2023年10月24日

綺麗な銀河・星雲(1916) - きょしちょう座(Tucana)にある相互作用銀河「Arp-Madore 2339-661」【改訂】


今回の綺麗な銀河・星雲は、きょしちょう座(Tucana)にある相互作用銀河(Interacting galaxy)「Arp-Madore 2339-661」です(こちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



上掲で右下は「NGC 7733」(上腕にあるのは「NGC 7733N」)、左上は「NGC 7734」と名付けられています。



【改訂】 2024年12月28日 00:35 画像の差替え



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2023年10月18日

綺麗な銀河・星雲(1915) - おおぐま座(Ursa Major)にある楕円銀河またはレンズ状銀河で低電離中心核輝線領域「NGC 3558」【改訂】


今回の綺麗な銀河・星雲は、おおぐま座(Ursa Major)にある楕円銀河(Elliptical galaxy)またはレンズ状銀河(Lenticular galaxy)で低電離中心核輝線領域(Low-ionization nuclear emission-line region、LINER)「NGC 3558」です(こちら)。右上は「LEDA 83465」です。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



「NGC 3558」はこちらで紹介している銀河団(Galaxy cluster)「Abell 1185」に含まれます。



【改訂】 2024年08月29日 02:10 画像の差替え



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2023年10月17日

綺麗な銀河・星雲(1914) - ちょうこくしつ座(Sculptor)にある中間渦巻銀河「IC 5332(PGC 71775)」


今回の綺麗な銀河・星雲は、ちょうこくしつ座(Sculptor)にある中間渦巻銀河(Intermediate spiral galaxy)「IC 5332(PGC 71775)」です(こちらこちら)。より厳密には「SABc-type galaxy」とされます。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)による中赤外線画像




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2023年10月16日

綺麗な銀河・星雲(1913) - 小惑星「ディディモス」の衛星「ディモルフォス」に人工衛星を衝突させるDART実験後4ヶ月の映像


今回の綺麗な銀河・星雲は、小惑星「ディディモス(Didymos)」の衛星「ディモルフォス(Dimorphos)」に人工衛星(0.5トン)を意図的に衝突させるNASAによるDART(Double Asteroid Redirection Test)実験で、約4ヶ月後の2022年12月に撮影した「ディモルフォス」です(こちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



衝突の力によって小惑星から弾き飛ばされた数十個の岩が青い点の集まりとして映っています。それらの岩の大きさは直径 1mから 6.7mの範囲で、時速約1キロメートルで「ディモルフォス」から遠ざかっています。

DART実験についてはこちらこちらで紹介しています。



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2023年10月15日

綺麗な銀河・星雲(1912) - いて座(Sagittarius)にある輝線星雲「IC 1284」


今回の綺麗な銀河・星雲は、いて座(Sagittarius)にある輝線星雲(Emission nebula)「IC 1284」で(こちら)、主に水素から成る星形成域(Star forming region)です。


VLT 掃天望遠鏡(VLT Survey Telescope)による画像



右下に見える2つの青色の領域は、上側は反射星雲(Reflection nebula)「NGC 6589」で下側が反射星雲「NGC 6590」です。



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2023年10月10日

綺麗な銀河・星雲(1911) - ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた高速青色光過渡現象「AT2023fhn」


今回の綺麗な銀河・星雲は、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた高速青色光過渡現象(Fast Blue Optical Transient、FBOT、発光性高速青色光過渡現象、Luminous Fast Blue Optical Transient、LFBOT)「AT2023fhn」(マークの箇所)です(こちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



FBOTは一種の超新星爆発現象と考えられていますが、通常の超新星(Supernova)爆発と異なるのは、超新星爆発が青色の光で強く輝いた後暗くなるまでに数週間から数ヶ月掛かるのとは異なり、明るさのピークに達してから数日で再び減光します。

更にこれまでのLFBOTは全て銀河の渦状腕の星形成領域で見つかっていますが、銀河の遥か外側で発生しています。このような他の銀河との位置関係まで認識できたのは、ハッブル宇宙望遠鏡による高精細観測のおかげです。



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2023年10月05日

綺麗な銀河・星雲(1910) - わし座(Aquila)にある星形成(Star formation)域「G35.2-0.7N」


今回の綺麗な銀河・星雲は、わし座(Aquila)にある星形成(Star formation)域「G35.2-0.7N」です(こちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



画像の中心には初期段階の原始星(Protostar)が(明るいオレンジ色の領域の左下に)あり、そこから噴出する宇宙ジェット(Astrophysical jet)の片方は地球の方向を向いていて、濃い塵などによる星雲の暗い領域を吹き払って空洞状にしています。



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2023年09月27日

綺麗な銀河・星雲(1909) - おおぐま座(Ursa Major)にある銀河「SDSS J103512.07+461412.2」


今回の綺麗な銀河・星雲は、おおぐま座(Ursa Major)にある銀河(Galaxy)「SDSS J103512.07+461412.2」です(こちら)。スローン・デジタル・スカイサーベイ(Sloan Digital Sky Survey)の一環で観測されました。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像




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2023年09月23日

綺麗な銀河・星雲(1908) - ペルセウス座(Perseus)にあるハービッグ・ハロー天体「Herbig-Haro 211」


今回の綺麗な銀河・星雲は、ペルセウス座(Perseus)にある双極流出(Bipolar outflow)しているハービッグ・ハロー天体(Herbig–Haro object)「Herbig-Haro 211(HH 211)」です(こちら)。


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)による近赤外線画像



内側のジェットが小刻みに揺れている様子から、原始星が実際には未解明の連星であると考えられています。



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2023年09月19日

綺麗な銀河・星雲(1907) - こじし座(Leo Minor)にある相互作用銀河「Arp 107」


今回の綺麗な銀河・星雲は、こじし座(Leo Minor)にある相互作用銀河(Interacting galaxie)「Arp 107」です(こちらこちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像


相互作用しているのは大きな左側のセイファート銀河(Seyfert galaxy)と、薄く見えているチリとガスの"橋"で繋がった小さい銀河です。


スピッツァー赤外線宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)による画像




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