2015年10月13日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(17) - 「AppendContents」メソッドの動作


今回は前回に誤解のあった「AppendContents」メソッドを中心に動作確認のアプリです。



確認アプリのソースはこちらです。


最初に確認アプリで以前に出力したファイルの削除をして、常にファイルを新規に作成するようにします。

「Data01.txt」ファイルについては、「WriteContents」メソッドと「AppendContents」メソッドの関係を確認します。
「Data02.txt」ファイルについては、「WriteContents」メソッドの意味を確認します。
「Data03.txt」ファイルについては、「WriteLine」メソッドと「AppendContent」メソッドの関係を確認します。
「Data04.txt」ファイルについては、「AppendContents」メソッドの意味を確認します。



最終的な実行結果はこちらです。


結果として、直前のレコードを「WriteContents」メソッドと「WriteLine」メソッドのどちらであったかにより、その後に「AppendContents」メソッドで書き込んだ時の結果が異なる事が分かります。


 
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2015年10月11日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(16) - テキストファイルの管理操作


今回も「File」オブジェクトによりローカルにあるテキストファイルの操作の続きです。特にファイルの管理に関する操作を確認します。



(修正前はこちらでしたが)確認アプリのソースはこちらです。


「CopyFile」メソッドや「DeleteFile」メソッドによるファイルのコピー・削除、「CreateDirectory」メソッドによるフォルダの作成、「GetFiles」メソッドによるファイル一覧表示などを行います。

修正前の「AppendContents」メソッドに対する誤解がありましたので、「WriteLine」メソッドを複数のレコードに対して使うように修正。



(修正前はこちらでしたが)最終的な実行結果はこちらです。


ここで"Append Data01"の追記が、新規レコードではなく直前のレコードの最後に書かれている理由が分かっていません(空レコードはできている。同じ操作での"Append Data02"は期待通り)。



【改訂】 2015年10月13日 08:40 メソッドの理解に誤解があり、アプリの修正


 
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2015年10月10日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(15) - ウィンドウベースの表示におけるファイルの入出力


前回に続いて「File」オブジェクトによりローカルにあるテキストファイルの操作を確認します。今回は、ウィンドウベースの表示をしている状況でファイルの入出力をする確認アプリです。



確認アプリのソースはこちらです。


ボタンをクリックするとボタンのキャプションによって、「検索」ならば指定したファイルを読み込んで表示し、「保存」であれば画面上で更新した状態でファイルを更新します。ボタンのキャプションは入替えをしています。

アプリ上の編集操作で、話題2を更新し話題「31」を挿入し話題5を最後に追加していますが、アプリのロジックとは関係なく画面上だけの操作です。



最終的な実行結果はこちらです。操作の状況はこちらの動画を参照してください。





 
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2015年10月09日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(14) - テキストベースのウィンドウでファイルの入出力【改訂】


今回から「File」オブジェクトによりローカルにあるテキストファイルの操作を確認します。先ず、テキストベースのウィンドウでファイルの入出力をする確認アプリです。



確認アプリのソースはこちらです。


指定したテキストファイルを読み込んで一覧表示し、レコードの更新・挿入・追加を各1回づつ行っています。最後に編集結果を表示します。



実行結果はこちらです。


編集するテキストファイルが日本語を含む場合、文字コードを「Unicode」にしておく必要があります。



【改訂】 2015年10月09日 22:40 テキストファイルの条件追記


 
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2015年10月08日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(13) - アナログ時計で時刻表示


今回は前回に使った「Math」オブジェクトの三角関数のメソッドを使って、アナログ時計で長針・短針を動かして時刻表示をするアプリです。


確認アプリのソースはこちらです。


長針・短針の時刻を示すポイントの計算式についてはこちらのページを参照にしています。



実行結果はこちらです。



 
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2015年10月07日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(12) - 三角関数の描画(そして、新版 Ver 1.2が公開に)


こちらの「Microsoft Small Basic」のブログによると、新版(Ver 1.2:以下、単に「Small Basic」と記します)が公開になりました。早速(Ver 1.1をアンインストールしてから)こちらからバージョンアップしました。「Kinect Support」が中心なので、当面本投稿には殆ど(全く?)関連が生じないと思います。

Windows 10でVer 1.1を使っている時は、プログラム一覧に載っていたのですが、Ver 1.2では載っていないのでショートカットでの起動が必要になってしまいました。



今回は「Math」オブジェクトを使います。苦手な数式ですが、実用的なアプリを作る時は(分野によって・・・)必須です。多くの関数が使えますが、今回は三角関数の内からSin関数とCos関数のグラフを描きます。


確認アプリのソースはこちらです。




実行結果はこちらです。



 
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2015年10月05日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(11) - 図形・画像・文字のズーム・不透明化


今回も「Shapes」オブジェクトを図形・画像・テキストに対し使うと、移動・回転だけでなくズームや不透明化もできます。確認アプリでは、テキストを「Zoom」メソッドで拡大、画像は拡大しながら「SetOpacity」メソッドで不透明度を上げ、四角形はブリンクしながら不透明度を下げています。ブリンクは「ShowShape」と「HideShape」メソッドによる表示・非表示で行います。

確認アプリのソースはこちらです。




実行結果がこちらですが、画像・直線・テキストの動きはこちら





 
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2015年10月04日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(10) - 画像・テキストの移動・回転


今回も「Shapes」オブジェクトを扱います。これまでに画像やテキストの表示をしましたが、「Shapes」オブジェクトを使うと描いた画像・直線・テキストに対し移動や回転ができます。



画像・直線・テキストを設定するには、「Shapes」オブジェクトに対する「AddImage」・「AddLine」・「AddText」メソッドを使います。

確認アプリのソースはこちらです。


確認アプリの動きは前回と同じ様に、「Animate」メソッドで時間と共に移動させ、次に1秒毎に「Move」メソッドで位置を変えていきます。最後に「Rotate」メソッドで30度単位で回転します。



実行結果がこちらですが、画像・直線・テキストの動きはこちら



テキストの回転を始める前にテキストの一部を変更しています。


 
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2015年10月03日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(9) - 描画した図形の移動・回転


今回は「Shapes」オブジェクトを扱います。これまでに直線や楕円の描画をしましたが、「Shapes」オブジェクトを使うと描いた図形に対し移動や回転ができます。



「GraphicsWindow」オブジェクトにおける描画で「FillRectangle」・「FillEllipse」・「FillTriangle」メソッドを用いたのと同様に、「Shapes」オブジェクトでも「AddRectangle」・「AddEllipse」・「AddTriangle」メソッドがあります。

確認アプリのソースはこちらです。


この確認アプリでは、先ず「Animate」メソッドで時間と共に移動させ、次に1秒毎に「Move」メソッドで位置を変えていきます。最後に「Rotate」メソッドで30度単位で回転します。



実行結果がこちらですが、図形の動きはこちら





 
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2015年10月02日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(8) - 「Turtle」オブジェクトを使った図形描画


今回は「Turtle」オブジェクトを使って図形を描くアプリです。



"Turtle"とは亀の意味ですが、亀のアイコンに方向と進む距離を指定してその足跡として描画します。早速確認アプリのソースはこちらです。


「Turn」メソッドで亀の進む方向を指定します(初期値は上方向、12時の方向です)。正の角度は時計回り(右回り)で、負の角度は時計の逆回り(左回り)です。90度の固定角度で左又は右に回転する時は、「TurnRight」又は「TurnLeft」メソッドを使う事ができます。「Move」メソッドは亀の向いた方向に指定した距離だけ進みます。

「MoveTo」メソッドで到着点の位置を指定する事もできます。

「PenUp」と「PenDown」メソッドは描画指定の有効・無効を制御します。上掲の例で12行から16行に掛けて「Move(100)」は、位置が移動しただけで描画が行われていません。



実行した結果がこちら



実行の動作はこちら



 
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