今回の綺麗な銀河・星雲は、大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud、LMC)のタランチュラ星雲(Tarantula Nebula、かじき座30、30 Doradus、NGC 2070)の中にある超新星残骸(Supernova remnant)「NGC 2060(N157B、LHA 120-N 157B、かじき座30B、30 Dorado B)」です(こちら)。
チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory、紫色)、可視光(オレンジ色とシアン)、スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope、赤色)、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope、可視光、白色と黒色)によるデータの合成画像
今回の観測から「NGC 2060(かじき座30B)」では少なくとも2回の超新星爆発があったと見られています。タランチュラ星雲における「NGC 2060」の位置はこちらを参照。