2017年11月09日

スコットランド紀行(15) - 保存鉄道のストラススペイ鉄道


スコットランド滞在第5日目は、ケアンゴーム山(Cairngorm Mountains、Cairngorms)の中腹まで自動車で行き、登山鉄道(Cairngorm Mountain Railway、ケーブルカー)で頂上からの景色を堪能した後、アビモア(Aviemore)の鉄道駅を起点とする保存鉄道(heritage railway、preserved railway)のストラススペイ鉄道(Strathspey Railway)に乗車しました。



鉄道駅の裏手に駐車場がありましたが、繁華街側の駅舎でチケットを購入しようとしてもその場所が見つかりませんでした。聞いた所出発プラットホーム上にある駅舎で発売しているとの事(こちら。左2線が「Highland Main Line」)。乗車する列車の出発時間にはまだ時間がありましたが、既に観光客が集まっていました(こちら)。





乗車予定より1本前の列車が入線してきましたが(こちら)、降車する人の多い事・・・人気が分かりました。




列車の外観はこちら。一般車両はこちら、食堂車も接続していました(こちら)。






蒸気機関車を前後の接続替えをした後出発。途中の景色を掲載しておきます(こちらこちら)。





(出発駅と折り返し駅の間に)1つの途中駅があり、(観光列車である事から)長く停車している間に、蒸気機関車への給水などをしていました(こちら)。




折り返し地点では再び蒸気機関車の前後入れ替え作業をして(こちら)、折り返し駅で長く停車していましたから、ユックリと機関車の写真が撮れました(こちら)。





グラスゴー・エジンバラ・インヴァネスなどと結ぶ「Highland Main Line」の列車も掲載しておきます(こちら)。



 
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2017年11月08日

スコットランド紀行(14) - アビモアとケアンゴームズ山


スコットランド滞在第5日目と第6日目の観光は、アビモア(Aviemore)を起点としたケアンゴーム山(Cairngorm Mountains、Cairngorms)と保存鉄道(heritage railway、preserved railway)のストラススペイ鉄道(Strathspey Railway)(そして付近の散策)でした。



アビモアの街は鉄道駅を中心とした閑静なリゾート地にあります。周囲の山々、湖水や川辺でのレクレーションをはじめ、蒸気機関車などで家族連れにも人気です。繁華街(こちら)と呼べるのは駅前の道路沿いだけですが、大きなスーパーもあり便利です。




この観光地図が街の周辺を分かり易く示していると思います。


周辺地域にはリゾートホテルが点在し、宿泊したのは川沿いに建てられたロッジ風の建物でした(こちら)。


1棟には左右で2家族が干渉なく宿泊できます。リビング、キッチンもある豪華な造りでした。



第5日目は最初にケアンゴーム山の中腹まで自動車で行き、登山鉄道(Cairngorm Mountain Railway、ケーブルカー)で頂上からの景色を堪能しました(こちらこちらこちらこちらこちら)。






登山として上ってくる人も随分見かけましたし、冬場はスキー場にもなります。この日は残念ながら山頂付近に靄のかかる事が多かった。


 
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2017年11月07日

スコットランド紀行(13) - ジョージ要塞


スコットランド滞在第4日目にバラター(Ballater)からアビモア(Aviemore)へ移動する際に、(大分寄り道の様になりましたが・・・)インヴァネス(Inverness)近郊のコーダー城(Cawdor Castle)とジョージ要塞(Fort George)に寄っています。今回はジョージ要塞です。


ジョージ要塞は、星形要塞としてこちらで紹介しています。この地には城がありましたが、ジャコバイト(Jacobite)が占拠・破壊しました。ジャコバイトと英軍とのカロデンの戦い(Battle of Culloden)の後、ジャコバイトの再決起を恐れてここに堅固な要塞を作りました。


マレー湾(Moray Firth)を見下ろし、海からインヴァネスに侵攻するのを防護する位置にあります。



ジョージ要塞は三方を海に面し陸側を強固な城壁と堀で守ります(こちらこちら)。



非常時には堀に海水を引き込める様になっています。



城壁には大砲を設置でき、海側の城壁には実際に野外大砲を展示しています(こちら)。




砦内には兵舎が並び(こちらこちらこちら)、今でも軍の兵舎として使っています。






教会もあります(こちらこちら)。





見張り所(こちら)は冬の寒気に対応しているのでしょうが、やはり兵士にとっては大変だったでしょう・・・




一部では人形で当時の様子を再現していました(こちら)。



 
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2017年11月06日

スコットランド紀行(12) - コーダー城


スコットランド滞在第4日目は、こちらの様にバラター(Ballater)からアビモア(Aviemore)への移動日ですが、インヴァネス(Inverness)近郊のコーダー城(Cawdor Castle)とジョージ要塞(Fort George)に寄っています。




今回はコーダー城です。イングランドの劇作家シェークスピア(William Shakespeare)の「マクベス(Macbeth)」(初演:1606年頃)の舞台として有名ですが、モデルとなった実在のスコットランド王マクベスが11世紀の人であるのに対し、コーダー城は15世紀の塔の周りに徐々に増築して17世紀に現在の形になったものです。


正面から全体を撮ったのがこちら




中央には跳ね橋を設けています(こちら)。




城内が観覧できます(こちらこちらこちら)。






古い調理器具が並んだ古いキッチン(こちら。新しいキッチンもあり、区別していた)も見る事ができます。




城内への入口と出口はこちらの角度から見ると分ります。




古い乗り物などを展示している場所に、映像では見た事はありましたが、実物を見るのは初めてなこちらもありました。






直ぐ近くに庭園があります。入口から撮ったこちらこちら、庭園奥から城を見る方向のこちら







コーダー城の奥にはウォーキングのできる広大な森が広がっていたり、(標準的なコース距離と比べるて短いですが)9ホールのゴルフコース(こちら)を設置しているなど、家族連れで憩いの一時を過ごせる内容にしている事がうかがえます(迷路庭園もあり)。




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2017年11月03日

スコットランド紀行(11) - ケアンゴームズ国立公園


三ヶ月以上投稿できませんでしたが、中途半端になっていた「スコットランド紀行」から再開します。

スコットランド滞在3日目まで終わっています。バラター(Ballater)に宿泊していたのですが、第4日は次の宿泊先であるアビモア(Aviemore)に向かいながら城などを訪ねました。できればアバディーン(Aberdeen)市街にも行ってみたかったし、アバディーン北西にあるウィスキー蒸留所などの銘酒の故郷を巡るのも好いと思っていましたが、(これまでジックリ観光しすぎて・・・?)時間が足りない事やドライブ途中でのウィスキー試飲もできないので諦めました。なおウィスキー蒸留所は、後で宿泊したオーバン(Oban)で土産購入の為に訪れました。



さて、アビモアへはケアンゴームズ国立公園(Cairngorms National Park)の北部を通り抜けましたが、少し通り過ぎてから若干戻る形で、インヴァネス(Inverness)近郊のコーダー城(Cawdor Castle)とジョージ要塞(Fort George)に寄ってからホテルにチェックイン。


ケアンゴームズ国立公園の道沿いは、こちらこちらこちらの様にゆったりとした景色でした。




道路は曲がりくねってはいますが、一本道と呼べるほどで交通信号機は殆どありません。時々小さな川で古い石橋を渡る時に車1台分の幅しかない為、見通しの悪い場所で交互に利用する為の信号機がありました。


第4日目のルートをこちらに掲載しておきます。




コーダー城とジョージ要塞については次回以降にします。


 
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2017年07月19日

スコットランド紀行(10) - アバディーン近郊のドラム城


スコットランド(Scotland)観光の第3日2番目は、アバディーン(Aberdeen)近郊にあるドラム城(Drum Castle)でした(こちら)。



13世紀終わり頃に創建し14世紀に「アーヴィン家(Irvine)」に授与され、その後増改築をしています。こちらの方向から見ると、城というより屋敷と言う方が良いかも知れません。


「アーヴィン家」はスコットランドでも最も古い家系の一つだそうです。



内装はこちらこちらこちらこちらこちらですが、1976年にスコットランドのナショナル・トラスト(National Trust for Scotland)に遺贈するまで実際に使っていたでしょうから、最近の内装といっても違和感を感じないくらいです・・・但し、遺贈されてからトラスト側が一部で部屋の模様替えなどをしています。








少し離れた所に庭園があります(こちら)。



1991年に改良創作したものですが、ここで栽培されたバラと庭園の歴史を示しています(こちら)。上掲写真は19世紀の部分です。



 
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2017年07月17日

スコットランド紀行(9) - アバディーン近郊のクラテス城(2)


スコットランド(Scotland)観光の第3日1番目のクラテス城(Crathes Castle)の続きで、庭園の様子です。現在の庭園自体は1900年代初期の子孫によるもので、今も専任の庭師が整備しています。



お城の最上階から見た庭園の様子がこちら



特に幾何学形に剪定したり区画の境界にあるイチイの生垣は、1702年以来のものです(こちらこちら)。





花々の植栽を中心にした区画がこちらこちらこちら





1本の茎からこちらの様に咲く珍しい花もありました(白い部分が徐々にピンクになるのでしょうか・・・)。




形状を楽しむ庭園もあります(こちら)。




一方で広場を想定したエリアもあり(こちら)、子供たちが思いっきり動き回っていました。



 
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2017年07月16日

スコットランド紀行(8) - アバディーン近郊のクラテス城(1)


スコットランド(Scotland)観光の第3日はアバディーン(Aberdeen)近郊のお城巡りで、その1番目は1556年から40年掛けて(代替わりして)創建したクラテス城(Crathes Castle)でした(こちら)。




先ず城内の装飾などを拝見しました(こちらこちら)。





ある部屋でこちらこちらのように、明らかに日本から伝わったものが置かれているのは嬉しいですネ。





「九名士の部屋」(こちら)の天井画では、「騎士道」や「名誉」といったテーマで描いています(こちら)。



天井画は別の部屋でも描かれていました。


 
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2017年07月13日

スコットランド紀行(7) - ブレイマー城とバラター【改訂】


スコットランド(Scotland)観光の第2日の2番目は、バルモラル城(Balmoral Castle)からさらに先へ進んだ所にあるブレイマー城(Braemar Castle)でした(こちら)。


入城できますがしませんでした。ブレイマー城は1628年に初期の創建が行われていますが、直ぐに地域紛争で焼け落ちた後1748年に再建しています。


牧場の中の居城で、堅固な守備態勢には程遠い。再建はイングランド軍の駐屯地といった位置付けでした。ガイドブックによると、幽霊が多く目撃されている事で有名だそうですが、良く晴れた日の訪問であったので、そのような雰囲気は全くありませんでした・・・


のんびりと草を食む羊が(こちら)、争いの歴史を忘れさせてくれそうです。




第2日の3番目はディー川(River Dee)に架かる石橋です(こちらこちら)。



立派な橋ですが橋の幅が荷車1台部ぐらいしかなく、既にリタイアしています。新しい石橋は2車線になっています。


ハイランド地方(Scottish Highlands)・ケアンゴームズ国立公園(Cairngorms National Park)などを走行した中で、多くの石橋を渡りました。中には1車線分しかないので、信号機による相互交通になっている場合もあります。橋の幅を比較から除くと、今回の旅行中に出会った石橋の中で最も堅牢で大きいものになります。

橋の近くには釣り人もおり、憩いの場所にもなっているようです。



さて、三泊お世話になったバラター(Ballater)の街は、非常に落ち着いた街並みになっています(こちら)。



ロイヤルファミリーが夏の休暇を過ごすバルモラル城が近くにあるのが関係するのか、食糧買い出しなどをしていたスーパーの近くに、英国王室御用達(Royal warrant)の栄誉を得ている証として、こちらの様に紋章を掲げているお店がありました。




第2日の行程をまとめるとこちらになります。




【改訂】 2022年07月15日 14:15 埋込スクリプト変更


 
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2017年07月12日

スコットランド紀行(6) - ロイヤルファミリーが夏の休暇を過ごすバルモラル城(2)【改訂】


スコットランド(Scotland)観光の第2日の1番目、バルモラル城(Balmoral Castle)で前回の続きです。

バルモラル城内で散策したルートを前回同様にこちらで掲載しておきます。

[削除]

但し、お城のスタッフからの推奨ルートはこちらです。


庭園の一部として噴水(⑧、前回参照)がシャッター・ポイントになっていますが、庭園はどちらかというと温室中心です(こちら)。




何気なくゴルフコースのような芝(?)のスペースに向かうと、広大な空間が広がり一端に休息の場所があったり(こちら)、小池があったりします(こちら)。




広大な空間を宮殿横の庭園から見たのがこちら




同じ場所の宮殿側にはこちらの庭園も。




宮殿の裏には新設した(?)建物があって唯一入れる場所であり、写真は撮れませんが戴冠マントなどを展示していました(⑫、こちら。塔の左前の建物)。




散策ではディー(Dee River)の川辺にも行けました(こちら)。




【改訂】 2022年07月15日 13:00 記述の削除


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-英国旅行 | 更新情報をチェックする