第6日目は、アイト・ベン・ハッドゥ(Aït Benhaddou)の集落観光の後、アトラス山脈のティショカ峠(Tizi n'Tichka)を越えてマラケシュ(Marrakesh)に向かいました。



アトラス山脈の山々は雪に覆われています(こちら)。



こちらこちらの景色を見ながら峠に向かいます。




振り返って登ってきたルートの様子がこちら




こちらこちらがティショカ峠です。




こちらが登ってきた方向。



こちらがマラケシュに向かい方向です。




峠からの下り道路でくねった下方の様子を見たのがこちらです。



絵になる写真が撮れると喜んでいましたが、途中で寄ったアルガンオイル(Argane oil)ショップで休憩した際に撮ったこちらの様子には少しヒヤリとしました。




さて、アルガンオイルショップでは、アルガンノキ(Argania)の硬い種子を割って取り出す作業などを見せてくれました(こちら)。




現地ガイドが日本人観光客を連れて行くだけあって、土産物販売では日本語を話せる人の説明や商品の日本語表示をしていました(こちら)。




翌日(第7日目)にマラケシュからエッサウィラ(Essaouira)に向かう際に、こちらの「アルガンノキに登るヤギ(Goats climbing an Argan tree)」の様子を撮る事ができました(チップ要求あり)。




第6日目のここまでのルートをGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。



 
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2017年03月19日

モロッコ旅行(27) - アイト・ベン・ハッドゥの集落


モロッコ(Morocco)観光の第6日目は、アイト・ベン・ハッドゥ(Aït Benhaddou)の集落観光でした。



ワルザザード(Ouarzazate)を出発する時、前回も紹介している通り晴天に恵まれました。特に目に付いたのがアトラス山脈(Atlas Mountains)の雪を被った山々でした(こちら)。


第6日は最終的にこの山々の峠を超え、200㎞以上を移動してマラケシュ(Marrakesh)に行く事になります。



アイト・ベン・ハッドゥの集落がこちら


ここは要塞都市(集落?)で、頂上の建物は倉庫となっていて、(略奪の対象になる)小麦などを攻めるのに困難な場所へ設置しています。ガイドの説明によると、写真の右半分は支配者階級で左が農民階層が多く住んでいて、左から攻められる事が多い地形に対応しているという事です(支配階級の考える事は同じ?・・・)。


新しい橋を渡ると早速何処にでもある土産物店が並びます(こちら)。




上に向かう通路沿いは大分崩れていますが(こちらこちら)、傾斜地の有効利用もあるでしょうが、狭く急坂で可なり曲がりくねっていました。




支配層の住居は各々で四方に塔を持つ立派な館になっています(こちら)。


対岸の家は原住民が移住して住んでいます。



頂上に倉庫にしていたと思われる建物の一部が残っています(こちら)。



四方を見るとここが三方向で川に守られ非常に見通しの良い場所である事が分かります(左回りでこちらこちらこちらこちら)。







第6日目のここまでのルートをGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。



 
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2017年03月18日

モロッコ旅行(26) - カスバ街道


モロッコ(Morocco)観光の第5日目は、サハラ砂漠(Sahara Desert、The Sahara)地帯への入口「エルフード(Erfoud)」近くにある、メルズーガ砂丘(Dune Merzouga)の観光をした後一旦ホテルに戻り、荷物をまとめてトドラ渓谷(Todgha Gorge、[仏語]Gorges du Toudr)経由でワルザザード(Ouarzazate)へ再び300㎞以上の移動でした。



ティンジル(Tinghir、ティネリール)での昼食は、モロッコ定番の煮込み料理「タジン(Tajine)」でした(こちら)。




鍋は独特で他の場所で出た時はこちらのような落ち着いたものでしたが、こちらの様に色付けして特徴付ける事もあるようです。





何時もタジンという訳でもなく、ミデル(Midelt)近くのホテルでとった昼食は、近くで養殖するマスの料理でした(こちら)。




カスバ街道(Route des Kasbahs)はエルラシディア(Errachidia)からティンジルを通ってワルザザードへ抜ける道を言いますが、今回のツアーではティンジルの少し手前からそのルートに入りました。そこにはカスバ(城壁に囲まれた要塞)が点在します。しかし道路沿いからは特に目立ってみる事ができずあまり認識できませんでした。


途中、こちらのホテル「Kasbah Ait Ben Moro」の近くで写真を撮ったり(撮るだけ!・・・でした。ワルザザード近郊では人気NO2だそうです。宿泊料金は1段も2段も高い・・・)、バラ香水店(石鹸、肌荒れ対策用も)に寄ったりしました。




ティンジルからワルザザードへの移動では、乾燥地帯の景色に見慣れた事もあり、掲載できる写真は少ないですが、あえてこちらこちらこちらをご覧ください。






モロッコは映画の撮影で使われる事が多いですが、ワルザザードは特にスタジオがあったりロケ地として使われる事が多いそうです。アラビアのロレンス、スター・ウォーズ、007 リビング・デイライツ、ハムナプトラ/失われた砂漠の都、グラディエーター、クンドゥンといった作品でロケ地となっています。残念ながら市街の観光はホテルの宿泊する経路からバスで見るだけでした。ただ翌日街を離れる時に1つのスタジオの前を通りました(こちらこちら)。



ワルザザード到着の夕方は小雨気味でしたが、翌日は朝から晴天でした。尚、この時点で雪を被った山々もロケ地として選ばれる理由の一つだそうです。



第5日目のルートをGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。



 
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2017年03月17日

モロッコ旅行(25) - 地下導水路「Khetarra」とトドラ渓谷


モロッコ(Morocco)観光の第5日目は、サハラ砂漠(Sahara Desert、The Sahara)地帯への入口「エルフード(Erfoud)」近くにある、メルズーガ砂丘(Dune Merzouga)の観光をした後一旦ホテルに戻り、荷物をまとめてトドラ渓谷(Todgha Gorge、[仏語]Gorges du Toudr)経由でワルザザード(Ouarzazate)へ再び300㎞以上の移動でした。



トドラ渓谷への入口となるティンジル(Tinghir、ティネリール)へ向かう途中で、灌漑用水を送る為の地下導水路「Khetarra」を見学(こちらこちら)。



写真に見えるのは一部のエリアで、こちらの投稿も参照。穴を覗いても何も見えませんでしたが、実際に水が通っています。この時点で風が非常に強く砂埃が舞っていて(こちら)、早々にバスに戻りました・・・



やがて雪の山に向かっている事を示します(こちら)。




ティンジルの市街に入る前にトドラ渓谷へ向かうのですが、高台の展望台から市街を見渡す事ができます(こちらこちらこちら)。






トドラ川に沿って上流へ進むと、両側の岩が非常に迫ったトドラ渓谷になります(こちらこちらこちら)。




200~300mほど続く切り立った岩場はロッククライマーに人気とか。


トドラ川の水は非常に澄んでいました。川を前にして岩に張り付くような「ヤスミナ ホテル(Hotel Yasmina inside Todra Gorge)」があります(こちら)・・・が、岩が崩壊して食堂部分(三角屋根)を押しつぶしました。幸いに死傷者はいなかったとの事ですが、以来営業廃止になっています(一部旅行サイトのレストラン口コミで2017年3月に食事をしたとありましたが、何かの間違いです・・・)。



同じ道を戻ってティンジルに入りました。



第5日目のここまでのルートをGoogle地図にしておきます(こちら。実際の道路と若干異なる場合がある)。



 
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