2014年08月04日

オーストリアの旅(39) - ウィーンの芸術巡り


第14日はウィーン市街での”芸術巡り”でした。概略はこちらで投稿。

観光の主要ポイントはこちらのGoogle地図に示します。


ウィーンは、以前に中欧を巡るパッケージツアーにおける1日だけでしたが、シェーンブルン宮殿シュテファン寺院(大聖堂)を訪れましたし、路面電車でリンク(Ringstraße リングシュトラーセ)を周遊しました。今回もウィーン市街は1日だけですが、一応のテーマとして芸術巡りとしました。その為館内は撮影禁止がほとんどで独自の写真は外観のみです。



最初はベルヴェデーレ宮殿(Belvedere)でした。概略の投稿でホテルから宮殿に到るまで苦労した事を書いていますが、宿泊ホテルがウィーン・ミット駅近くだったので、結果としてみるとリンクに沿って路面電車を乗り継いで使うのが良かったようです(ウィーン中央駅に行ってみたかったという思いに、囚われていたようです・・・)。路面電車D線にベルヴェデーレ上宮の門近くの停車場があるのは便利でした。

ベルヴェデーレ上宮の美術館を訪れるのが目的でしたから、庭園側から撮った写真がこちら



庭園側から入ってエントランスの「人像柱アトラス」がこちら


館内はこれ以上の撮影ができません。館内の展示に対しては期待が大きかったのか、少し残念な気持ちです(概略の投稿を参照)。



ウィーン楽友協会([独]Wiener Musikverein)ではコンサート会場を見るツアーに参加しました。当日のチケットが得られたのは良かった。時期が幸いしたのか、参加人数は20名ほどでした。実際のコンサートを聴きに行った場合は撮影できるのでしょうが、会場を見るツアーでは撮影できません。

借用した写真で大ホール([独]Großer Saal グローサーザール)がこちら



その他の見所はエントランス、小ホール[独](Brahmssaal ブラームスザール)、多目的ホール(4つの内「Gläserner Saal / Magna Auditorium」と「Metallener Saal」の2つを見学)など。こちらに2012年のガイドツアー時の写真入りブログがありますので参考まで。



最後が王宮(Hofburg Palace ホーフブルク宮殿)での「宮廷 銀器コレクション」と「皇帝の住居・シシィ博物館」。良く写真に出るこちらの新宮殿ではなく、こちら(帝国宰相府、Reichskanzleitrakt - Imperial Chancellory Wing)。




こちらに日本語音声案内をアップロード(mp3ファイル。IE及びFirefoxブラウザから聴取可能。Chromeは不可)しています(但し、私の訪問時の内容と若干異なっている可能性がある)。「宮廷 銀器コレクション」については撮影可能でしたから以下に何枚かを掲載します。

センターピース


食器


王宮の収納庫に収められていた膨大な数の金製・銀製・陶器の燭台・食器類



シシイとは皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリーザベトの愛称。「皇帝の住居・シシィ博物館」では内装や家具などは徹底した豪華さを示しており、一方で皇帝・皇妃などの生活環境・実態が良く分かります。エリーザベトのこの有名な肖像画(借用)もありました。




ウィーンの(この旅行でも)最後の夕方、宿泊ホテルの近くにある市立公園を散策しました。木々の緑が豊かで和やかな雰囲気のある場所でした(こちらなど)。ここにも音楽関係の銅像が建っていました(こちらなど)。




 
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2014年08月02日

オーストリアの旅(38) - ヴァッハウ渓谷ドナウ河下り


第13日でメルクの修道院の見学の後は、ヴァッハウ(Wachau)渓谷ドナウ河(Danube river)下りのクルーズでした。概略はこちらで投稿。

観光の主要ポイントはこちらのGoogle地図に示します。



メルク修道院から遊覧船の乗り場まで行く途中の道で大きな工事をしていました。そこで上掲のGoogle地図の様に橋を2度も渡る遠回りをしました。それが幸いして大型の豪華遊覧船を見る事ができました(こちらこちら)。





豪華遊覧船はクルーズ・ツアー用です。私の乗った遊覧船はこちら・・・




ここから終着のクレムスまでは写真で船旅を楽しんでください。こちらこちらこちらこちらこちら


シェーンビュール城(Schloss Schönbühel)です。




アックシュタイン城([独]Burgruine Aggstein)です。借用した上空からの写真がこちら





デュルシュタイン(Dürnstein)という街です。教会は聖堂参事会修道院教会、山上の城跡はリチャード王幽閉されていたケーンリンガー城([独]Ruine Kuenringerburg)。




豪華クルーズ船との行き違い。




クレムスという街に着く少し前まではワイン用のブドウ畑が続いていました。



遊覧船の終着はクレムス(Krems)ですが、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の駅までは大分離れています。遠回りにはなりましたが、落着いた街並み(こちら)を散策しながら駅に向かいました。




次回はウィーンでベルベデーレ宮殿の美術館です。


 
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2014年07月31日

オーストリアの旅(37) - メルク修道院(2)


第13日はメルクの修道院とヴァッハウ渓谷ドナウ河下りのクルーズでした。概略はこちらで投稿。前回の投稿では大理石の広間とそれに続くベランダからの景色まででした。今回はその続きです。

観光の主要ポイントはこちらのGoogle地図に示します。




概略の投稿で掲載した写真の様に、図書館には約10万冊の蔵書があるとの事。図書館を抜けて豪華な螺旋階段(こちら)を降りると付属教会になります。



付属教会では内装(こちら)や天井画(こちら)が素晴らしい。





実は神父さんが学生に説明していたので何気なく着いて行ったら、一般的なルートから外れて通常見られない中庭(こちら)に行ってしまいました。




さて、修道院の建物とは別に公園があり、こちらのパビリオン(Gartenpavillon)もあります。


内装はこちらの様にパビリオンとしては豪華で、ユックリとお茶も飲む事ができます。




木々に囲まれた散歩道(こちら)や花壇園(こちら)などもあります。





次にヴァッハウ渓谷ドナウ河下りで遊覧船の乗り場へ行きましたが、その道すがらに撮った修道院の様子がこちら


大理石の広間に繋がるベランダなどもハッキリと判ります。



次回は第13日の続きでヴァッハウ渓谷でのクルーズについて投稿します。


 
posted by 鎌倉太郎 at 14:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-オーストリア | 更新情報をチェックする

2014年07月30日

オーストリアの旅(36) - メルク修道院(1)


第12日にザルツブルクからウィーンに移動しましたが、翌日(第13日)はウィーン市街の観光ではなく、メルクの修道院とヴァッハウ渓谷ドナウ河下りのクルーズでした。概略はこちらで投稿。

観光の主要ポイントはこちらのGoogle地図に示します。



前回に投稿したようにウィーン西駅で「ヴァハウコンビチケット(Wachau Kombiticket)」と呼ぶ周遊券を購入しました。オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の列車(2等車)でウィーン西駅(Wien Westbahnhof)を出発し、メルクで修道院の見学(入場料は周遊券に含まれる)をした後ドナウ河下りをして、クレムスという街からÖBBの列車でウィーン(フランツ・ヨーゼフ駅、Wien Franz-Josefs-Bahnhof)に戻ってくる推奨ルートの1つでした。


ウィーン西駅で日本語現地ツアーに参加する人と会い少し話しをしましたが、ガイドが付いている事もあって別れて行動。始発のÖBB2等車はほぼ満席で同じ車両には遠足の時期らしく(日本なら)中学生と思われる年代の生徒が乗り込んでいました(先生は注意していたが、やはり少しうるさかった・・・)。



メルク(Melk)駅は普段の利用者が少なさそうな可愛い駅でした(こちら)。



駅前の住宅地も非常に閑静。話しはずれますが、ロボット掃除機のような機械が庭を動き回っていましたが、これは何・・・?




さて修道院(Melk Abbey、[独]Stift Melk)の建物に沿ってショップなどが並ぶ通りがあり、修道院が崖の上に迫って見えます(こちら)。


観光客の流れに沿ってこちらの左の細い道を登って行くと、近道になっていて、修道院の門の所に出ました(こちら)。





修道院ですが外周は宮殿と言っても良い程の豪華さで、門の内壁の上にはこちらの装飾がありました。修道院はオーストリア・バロックの至宝と云われ、マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ途中でここに宿泊しています。




見学コースでは歴史的説明と共に美術品を展示しています(こちらこちらこちら)。






修道院の全体外観はこちらの様になっています。見所には大理石の広間、図書館と金色に輝く豪華な付属教会などがあり、以前の概略投稿で写真を掲載していますのでこちらを参照してください。




大理石の広間では天井画(こちら)が素晴らしい。




大理石の広間に繋がるベランダからの景色がこちらこちら


遠方にザルツブルクからウィーンに移動する時に使ったアウトバーン1号(A1)線を行くトラックなどが見えます。



手前からの流れがメルク川で、その先でドナウ側への合流点が見えます。合流点の手前で橋の掛かっている地点が遊覧船の乗り場です。



メルク修道院は次回にも続きます。


 
posted by 鎌倉太郎 at 19:04| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-オーストリア | 更新情報をチェックする

2014年07月29日

オーストリアの旅(35) - ウィーン


第12日にザルツブルクからウィーンに移動、途中でモントゼーを訪れました(こちらを参照)。今回からはウィーン([独]Wien、[英]Vienna)です。

ウィーンでの移動について主要ポイントはこちらのGoogle地図に示します。




レンタカーを戻す為にウィーン空港へ着いたのが既に夕方でした。宿泊ホテルはウィーン市街の中心にあるので、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の近郊列車Sバーン(S-Bahn Wien)でウィーン・ミッテ駅(Bahnhof Wien Mitte)へ。

Sバーンの空港駅でチケットを自動券売機で購入しようとしたのですが一苦労でした・・・72時間(3日分)ウィーンカード(Wien Karte、Vienna Card)と空港-中心街用の1ゾーン券を購入しようとしました。自動券売機は表示言語の選択ができて内容は分かるので、何とか1ゾーン券は購入できましたが、ウィーンカードのボタンが見つからず(後ろに人が並んだので・・・)、(大分離れた・・・)有人窓口で購入しました。

後で分かったのですが、ガイドブックでの記述からは券売機ソフトがバージョンアップしていて、1階層奥の表示画面からの指定が必要でした(先入観は怖い?)。



ウィーン・ミッテ駅(地下鉄はLandstraße駅)近くのホテルにチェックインしても未だ明るいので、翌日(第13日)に行くメルク(ヴァッハウ渓谷)周遊チケットを買いに地下鉄U3線でウィーン西駅(Wien Westbahnhof)へ(地下鉄ルートはこちら)。

周遊チケットはウィーン西駅からメルク駅、ヴァッハウ渓谷ドナウ川下りクルーズ料金、クルーズ終着のクレムス駅からウィーンの北駅に相当するフランツ・ヨーゼフ駅の料金を含みます(推奨ルートの1つ。実際にはウィーンとメルク間往復+クルーズで、乗り降り駅には若干の融通が効く)。

チケット売り場で購入して、出発ホームフロアと発車ホームの表示板位置の確認をしてホテルに戻りました(以前にパリで当日に苦労した・・・)。



次回は第13日のメルクとヴァッハウ渓谷について投稿します。


 
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2014年07月28日

オーストリアの旅(34) - クーフシュタインでパイプオルガンの野外演奏


第9日は翌日の移動を考慮して体力温存で宿泊地近辺を散策しました。第10日にザルツブルクへ移動する途中で寄ったクーフシュタイン(Kufstein)の城塞(Kufstein Fortress)について投稿します。


第10日の概略はこちらに投稿をしています。クーフシュタインへのルートはこちらのGoogle地図に示します。


インスブルックからザルツブルクへのルート上にあり、高速道出入り口の近くにあります。


カーナビには城塞近くの駐車場を指示していたのに、紛らわしい路地に入ってしまいましたが、幸いにも商店街ビルの地下駐車場に入れられました。実際には上階に行ったら商店ビルである事が判ったという事ですが・・・

日本流に何か買い物をすれば無料になるかと思ってそこのスーパーで買い物をしたのですが、そんな余禄はありませんでした・・・



さて、クーフシュタインの城塞の観光ポイントは、断崖の上に聳える白亜の館と世界最大級という野外パイプオルガンです。

こちらの入口からの写真で、右下の階段上がチケット売り場です。


チケット売り場の左は小さな広場になっていて、城を見上げるような観覧席があります。この広場で12:00からパイプオルガンの演奏があります。



広場の奥にはパノラマバーン(Panoramabahn)というケーブルカーが城塞まで上げてくれます(こちら)。



城塞はこちらのような構成です。城塞からの景色は以前の投稿写真をご覧ください。城塞内の造り(こちらこちら)も見る事ができて、それらが展望台のような観光ポイントの役割も果たし、風景と合わせて散策するだけでも楽しい。





城塞内には当時の衣装風習を展示して郷土博物館にしているだけでなく、レストランなどとしても使われていました(こちら)。




パイプオルガンの4307本のパイプ(こちら)は城塞の塔に設置してあります(こちらの右の塔)が、演奏台は観覧席と同じレベルにあり実際に演奏で使っていました。



12:00近くになると観覧席は満席(こちらの様に私が城塞見学中に既に席取りが始まっていた)。



演奏されたのは4曲で約20分ほど。凄い大音響で街中に響き渡るという程でした。演奏の様子がYouTube動画に登録してありましたのでこちらに借用しておきます。




第10日はこの後ザルツブルクへ移動し、第12日にウィーンに移動しました。ザルツブルクの再訪は(こちらこちらに)投稿しましたので、次回は第12日のウィーンについて投稿します。


 
posted by 鎌倉太郎 at 17:01| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-オーストリア | 更新情報をチェックする

オーストリアの旅(33) - 幸福と悲しみのモチーフを刻む凱旋門


今回は第8日に、近郊イーグルス(Igls、標高:900m)のパッチャーコーフェル(Patscherkofel、標高:2246m)へのロープウエイは夕方には運行を終了しましたが、インスブルックに戻ってきても明るいので、「凱旋門」に寄りました。


第8日の概略はこちらに投稿をしています。インスブルック市街の観光ポイントはこちらのGoogle地図に示します。




この「凱旋門」は女帝マリア・テレジア(Maria Theresa)が、息子である皇帝レオポルト2世(Leopold II)とスペイン王女ルドヴィガ([独]Maria Ludovika)との結婚を祝して建設しましたが、その同時期に夫の皇帝フランツ1世(Franz I)が急死しました。南側(こちらこちら)には「生と幸福」の、北側(こちらこちら)には「死と悲しみ」のモチーフを刻んでいます。

「生と幸福」のモチーフを刻む凱旋門の南側




「死と悲しみ」のモチーフを刻む凱旋門の北側





凱旋門を少し離れて北側から撮った写真が印象的でした(こちら)。背景の山はザーレス(Serles、標高:2718m)山です。



マリア・テレジアは夫フランツ1世の死後自らの死まで喪服だけの生活を送ったと言われます。



第9日は翌日の移動を考慮して体力温存で宿泊地近辺を散策しました。次回は第10日にザルツブルクへ移動する途中で寄ったクーフシュタインの城塞について投稿します。


 
posted by 鎌倉太郎 at 06:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-オーストリア | 更新情報をチェックする

2014年07月26日

オーストリアの旅(32) - 近郊イーグルスとパッチャーコーフェルへのロープウエイ


今回は第8日にアンブラス城へ行った後の、近郊イーグルス(Igls、標高:900m)とパッチャーコーフェル(Patscherkofel、標高:2246m)へのロープウエイについて投稿します。イーグルスは1976年冬季オリンピックのリュージュやボブスレーの会場となった街です。


第8日の概略はこちらに投稿をしています。イーグルスへはこちらのGoogle地図に示します(交通規制が変わったのか、Google地図上は異質なルートになっている)。




イーグルスへはインスブルック・カード(Innsbruck Card)が使える路面電車で行きます。インスブルック・カードを購入した時にもらった地図によると、アンブラス城の近くに停車駅の表示がありました。少し探しましたが、探し方が悪かった為に見つからず、止む無く観光地巡回の「サイトシーア(Sightseer)バス」を再度利用して戻り途中下車して(巡回ルートはこちらを参照)、路面電車の駅まで歩きました(Google地図の赤い線)。



イーグルス行きの路面電車は1時間に1本しか無く少し待ちましたが、街中の路面電車からの風景とは違い、急なカーブをクネクネ曲がりながら林を抜けたり(こちら)牧草地を走行したり(こちら)と、結構楽しい乗車時間でした。



こちらが終点駅での路面電車。




パッチャーコーフェルへのロープウエイ乗り場までは閑静な住宅街を歩きました。ロープウエイ乗り場がこちら



ロープウエイが動き出すと早速競技場が見えました(こちら)。



ロープウエイの途中駅があってもそのまま終点駅まで行けそうなのですが、なぜか乗り換えてから展望台のある終点駅へ(終点駅展望台からのロープウエイはこちら)。


背景にインスブルック空港が見えます。


そういえば、宿泊地のアクサムス(Axams、標高:878m)では着陸体勢の飛行機がこのように見えました。




さてパッチャーコーフェルへはこちらの様になっています(冬季の場合・・・)。


展望台からの眺めはこちら


街は勿論インスブルックで、反対側の山並みには第6日に登ったハーフェレカー(Hafelekar、標高:2334m)展望台も見られました(こちらを参照)。


ここはパッチャーコーフェルへの登山口になっているのですが、ロープウエイの最終便が近くなっていたので、展望台で若干の時間を過ごして下山しました。インスブルック駅への戻りは、インスブルックカードを使えるバスが運行していたので(実際は駅近くで下車し)利用しました。



次回は同じ第8日にイーグルスへ行った後に、インスブルックの街中にある凱旋門ついて投稿します。


 
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2014年07月25日

オーストリアの旅(31) - アンブラス城


今回は第8日のアンブラス城(Ambras Castle、[独]:Schloss Ambras)です。ガイドブックによると、こちらの投稿で宮廷教会の「銀の礼拝堂」の記述に出てきた、チロル公フェルディナント2世(Ferdinand II)とフィリピーネ・ヴェルザー(Philippine Welser)妃の愛の巣だったとの事。


第8日の概略はこちらに投稿をしています。アンブラス城へはこちらのGoogle地図に示します(交通規制が変わったのか、Google地図上は異質なルートになっている)。




購入した72時間インスブルック・カード(Innsbruck Card)は未だ3日目の利用が可能だったので、インスブルック中心から少し離れた場所への移動に使いました。

先ずアンブラス城へは観光地巡回の「サイトシーア(Sightseer)バス」で、インスブルック中央駅から直接行きました(巡回ルートがこちら)。


一旦旧市街やベルクイーゼル・ジャンプ台に寄ったりするので時間が掛かるように思いましたが、止まるバス停が観光ポイントだけなので時間が掛かったという感じはしませんでした。

巡回の方向が一方向なので特定な場所だけに行きたい場合は不便ですが、順番に観光ポイントを巡回する場合には、(次のバス時間を考慮して)観光巡りができて便利かも知れません。尚、アンブラス城のバス停では停車時間が(運転手の休憩の為?)長い。



見所は白い館(こちら)と別棟(こちら)と庭園(こちら)。但し、チケット売り場は別棟の入口にあリます。




(トイレは白い館の入口の内部にあります。チケットが無いと有料・・・)



白い館では広間(Spanish Hall、こちら)や家具・調度品(こちら)、飾りグラス(こちら)などを見る事ができます。






こちらは「Coin Chest」という説明がついていましたが、フェルディナント2世は古いコインを集めていたようです。


この大きさからどれ程多くを集めたのでしょうか・・・外周の模様は寄木細工の様に埋め込まれています。



別棟には中世の武器・装具を展示していました(こちらこちら)。





次回は同じ第8日に行った近郊イーグルスとパッチャーコーフェル(標高:2247m)へのロープウエイについて投稿します。


 
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2014年07月24日

オーストリアの旅(30) - アルプス山系シュトゥバイタール


今回は第7日のアルプス山系のシュトゥバイタール(Stubaital)です。



第7日の概略はこちらに投稿をしています。シュトゥバイタールへはこちらのGoogle地図に示します。



72時間のインスブルック・カードは、第6日の観光地巡りだけで標準料金からすると支払い分は超えた(!)事もあって、天気が良い日に山に登りました。

インスブルックから南西に約40㎞ほどアルプス山系に深く入り込んでいる谷がシュトゥバイタールです(ロープウエイ乗り場から見た所がこちら)。その最奥にシュトゥバイ氷河(Stubaier Gletscher)への入口となるムッターベルグアルム(Mutterbergalm)にロープウエイ乗り場(標高:1750m。こちら)があります。





氷河が見られるというトップ・オブ・チロル(Top of Tyrol、標高:3210m)まで行きたかったのですが、残念ながら訪問時期が若干早すぎたので未だ運行していませんでした。別系統のロープウエイは運行していましたので、「Mittelstation Femau」(標高:2300m)でロープウエイを乗り継いで(実際は乗換え無しに)、スキーが未だできる「Gamsgarten」(標高:2620m。こちら)に向かう事にしました(こちらと上掲Google地図を参照)。



最初は緑もあった(こちら)のですが、最初の崖を超え(こちら)乗り継ぎ地点を過ぎるとそこは雪と岩の世界(こちら)。






ロープウエイ終点の「Gamsgarten」にはスキー用リフトが稼働していましたが、平日であった事でもありスキー客が割と少なく感じました(こちら)。



第7日の概略投稿で書いているように、トップ・オブ・チロルへの中間地点「Bergstation Eisgrat」(標高:2900m。こちらの写真中央・上の建物)に向けて、標高差300mを登る事にしました。



スタッフや荷揚げ降し用の自動車が通れるように除雪が行われていましたが、急坂の道路の両側には未だ雪が残っていました(こちらこちらこちら)。





登坂の途中で(利用した)ロープウエイの終点駅の景色(こちら)やスキーコースの様子はこちら



スキーには若い人が多かったのですが、トレッキングは壮年者を中心に年配者も含め多くの人が登っていたのには感心、負けられませんでした・・・所要時間90分。



「Bergstation Eisgrat」のレストランは、ルートのケーブルカーがクローズしているので当然休業中。しかし、トップ・オブ・チロルを近くで見る事ができました(こちら)。ここのスキーコースも使える様にリフトも動くのでしょう。




往路のロープウエイで気になっていたので復路に撮った、中間地点「Mittelstation Femau」にあったホテルがこちら




次回は第8日に行ったアンブラス城について投稿します。


 
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