今回は前回と同様に「Lists」を使いながらデーターベース(TinyDB)をもう少し高度に使いますが、表示上は如何にもデーターベースの内容を表示しているように見えるテストアプリです。表示する内容を決めるのは「Spinner」による一覧ではなく、テキスト入力したデータをキーとして検索します。
テストアプリを起動するとUIはこちらの様になっています。
検索した結果の表示がこちら。
かな漢字変換ができませんので、ローマ字入力しています。
実際の様子はこちらの動画で確認できます。
これを実現している「Blocks」はこちらとこちらです。
初期処理で検索対象の内容から成るデータベースを構築しています。検索でデータベースに対応するキーがない場合は、null値のチェックで分かりますが、ここではキー値のリストに有るか無いかで判断しています。位置固定なのでIndex値は数値指定でもいいのですが、表示項目の選択も可能なスペックを考慮しています。
これでビジュアル・プログラミング言語「App Inventor 2」の"使ってみる"シリーズ(?)を一旦終わりとします(上掲の動画のBGMが"蛍の光"になっているのは、偶々動画の長さとBGMの長さがマッチしたからです・・・)。この言語システムはプログラミングに関する教育が主目的なので、現実的なシステム開発には向きませんが、Androidスマホ向け個人利用の簡単なアプリであれば使えると思います。今後もチョッとしたアプリを作ったら投稿したいと思っています。
但し、「App Inventor 2」の全ての機能を記事の中で使ってはいませんし、限界まで使った訳でもありません。データベースの保存場所の様に安定して確保できるようにする事も必要になりますので、興味を持てた場合には、更にテストアプリなどで機能などを調べてみる事をお勧めします。
今後プログラミング言語について更に幾つかのシステムをチェックしてみたいと思っています。