2015年10月01日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(7) - ウィンドウベースのウィンドウで入力


今回はウィンドウベースのウィンドウで入力を受付るアプリです。



「Controls」オブジェクトが中心になります。 「AddTextBox」メソッドで入力欄を作り、「AddButton」メソッドでボタンを作ります。入力部分の再表示を2ヶ所で行うのでサブルーチン(Subroutine)を使うと共に、入力情報の取り出し・再設定を「GetTextBoxText」と「SetTextBoxText」メソッドで行います。

確認アプリのソースはこちらです。




実行の最初の表示はこちら



「会員番号」と「お名前」を入力し、「東京」ボタンをクリックした所がこちら


ボタンをクリックしたというイベントは、イベント指定「ButtonClicked」で処理するサブルーチンを設定します。

どのボタンをクリックしたかは、「LastClickedButton」プロパティを使ってボタンのキャプション(Caption、表示文字)で判別します。


続けて「奈良」ボタンをクリックした所がこちら



 
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2015年09月30日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(6) - テキストベースのウィンドウで入力


今回はテキストベースのウィンドウで入力を受けるアプリです。



これまでの「WriteLine」に加えて、入力を支援するプロンプトに対応する「 Write」メソッドがあります。読み取りにはテキストを読み取る「Read」メソッドと数値を読み取る「ReadNumber」メソッドがあります。

確認のアプリのソースはこちらです。




実行結果はこちら



 
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2015年09月29日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(5) - ウィンドウ上に一次・二次曲線を描く


今回はウィンドウ上に一次・二次曲線を描くアプリです。



四角形(Rectangle)・楕円(Ellipse)・三角形(Triangle)・直線(Line)では、特定のメソッドがありました。一次・二次曲線などそれ以外の曲線は指定位置にピクセルを描く「SetPixel」メソッドを使います。一次・二次曲線を描く確認アプリのソースはこちらになります。



実行した結果はこちらです。



 
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2015年09月28日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(4) - ウィンドウ上に図形を描画


今回はウィンドウ上に図形を描画するアプリです。



指定できるのは四角形(Rectangle)・楕円(Ellipse)・三角形(Triangle)・直線(Line)です。また直線以外では、線で描画する(Draw)か塗りつぶす(Fill)かの違いにより、図形の種類との組み合わせで「DrawRectangle」や「FillRectangle」といったメソッドを用意しています。各々のメソッドで位置指定を付加します。

図形を描く確認アプリのソースはこちらになります。


線で描画する(Draw)色と太さは「PenColor」と「PenWidth」メソッドで指定し、塗りつぶす(Fill)色は「BrushColor」メソッドを使います。



実行した結果はこちらになります。



 
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2015年09月27日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(3) - ウィンドウに画像を表示


今回はウィンドウ上に画像を表示するアプリです。



ヘッダー画像としてPCローカルの画像を当て、画面右端にはWebサイトからの画像を表示、更にFlickrに保存している画像を「landmark」で検索して最初の5件をスライドショーとして表示する確認アプリです。

ソースはこちらの様になります。


これから表示するウィンドウに対応する「GraphicsWindow」オブジェクトに対して、「DrawImage」や「DrawResizedImage」などのメソッドで画像のファイル場所と表示位置を指定します。特に「DrawResizedImage」はリサイズの指定ができます。

Flickrサイトから画像取り込みには、専用の「Flickr」オブジェクトがあります。「GetRandomPicture」メソッドで指定キーワードをタグとする写真をランダムに取り出しています。写真を1枚取り出し表示する毎に、「Program」オブジェクトに対して「Delay」メソッドを使って10秒間アプリを停止しています。

表示テキストのサイズと色は、「GraphicsWindow」オブジェクトのプロパティを変えて行います。



結果はこちらになります。


但し、Flickrの写真はスライドショーの途中の1枚です。


 
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2015年09月26日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(2) - "Hello"アプリのウィンドウベース表示


今回はウィンドウベースの"Hello"アプリを作ります。



処理の流れにおける基本的な準備は、テキストベースの場合と同じですが、「GraphicsWindow」オブジェクトを対象とし表示には「DrawText」メソッドを使います(こちら)。



「実行」するとこちらの様になります。




ここでエディタの支援機能について触れておきます。ソース入力時にオブジェクト指定レベルを入力すると、左の直ぐ近くで(変数を含めた)スペルの候補を表示し、オブジェクト名などの確認がとれると、右のヘルプ領域にプロパティやメソッドの候補を示します(こちらを参照)。


左の支援機能はマウススクロール操作で全てを見る事ができます。


プロパティやメソッド段階では右のヘルプ領域にパラメータなどの候補を表示します(こちらを参照)。



 
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2015年09月25日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(1) - "Hello"アプリのテキストベース表示


こちらのブログで「Microsoft Small Basic」の新版(Ver 1.1:以下、単に「Small Basic」と記します)公開に対するアナウンスがありました。前に紹介したビジュアルプログラミング言語「App Inventor 2」(こちらを参照)と違ってコードの記述がありますが、どの程度使いやすいか試行します。



先ずこちらから「Microsoft Small Basic 1.1 - 日本語」をダウンロード・インストールします。


途中「カスタム セットアップ」の選択でこちらの様に「ローカルハードドライブにすべてインストール」を指定しました。



オブジェクト指向プログラミング(object-oriented programming)言語に慣れる(or 真似た?言語への)入口教育を目的とする面が強いので、文法としてオブジェクト(Object)やプロパティ(Property)・メソッド(Method、「Small Basic」ではOperationと表現する事がある)・イベント(Event)といった言葉で表します。

こちらに日本語によるオブジェクトの解説があります。



先ず最初に例題として出てくる、"Hello"アプリを作ります。表示にはテキストベースとウィンドウベースがありますが、特に今回はテキストベースとします。


起動した所がこちらで、1つのソースが登録してありますが、メニューを見ても分かる通り実行環境も含みます。


「TextwWindow」オブジェクトに、プロパティとして「Title」を付け、「WriteLine」メソッドを使って表示しています。「Clock」オブジェクトから年月日を取得しています。



「実行」をすると、こちらの様に表示します。



「昇格する」というアイコンがありますが、これをクリックするとソースを「Visual Basic」へ変換する事となり、「Small Basic」としてコンパイルする機能がないようなので、この実行環境の範囲内での利用に限る事にします。


次回はウィンドウベースでの"Hello"アプリを作ります。


 
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