2019年03月29日

メキシコ旅行 - アガベ(竜舌蘭)とセノーテ(3日目)


第3日目の最大の観光地「チチェン・イッツァ」へ向かう途中で、「テキーラ(Tequila)」の原料である「アガベ(Agave、リュウゼツラン、竜舌蘭)」の畑に寄り、石灰岩地帯に見られる陥没穴で天然の井戸(泉)「セノーテ(Cenote)」に行きました。



メキシコ中部サンティアゴ・デ・テキーラの特産品「テキーラ」の原料として、「アガベ」はこちらのような畑で栽培されています。



こちらのようになるまで育て、葉の部分を切り落として幹(?)の部分を使います。




尤も葉の部分も繊維として取り出して使うとの事。今は繊維抽出を機械化していますが、4日目にマヤ人の末裔の一般家庭に訪問した時、老人がその手作業を見せてくれました(こちら)。



結果がこちら


「アガベ」はほぼ100%ムダなく使えるそうです。尚、老人の父親は薬草に詳しかったので病院で治癒できなかった患者を治し、国から感謝状を贈られる程の「知名人」だったとの事。



バスで移動中に休憩したサービスエリアにはこちらの光景も見られました。




さて、昼食をした所には観光用の「セノーテ」がありました(こちら)。




水面の部分までトンネル状の階段があり容易に泳げるようになっています(こちらこちら)。




更衣室・シャワー設備もありました。同じツアーグループには実際に遊泳した人は居なかったようですが・・・



今回の旅行では初めて「穏やかで如何にも南国風・・・」の景色にも出会いました(こちらこちら)。






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2019年03月28日

メキシコ旅行 - テオティワカン遺跡(2日目)


2日目でテンブレケ水道橋に続いては、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した都市遺跡「テオティワカン(Teotihuacan)」でした。



見学したのは神聖域だけで、、「月のピラミッド(Pyramid of the Moon)」、「太陽のピラミッド(Pyramid of the Sun)」「死者の大通り」でした。



先ず各々の配置ですが、「月のピラミッド」(こちらの中央奥)は「死者の大通り」(こちら)の最終地点にあります。




両側手前は神殿でした。



「死者の大通り」はこちらの様に少なくとも4㎞はあります。「死者の大通り」と名付けたのは、12世紀頃に「テオティワカン」を発見したアステカ人でした。アステカ人は両側の神殿を王たちの墓と認識した様です(尤も、発見当時は荒れ果てていて、現在の様に復元された状態ではなかったでしょう・・・)。


中央奥に見えるのが「太陽のピラミッド」です。「死者の大通り」の途中にあるにも関わらずこの地域では最も高い構造物になっています。実は「太陽のピラミッド」と名付けたのもアステカ人で、何を崇めたものなのかは分かっていません。



今回のメキシコ旅行ではピラミッドに登る事がテーマの一つとなっていましたので、神聖な場所ではありますが遠慮なく(?)登らせてもらいました。こちらは「月のピラミッド」から「死者の大通り」を見渡した所です。


最初の写真で分かる通り、階段は3層で見えますが、最初の層まで登頂可能でした。



その階段ですが傾斜が45度ほどで(こちら)、一段の高さが日本でいつも使っている階段で2段分ほどあります(こちら)。






スキー場の45度傾斜面を経験した方は分ると思いますが、上から階段の傾斜に沿って撮ったのがこちら



都市として栄えていた時代は、ピラミッドに登れるのは祭祀を行う神官のみだったでしょう。しかし、当時の人達の背丈は現代人より低かったでしょうから、ロープが張ってある現在と違って、神官といえども階段に両手を突いて登らざるを得ません。つまり、階段の急傾斜は神を祭る神域に敬意を払う構造になっていると云われます。



「太陽のピラミッド」にも登りました。こちらは最上層の1つ手前の層まで登る事ができました。(神殿があったはずの)最上層には禁止規制がかかっていました(こちら)。






その代わりに登れる最終層で周回ができました(こちらこちら)。






中ほどの層での写真も掲載しておきます(こちらこちら)。






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2019年03月27日

メキシコ旅行 - テンブレケ水道橋(2日目)


2日目の最初は16世紀の造られた「パドレ・テンブレケ水道橋(Aqueduct of Padre Tembleque)」でした(こちらこちら)。





水利施設として水路の総延長は 45㎞ 以上ありますが、殆どは地中にあります。テペヤワルコ峡谷(Tepeyahualco)を越える為の水道橋が上掲の建造物です。アーチの高さは40m近くあるとの事ですが、高さを実感できる付近まで観光時間の関係で行けませんでした。



一部壊れている部分があったのですが(こちら)、幅はそれほど広くないようでした。それでも貴重な給水施設になったはずで、当時の住民も建設に協働し、一部の建設で地元に以前からあった手法を用いて保守もし易い様にしてあるとの事でした。




ここでガイドからは、無意識で「ヒアリ」の巣や通り道で写真撮影などをしないように・・・と注意されました(こちらが実際の巣近く)。





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2019年03月26日

メキシコ旅行 - メキシコシティ(1日目)


旅行期間でできなかった事を実施している内に一週間が過ぎてしまいました。



成田国際空港からメキシコシティの空港までは約12時間半。標高:2200m程あるので機中からの軽い上着を着ていても暑さは感じませんが、良い天気であったので太陽の陽に当たる中で徒歩移動は上着が若干邪魔になるくらいでした。しかし、朝晩の空気は冷えていました。


入国は昼過ぎでしたから、ホテルに入る前にメキシコシティの歴史地区の観光でした。世界遺産になっているソカロ広場(Zócalo)の一面には国立宮殿があり、独立記念日(9月16日)に大統領が儀式的に毎年同じ文言の演説をする場でもあり、お祭り好きのメキシコ人が群衆となって集いますから、とても広い(こちら。前面の3つの建物の左が市庁舎)。



上掲写真の左に国立宮殿があります(こちら)。


国立宮殿の中央の3階のベランダ(こちら)で演説しますが、借用の写真ではこちらのように盛大に行われるようです。



国立宮殿に向かって広場の左面にはメキシコシティ・メトロポリタン大聖堂(Mexico City Metropolitan Cathedral)があります(こちら)。




入堂すると直ぐに見えるのが「毒薬のキリスト」(こちら)。言い伝えで、毒に侵された信者から毒を吸い取ったため肌が浅黒くなったといわれています。




非常に大きな聖堂です(こちら)。




中央の祭壇がこちらで、祭壇までの左右には多数のチャペルが並びます(その1つがこちら)。






パイプオルガンがこちら




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2019年03月18日

メキシコ旅行から帰国


本日朝06:30頃に成田空港に帰国しました。メキシコの現地時間3月16日分は、夕方以降がメキシコ・シティー空港内にて搭乗待ちであった為、投稿できませんでした(空港内の手続きがあり落ち着いた時間がとれなかった・・・)。



16日の観光では最初にメキシコ国立自治大学内にある大きな壁画を鑑賞しました(こちらは図書館)。

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次にプエブラの旧市街観光で教会や市場などを散策しました。こちらはサントドミンゴ教会の内部。

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メキシコ・シティー空港は17日の am 00:50発でした。成田までは14時間ほどの直行便ですが、日付変更線を通過するので、18日朝の到着になりました。

グループでの実質的な観光時間は3日半でしたが、ポイントを捉えた観光地選択であったと思っています。



次回からは詳細に投稿していきます。



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2019年03月16日

今日はウシュマル遺跡の観光


今はメキシコ・シティーに戻ってきて、最初に泊まったホテルにいます。現地時間:15日 22:50です。



今日はウシュマル遺跡の観光が中心でした。こちらが「魔法使いのピラミッド」です。

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ツアーのグループ内で今日一番の人気者は、遺跡の住人(?)イグアナでした(こちら)。体長50㎝はありました。

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ユカタン半島の遺跡見学では暑い日が続きますが、雲がまだら状に広がっていたので、直接陽に当たる時間が少なくなり少し助かりました。

メキシコ・シティ―に戻ってきたら、(夜になっていた事もあり)冷たい空気になっていました。


  
ラベル:メキシコ
posted by 鎌倉太郎 at 13:58| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

今日はチチェンイツァ遺跡を観光


今はメキシコのメリダという街のホテルにいます。現地時間:14日 22:10です。



今日はチチェンイツァ遺跡がメインでした。こちらが大ピラミッドです。

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さらに石灰岩地帯に見られる陥没穴セノーテ(こちら)。

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もう一つはユカタン半島のキリスト教の聖地というイサマルの町でした。こちらは教会。

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昨日まではメキシコ・シティーで高地だったので、特に暑いという事は感じなかったのですが、今日の強烈な日差しと蒸し暑さに堪えました。34度まで上がったそうです。



ラベル:メキシコ
posted by 鎌倉太郎 at 13:18| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年03月14日

今はメキシコ・カンクン


今はメキシコ・カンクンのホテルにいます。現地時間 3月13日 23:55です。

成田からメキシコ・シティーまでは直行便で12時間30分ほど掛かりました。メキシコ・シティーの中心部を観光し、ホテルに着いて食事をした後でも、まだ何やら揺れているような感触が残っていました・・・



昨日分は機内での睡眠を僅かしかとらず、疲れから早く寝ましたので投稿しませんでしたが、メキシコ・シティーではソカロ広場の周りにある大聖堂や国立宮殿を見ました(こちらは大聖堂)。

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もう一ヶ所、サントドミンゴ広場にも行きました。



本日はテンブレケ水道橋(こちら)とテオティワカン遺跡(こちらは太陽のピラミッド)などへ行きました。
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詳しくは帰国後に投稿します。


  
posted by 鎌倉太郎 at 14:04| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年03月12日

これからメキシコ旅行です

これからメキシコ旅行に出発します。

成田空港の搭乗口にいます。今回は時間が上手くくんでいるためか、投稿までの時間がありません。



ラベル:メキシコ
posted by 鎌倉太郎 at 14:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

南米の旅(15) - 帰国途中のニューヨーク


第7日はイグアスの滝をアルゼンチン側とブラジル側の両方から観光して、今回の南米の旅行は実質的に終わりでした。なるべく気候の良い時期を選んだつもりでしたが、幸いにして良い天気に恵まれたと思います。特にナスカの地上絵を見る為に300㎞を移動中は霧がちであったし、ナスカの上空も天候が良くないとの情報等もあり心配しました。また、マチュピチュでは朝方小雨模様で山の上部は霧が掛かっていましたが、遺跡に到着して観光を始めた途端に霧などは無くなっていました。更に、イグアスの滝の観光では、2~3日前に雨が降り非常に勢いのある滝の姿を見る事ができました。



さて第7日のイグアス観光が終わると早速帰国となります。航空便の都合で再びペルーのリマ空港経由でニューヨークへ向かいますが、機中泊でam9:00頃に到着し、有難い事にマンハッタン島での自由行動時間が半日程度ありました。ツアーの全員を運ぶバスがJ.F.ケネディー空港からブルックリン地区を通る時に交通渋滞にあいましたが、マンハッタンの最南端バッテリーパークで一時解散して自由行動に移りました(第8日です)。

ニューヨークは3度目です。バッテリーパークは以前と変わらず和やかでした。




先ず向かったのが「9.11メモリアルパーク(Memorial and Museum)」。前回にニューヨークを訪問したのが2004年で、2001年の同時多発テロの衝撃がまだ残っている雰囲気にあり、「グラウンド・ゼロ」と呼ばれたワールドトレードセンター跡地も、窪んだ場所(当時の写真がこちら)を取り囲む柵越えに多くの人達がじっと立って俯きに覗き込んでいるのが印象的でした。



テロから丸13年経った今の様子がこちらこちら




ニューヨークの全体的な雰囲気は明るく和やかに思いましたが、このように多くの人が集いこの地区だけは悲しみの雰囲気が残っていました。


周りを見ても未だ工事中ですが、帰国して間もなく「1 ワールドトレードセンター」が開業したとのニュースに接し、非常に喜んでいます。「ワールドトレードセンター・コンプレックス」としてはもう少し掛かるようです(構成はこちら)。



地下鉄WTC駅が未だ工事中との事で、リーマン・ショックに端を発する世界的金融危機の際にウォール街のデモ拠点となったズッコッティ・パーク(こちら)の横を通って少し離れたフルトン・ストリート駅からA線で次の目的地「ハイライン」(14ストリート駅で下車)に向かいました。



「ハイライン」は廃線となっていた貨物列車用の高架鉄道跡を使った公園です(こちらこちら)。



左の植栽の中に一部それとなく線路などを残した造りです(こちら)。





少しの区間を散策しただけで、モデルの写真を撮っているプロ・カメラマンが2組ほど見られましたから、トレンディーな場所と認識されているようでした。


「ハイライン」に接続するビルにチェルシー・マーケット(Chelsea Market、こちら)があり、昼食用の軽食を購入して公園の露店近くに設置したテーブルで食事、陽ざしと涼しい風に当たって気持ちの良い時間を過ごせました。





今回訪れたバッテリーパーク、9.11メモリアルパーク、ハイラインを、こちらのGoogle地図上にプロットしておきます。




再び地下鉄で夕方の待ち合わせ場所である7番街まで行き、近くを散策したり夕食をとったりして待合せ時間に調整。後は空港近くのホテルで1泊後に無事日本帰国となりました。特に大きな事故・病人が出る事もなく、ツアー参加者全員が気持ち良く帰国できたのは幸いでした。


 
posted by 鎌倉太郎 at 14:20| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする