2019年04月23日

メキシコ旅行 - プエブラ(5日目) 歴史地区


5日目はメキシコシティからプエブラ(Puebla)に移動し、世界遺産になっている歴史地区の観光でした。原住民の建物を壊してその上に築くのではなく、初めからスペイン人の街として作られました。

賑やかな街(こちらこちらこちらこちら)を散策しながら教会や聖堂を観光しました。










最初はサント・ドミンゴ教会(Santo Domingo)でした(こちらこちら)。






赤と白の外装で穏やかな雰囲気ですが、内部の装飾は艶やかです(こちらこちら)。





付属するロザリオ礼拝堂(Capilla del Rosario)では丁度結婚式を挙げている所でした(こちら)。




カテドラル(Puebla Cathedral)がこちら




鐘楼は2つありますが、1つには鐘がありません。言い伝えによると、塔の下に地下水が通っているので、鐘を設置すると塔が崩壊するといいます。

もう一つ言い伝えがあります。鐘が大きくて吊るす方法が見つからなかったので放置していたら、或る時いつの間にか付いていた・・・これは天使の為せる業だというもの。こんな逸話からか、こちらの装飾も見られました。




プエブラはスペインのタラベラ(Talavera)焼きの技法を導入したという陶器でも知られており、案内されたお店はこちらの陶器を並べていました。




散策の途中で紹介されたのが可愛い造りの「砂糖菓子の家(Casa de Alfeñique)」(こちら)。




短期間にメキシコの観光地をポイントを押さえて要領良く回れたツアーだったと思います。上手く投稿できてない点が多々ありましたが、古代文明の遺跡、メキシコ独立に至る及びその後の歴史的背景などが(理解は浅いですが)実感できたと思いました。トイレ休憩に使わせてもらった地方のスーパーの様子が見られましたし、カンクンの観光リゾート地もバスから見るだけでしたが雰囲気が分かったのは良かった。

今回でメキシコ旅行記は終わりとします。



posted by 鎌倉太郎 at 17:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月18日

メキシコ旅行 - メキシコ国立自治大学(5日目) 壁画


5日目にはメキシコ・シティに戻っていて、メキシコ国立自治大学を訪問しました。この大学のメインキャンパスは、「大学都市(Ciudad Universitaria、University City)」として世界遺産になっていて、建物の壁面を飾る壁画が知られています。



「大学都市」にはオリンピック・スタジアム「エスタディオ・オリンピコ・ウニベルシタリオ(Estadio Olímpico Universitario)」が含まれていて、ディエゴ・リベラ(Diego Rivera)によるエントランスのレリーフがこちら




ダビッド・アルファロ・シケイロス(David Alfaro Siqueiros)による学長塔の壁画はこちら


残念ながら修復中でした。借用写真によればこちらです。



フアン・オゴルマン(Juan O'Gorman)による中央図書館がこちら




他にもこちらこちらにもありました。




家族で卒業記念の撮影をしている様子が映っていますが、卒業式直後は混雑するので、別途写真を撮る(及びパーティーの?)日を設定しているそうです。



良い時期に行った事もあり、ジャカランダ(Jacaranda)の花が綺麗に咲き誇っていました(こちら)。




posted by 鎌倉太郎 at 17:12| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月16日

メキシコ旅行 - カバー(4日目) 宮殿「コズ・ポープ」


ウシュマル遺跡に続いて、カバー(Kabah)遺跡を訪れました(こちら)。



上掲の写真で右が宮殿「コズ・ポープ(Codz Poop palace)」です(こちら)。




宮殿へ登る階段下にはトンネル状の空間があり(こちら)、目的・理由などは分りませんがマヤ遺跡の中では珍しい。




宮殿にはこちらのような壁装飾がありました。




宮殿前のプラットフォーム状高台の側壁にはマヤ文字も見られました(こちら)。




更にその右には貯水槽があります(こちら)。



内部はこちらの様になっていて、乾季に給水設備になります。


ウシュマル遺跡でも見られましたが、内陸部に入るとセノーテが近くにない場合が多く、このような設備を造ったようです。



posted by 鎌倉太郎 at 18:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月12日

メキシコ旅行 - ウシュマル(4日目) 「総督の宮殿」と「グラン・ピラミッド」


ウシュマル遺跡について掲載した「魔法使いのピラミッド」・「尼僧院(実際には支配者の宮殿)」の次に、「総督の宮殿(Governor's Palace、Gouverneurspalast)」へ向かいました。

「ウシュマル(Uxmal)」遺跡の構成をこちらに再掲しておきます。




「総督の宮殿」へ向かう途中に球戯場(Ballcourt、Ballspielplatz)がありました(こちらこちら)。




チチェン・イッツァの球戯場に比べるとかなり小さいです。



「総督の宮殿」がこちら



裏面壁はこちらです。




壁面にはこちらの飾りが施されています。




「総督の宮殿」の正面前には「ジャガー象(Jaguar Throne、Doppelter Jaguar)」が見られます(こちら)。




「総督の宮殿」の近くには「グラン・ピラミッド(La Gran Piramide、Hauptpyramide)」があります(こちら)。




ピラミッドの階段を登り切った所からは、遺跡の全貌と広い範囲のジャングルを眺望できます(こちら)。


左上には「尼僧院(実際には支配者の宮殿)」が、その右の樹の後ろに「魔法使いのピラミッド」が見えます。



チチェン・イッツァでも見た「イグアナ(Iguanidae)」が非常に多く見られました(こちらこちら)。






posted by 鎌倉太郎 at 16:11| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月11日

メキシコ旅行 - ウシュマル(4日目) 尼僧院、実際には支配者の宮殿


前回に掲載した「魔法使いのピラミッド」の背後(Vogel-Plaza)から、「尼僧院(実際には支配者の宮殿。Nunnery Quadrangle、Nonnenviereck)」に入りました。


「ウシュマル(Uxmal)」遺跡の構成をこちらに再掲しておきます。




「尼僧院」は一階層高いレベルで四方を建物で囲んでいます。入口の一辺がこちら


背景には更に高い階層レベルに後に別途掲載する「総督の宮殿(Governor's Palace、Gouverneurspalast)」が見えます。


入口から見て左辺と正面(奥)の辺がこちら



入口から見て右辺がこちら



右辺の建物の背景は、「魔法使いのピラミッド」です。入口から見て正面(奥の辺)は一段と高くなっていて、登り切った所からは「魔法使いのピラミッド」が良く見えました(こちら)。




正面の階段下には(元々そこに在ったのか分りませんが・・・)マヤ文字を刻んだ碑がありました(こちら)。




各辺の建物の壁は色々な彫刻を施してあります(こちらこちらこちらこちら)。









最後の写真の中央にある蛇の口内には人の顔が・・・(こちら)




各辺の建物内は小部屋に区切られていています(こちら)。



(上掲の部屋ではありませんが)天井はこちらの様になっています。

<


部屋によっては風通しが良い様に入口以外に奥にも窓がある場合もありました。



posted by 鎌倉太郎 at 20:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月10日

メキシコ旅行 - ウシュマル(4日目) 魔法使いのピラミッド


4日目の最初はマヤの「ウシュマル(Uxmal)」遺跡で、ユカタン半島で最大規模の都市でした。入場すると先ず目に飛び込んできたのが「魔法使いのピラミッド(Pyramid of the Magician、Pyramide des Zauberers)」でした(こちら)。



これまで見てきたピラミッドと比べると、角は丸みを持っています(こちら)。




また、こちらは背後の様子を斜め横から見た所ですが、正四角錐ではなく細長になっているように見えます(底面のサイズは約69×49 m )。その為背後の階段は60度の傾斜があります。




背後はこちらのようになっています。



こちらの様に5期に亘って建て増ししたとみられ、こちらの様に古い建築期部分への入口や階段が見られます。






「ウシュマル(Uxmal)」遺跡の構成はこちら


右中央から入場しましたが、次回は「魔法使いのピラミッド」の背後(Vogel-Plaza)から「尼僧院(実際には支配者の宮殿。Nunnery Quadrangle、Nonnenviereck)」へ進みます。



posted by 鎌倉太郎 at 17:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月09日

メキシコ旅行 - イサマル(3日目) 修道院・教会


第3日の最後は「黄色い町(Yellow City)」と称されるイサマル(Izamal)観光でした。主な目的は町の中心にある「サン・アントニオ・デ・パドゥア修道院(Convent of San Antonio de Padua)」と教会でした(こちらこちらこちらこちら)。










「黄色い町」と言われるのは、1993年にローマ法王がこの街でミサを行った事をきっかけに、バチカンの国旗の色を町のカラーにしたそうです。実際修道院の前の広場を中心に全ての家・建物の壁が黄色になっていました(こちらこちら)。





それにしても、観光用の馬車と馬の飾り(こちら)が可愛い・・・




元々イサマルはマヤの有力都市の1つでありビラミッドがありました。その1つを破壊してその上に修道院を建てたのですが、修道院からは現存するピラミッド(Kinich Kakmó Pyramid?)も建物の後ろに見えました(こちら)。




posted by 鎌倉太郎 at 12:15| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月04日

メキシコ旅行 - チチェン・イッツァ(3日目) 「天文台」など


第3日目の観光地「チチェン・イッツァ(Chichen Itza)」の案内地図を、こちらに再掲載しておきます。



こちらこちらで投稿したピラミッド「カスティーヨ(El Castillo)」を中心としたエリアを離れ、高度なマヤ文明(Maya civilization)の様子を示す「天文台(Observatory temple)」の遺跡の方向へ向かいました。



途中(⓮)には「納骨堂(Osario)」又は「大司祭の寺院(High Priests' Temple)」と呼ぶピラミッドがあります(こちらこちら)。但し、実際にはその建立趣旨は分っていません。






「天文台」は案内地図で⓯の位置にあります(こちらこちら)。インクが剥げて見えなくなっていますが、⓰の直ぐ上にあります。




金星や太陽の運行の観察に用いられたとの事です。



まだまだ「チチェン・イッツァ」の見所は多数ありますが、今回のツアーではここまで・・・



posted by 鎌倉太郎 at 14:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月02日

メキシコ旅行 - チチェン・イッツァ(3日目) 「戦士の寺院」と「競技場」など


第3日目の観光地「チチェン・イッツァ(Chichen Itza)」は、マヤ文明(Maya civilization)の遺跡で前回のピラミッド「カスティーヨ(El Castillo)」以外にも注目する点が多くあります。



こちらの掲示地図で、❶がピラミッド「カスティーヨ」ですが、その近く(❼)に「戦士の寺院(Templo de los Guerreros[スペイン語]、Temple of the Warriors)」があります(こちら)。





階段の上には人の心臓が捧げられたという「チャクモール(Chac Mool、Chacmool)」があります(こちら)。




「戦士の寺院」には前面及び右下から奥に向かって多くの柱(Columns)がありますが、時間の都合(?)で遠くからの説明になっていました。



見に行ってはいませんが、❺には「セノーテ(Cenote)」もあります。大きな文明には大河(飲料を含む給水)が必要と云われますが、大きな河のないユカタン半島では「セノーテ」が必須な条件になっていました。



こちら(❸)は「Tzompantli(Skull rack)」の土台部分です(右下に側面の浮き彫りを合成しています)。




こちら(❹)は「Plataforma de Águilas y Jaguares(Platform of the Eagles and the Jaguars)」と呼ぶ構造物の階段の彫りです。



側面にはこちらの浮き彫りがあります。




こちら(❷)は「球戯場(Juego de Pelota、Great Ball Court)」です。



とても広いのには驚きました。4日目に行った「ウシュマル(Uxmal)」遺跡にもありましたがここより狭い(こちらの比較図を参照)。



メソアメリカの球戯(Mesoamerican ballgame)」を行っていました。



両側の壁にある石の輪がこちら



両側の壁の基礎部分にもこちらこちらの浮き彫りがなされています。






「チチェン・イッツァ」は次回も続きます。



posted by 鎌倉太郎 at 19:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする

2019年04月01日

メキシコ旅行 - チチェン・イッツァ(3日目) 「ククルカンの神殿」


第3日目の最大の観光地「チチェン・イッツァ(Chichen Itza)」は、マヤ文明(Maya civilization)の遺跡でこちらのピラミッド「カスティーヨ(El Castillo)」で有名です。



ピラミッド4面の内で2面だけ修復しており、発見当時の状況を残したとの事。こちらでは階段の内側の造りが分かります。




マヤの最高神「ククルカン(Kukulkan)」を祭っているとされます(こちら)。


尚、このピラミッドには登れません。



「ククルカン」の姿は、上掲ピラミッド写真の反対側にあります(こちら)。



春分の日・秋分の日に太陽が沈む夕方の状況ではありませんが、こちらで「ククルカンの降臨」と称される蛇が身をくねらせた姿を想像できます(偶々多数の人達が居るので見えませんが、左下に「ククルカン」の頭部像があります。借用の写真でこちら)。




カスティーヨ内部には初期のトルテカ=マヤ方式のピラミッドが内蔵されていますが、入口は「ククルカン」の像がある階段の下にあります(こちら。現在は入っての見学はできません)。




後日に観光するウシュマル遺跡で多数見る事になる「イグアナ(Iguanidae)」をピラミッドの未修復の部分で見ました(こちら)。


非常に多い観光客が頻繁に行き来する場所で、未修復部分だからこそ隠れ家となるのでしょうか。



posted by 鎌倉太郎 at 12:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記-中南米の旅 | 更新情報をチェックする