2019年10月21日

日本語プログラミング言語「なでしこ」を使ってみる(4) - フロー制御(繰り返し)


今回はフロー制御で、条件を満たしている間繰り返し処理を行う構造です。


第1の構造として条件を満たしている[間」は同じ処理を行います(こちら)。

なでしこ_0401_s.jpg


「の間」に続く処理の範囲は、同じインデントにする必要があります。



2つ目の構造は指定の「回」数だけ繰り返しますが、途中でループを抜ける手段(「抜ける」)も用意しています(こちら)。

なでしこ_0402_s.jpg


またその「回数」を使用する事もできます。



3つ目の構造は指定する(自動カウントアップする)整数変数が指定範囲にある間繰り返します(こちら)。

なでしこ_0403_s.jpg


整数変数は負数から始める事もできます(こちら)。

なでしこ_0403plus_s.jpg



4つ目の構造はデータのリストから要素を順次取り出してそれが続く限り「反復」を繰り返しをします(こちら)。

なでしこ_0404_s.jpg


リストの要素を「それ」として利用したり、繰り返した「回数」も使う事ができます。但し、「それ」は形式指定した結果も入れられるので、上掲のコードの場合には「対象」に入れられるリストの要素のデータを使っています。



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2019年10月18日

日本語プログラミング言語「なでしこ」を使ってみる(3) - フロー制御(条件による分岐)


今回はフロー制御で、その1つが「もし・・・違えば・・・」で条件により分岐する構造です。こちらでは今日の日付を入手して日付と曜日を表示します。

なでしこ_0301_s.jpg


今日という変数はシステム変数です。’もし’と’違えば’の下位の記述は同じインデント位置にする必要があります。[もし・・・違えば・・・」は入れ子ができます。



同じように今日の日付を入手して日付と曜日を表示するのであれば、[条件分岐」も使えます(こちら)。

なでしこ_0302_s.jpg



尤も、フロー制御に拘らず、日付と曜日の表示だけであれば、

   今日を「yyyy年m月d日(dddd)」に日時形式変換して表示

という簡単なコード1行で済みます。結果は(今日であれば)

2019年10月18日(金曜日)

となります。


  
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2019年10月17日

日本語プログラミング言語「なでしこ」を使ってみる(2) - データの型と変数の宣言


最初から少し堅い話しで始まります。プログラミング言語の教科書ではデータの型と変数の宣言の話しから始まりますので、今回は「なでしこ」のデータの型と変数の宣言についてです。


データの型は、数値と文字列があります。数値は40や-87のように書き、文字列は「 」・『 』・" "・' ' で挟んで、「こんにちは」や`秋晴れ`の様に使います(こちら)。

なでしこ_0201_s.jpg


数字は全角でも半角でも同じ扱いです。 「 」は全角でも環境文字でも同じ扱いで、 " と ` は半角が必須。 「 」は前後が全角・環境文字で異なっていても良いようです。



上掲の例で//は以降が(1行)コメントである事を示します。1行コメントには#(全角、半角の区別なし)も使えます。/*  */は複数行に亘って、この範囲がコメントである事を示します(こちら)。

なでしこ_0202_s.jpg


コメントの為の記号は全角・半角は同じように扱われます。最後の行(7行目)の数字は、文字列の扱いになっています。



変数宣言は、『(変数)とは、(型)。』の形式です。(型)は文字列、整数、数値、配列、ハッシュの5種ですが、変数に特定の値(数値、文字列など)を設定するなど簡単な場合には宣言をする必要はありません。『(変数)は、(特定の値)』により、初期値を設定できます。次の例では「リンゴの単価」・「購入数」・「表示テキスト1」などが変数の名前になります(こちら)。

なでしこ_0203_s.jpg


整数や数値には単位を付けて分かり易く記述する事ができますが、処理上はコメントと同じ扱いになります(多くの単位が使えますが、どのような単位でも良い訳ではありません)。また、数値には万や百万といった位取りを指定できます。



上掲の例では表示に円などの単位表示がないので、文字列の中に変数を埋め込む方法をとります。変数や計算式を{ }で囲って、文字列の中で内容を表示する事ができます(こちら)。

なでしこ_0204_s.jpg


ここで注意するのは、結果表示の1行目と2行目です。プログラムは基本的に上から下に流れます。ソースコード:

6  表示テキスト1は、「リンゴ5個購入値段は{甲}円」

を実行する時は甲が変数と認識できていないので、表示テキスト1には埋め込まれた変数はないものとされ、行10で変数 甲 に値があっても、行13の表示では影響を及ぼしません(プログラミング言語によっては、表示する時点で変数の値が設定できていれば良い場合もある)。一方、表示テキスト2に対応する乙は行5で変数として宣言しているので、その時点の値として 0 を値として保持します。

行11で変数乙は値を再設定しますが、行14の表示テキスト2の値を変更する事はありません。



ここまで「表示」を説明なしに使ってきましたが、ここで簡単な説明をします。

日本語は英語などと違って、処理対象を先に書いて動詞を後に表記します。また英語などでは単語を空白で区切りますが、日本語にはそのような規則はないので、「なでしこ」では助詞を使います。

「おはよう」を表示

のように助詞”を”使いますが、”表示”命令で使える助詞は”を”又は”と”に限られます。

感情を込めて・・・、

「?」だけ表示

とすると文法エラーになります。



(型)の内で配列、ハッシュは別途の項目で投稿します。プログラムの流れの話しが出たので、次回からフロー制御を使ってみます。



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2019年10月16日

日本語プログラミング言語「なでしこ」を使ってみる(1) - Windows版 v1.577の導入


プログラミングも日本語でできるようになりました。日本語プログラミング言語「なでしこ」と云い、Windows版 v1.577 (2019/09/19公開)とブラウザ版 v3.0.61 (2019/06/05公開)があります。最近Windows版がこれまでのデラックス版をフリー版に統合して利用できるようになったので、使ってみる事にしました。


幾つかのプログラミング言語を使いましたが全て英語をベースにしていました。「なでしこ」は私にとって不慣れなプログラミング言語なので先が見えず一時迷う記述になるかも知れませんが、できるだけ中核となる機能を中心に体験を投稿していこうと思います。
「なでしこ」は次の3点に特化した言語としています。

・プログラミング言語の入門用に
・ 事務作業のためのマクロ(定型作業に特化)
・ プログラミングの楽しさを体験できるように

それでも命令一覧を見るとかなりの程度使えると思われます。



先ず、こちらから「なでしこv1」をダウンロードします。

なでしこ_0101_s.jpg


ダウンロードしたフォルダを解凍し、「SetupNako.exe」を実行してアプリケーション(独自設定可)のフォルダにインストールします。デスクトップに「なでしこ」エディタ(nakopad.exe)を起動するショートカットを作ってくれます。


Windowsではセキュリティ上の判断で起動を保留にしますので(こちら)、「詳細情報」→「実行」します(こちら)。

なでしこ_0102_s.jpg


なでしこ_0103_s.jpg


起動した所がこちら

なでしこ_0104_s.jpg

「設定」→「起動時ニュースを表示する」のチェックを外すと、次の起動からは左フレームを有効に使えます。



さて、インストールが上手くいったかを確認する為によく「Hello!」を表示する事をしますが、ここでも「こんにちは! 今日は気持ちの良い秋晴れですね。」を表示します。エディタでの入力及びメニュー「実行」→「実行」(アイコンの▶でも可)の結果がこちら

なでしこ_0105_s.jpg

エディタ上での記述がソース、青枠のウィンドウが実行結果です。



そしてメニュー「ファイル」→「名前を付けて保存」します(こちら)。

なでしこ_0106_s.jpg



日本語の記述でプログラムとして機能している事が分かります。複雑なプログラムになれば、若干異質な日本語にならざるを得ませんが、プログラムの内容を理解するのは容易です。プログラミングというものを知る切っ掛けになるだけでなく、日常の作業を自動化するにも十分使えそうです。ライブラリーで実現するような機能を日本語で定義していたり、MS-Officeなどとの連携機能を持ちます。またエディタを中心としたデバッグ・実行環境を備え、実行ファイルの作成(コンパイル?)もできます。


これからの投稿では、「なでしこ」がどのような事ができるかを、例題としてのプログラム作成を意図したいと思います。



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2019年02月13日

Microsoftがブラウザからアクセスする「Small Basic Online 1.0」のプレビュー版を公開


こちらの記事によると、Microsoftはブラウザからアクセスする「Small Basic Online 1.0」のプレビュー版を公開しました。



「Microsoft Small Basic」のホームページ(「Small Basic Online version 0.91」も含む)はこちらですが、プレビュー版はこちらからアクセスします。




大きく目立つのは左の「Libraries」とデバッガーアイコンです(こちら)。




これから試用するにあたり、先ず上記記事でプレビュー版としての制限事項(不具合)を挙げています。
 1.立ち上げ時に時間が掛かる。
 2.「Import」と「Publish」は処理ロジックと繋げていない。
 3.「turtle」はEdgeブラウザで使えない(Chromeは可)。
 4.TextWindow」で、マウスで位置にクリックしてから入力する必要がある。実際、上掲のサンプルソースを実行した時、こちらで入力位置にクリックしてから行う。



これ以外にはGitHubを参照となっています。



尚、日本語コードには現状で対応していないようです(こちらを参照)。



また、「Online」では使えないライブラリーが多いようです(こちらを参照)。




「Libraries」に関して、何かクリックしてアプリソースに反映する訳でもないので、残念ながら「Reference Documents」との違いが余り感じられません。

今後の計画にも触れています。即ち、「Small Basic Online 1.0」をリリースしても、「Small Basic Desktop 1.0」は公開せず、Version 2.0で「Online」と「Desktop」を同時に公開予定。「Online」と「Desktop」で機能上の違いは殆ど無い(!?)が、「Desktop」では拡張機能を装備できるようにする予定。



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2018年07月17日

プログラミング学習を目的とする言語「PG0」が、エディタ&実行環境と共に公開


プログラミング学習を目的とする言語「PG0(ver 0.0.3)」が公開され、ソースエディタ&インタープリター実行環境を利用できます。
こちらからダウンロードできます。


プログラミングについて座学ではなく、実際にプログラミングを初めてやってみたい人向けです。小学生からプログラミングを学ぶ時代ですから、最適なタイミングです。


ダウンロードのページからは、「チュートリアル」や「言語仕様」ページへのリンクや(解答例付き)問題集へのリンクもあります。ダウンロードして展開したフォルダにはソース例も登録しているので、どのように動作するのかを簡単に知る事もできます。



エディタ&実行環境では、こちらの右側のように実行した変数の内容を見る事ができ、実行をステップ毎に進められる(且つ、実行している文もわかる)ようになっているのは、プログラムの流れが分かり易くて理想的。


言語仕様には入出力文がないので、簡単でも実用的なプログラム作成といった事はできませんが、プログラミングにおける「変数」や「実行制御」の概念を知るには最適です。



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2016年05月12日

多様な言語の短いプログラムコードを実行できる「glot.io」サイト(3)


「glot.io」サイトのソースエディタの背景色は、こちらの様に設定マークタブにより変更できます。




今回はファイルのアクセス制御です。ファイルの入出力をする際に「mail.php」のあるフォルダ(相対パス)が不明なのですが、こちらの様に「mail.php」からファイル出力して同じファイルを読み込む事はできます。



尚、PCローカルの絶対アドレスでも指定ができません(こちらを参照)。


 
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2016年05月10日

多様な言語の短いプログラムコードを実行できる「glot.io」サイト(2)


今回から(無料の)アカウントを取得し、ログインしている状態で使用体験を進めます。

前回はスニペットのソースは全てPHPで記述しました。PHPではHTMLソースの中にPHPスクリプトを組み込んで、実行結果をHTMLとして表示しますが、「glot.io」サイトではこちらの様にPHPスクリプトの部分だけが実行されます。




新規にPHPのスニペットを作成するこちらでは、「+」のタブでソースファイルを増やす事ができます。



実際に以前の「バブルソート(Bubble Sort)」のPHPコードを2つのソースファイル(タブ)に分割します。追加したデフォルトのタブ名「dio.php」ソース(変更可能)に、関数「bubbuleSort」を移動し「main.php」ソースから「require_once」で取り込むようにします。各々はこちらこちらになります。




「RUN」で実行した結果がこちら



 
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2016年05月09日

多様な言語の短いプログラムコードを実行できる「glot.io」サイト(1)


短いプログラムコード(スニペット、Snippet)を実行できる「glot.io」サイトを使ってみました。




ここではPHPによるプログラムを作ってみます。上掲のページで「PHP」を選択した所がこちら



コードのエディタ領域に「バブルソート(Bubble Sort)」のPHPコードを入力し、「RUN」で実行した結果がこちら




「PHP」マークのタブをクリックすると、こちらの様に「php main.php」を実行した事が分かります。




スニペット名を指定して「Save Secret」により保存すると、こちらの様な表示に変わり、「Fork」により再編集できます。


但し、これは一時的な保存で、継続的なコード編集をする為に保存する場合はアカウント登録する必要があります。アカウントにログインしている状態で保存したスニペットは上部メニューの「My Snippets」タブ(が追加され)に保存されます。



我家のメインPCには実行環境XAMPPをインストールしてあるのでPHPプログラムを実行できますが、インストールしていない場合には「glot.io」サイトの様な実行環境があると便利。大きなプログラムの実行は前提にしていませんが、アルゴリズムの確認や言語の記述形式などの事例による学習などに役立ちそうです。

これからPHPを中心にしてどの程度までできるのかを使用体験から確認したい。


 
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2015年12月07日

「Microsoft Small Basic」の新版を使ってみる(47) - 大きく表示した画像の拡大表示


前回にインターネット上の画像を扱うアプリは一旦保留にするとしましたが、必要性から大きく表示している画像を更に拡大表示する機能を追加で拡張しました(但し、暫定的なレベルなので、見直し時には別の仕様にする必要がある)。



「Small Basic」がどこまで使えるかを確認するのが目的なので、確認アプリのソースは今回も掲載しません。


処理としては大きく表示している画像を拡大表示するエリアの最大サイズに合わせて表示します。横長の画像については有効ですが、縦長の画像での効果は大きくありません。拡大表示している間はマウス操作の取り込みを無視しています。

画像の拡張子を持たなくても、画像を表示するURLについては特定のテキストを付加すれば表示できるようにしました。



最終的な実行結果はこちらです(画像を読み込む処理に時間が掛かります)。



 
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