今回はPCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」の増分バックアップ(Incremental Backup)を使ってみます。
以前のバージョンでは差分バックアップ(Differencial Backup)であったようですが、リストア効率よりもバックアップ効率の方を優先して変更したようです(こちらの解説を参照)。
メニューの「Incremental Backup to VD」を選択すると、ウィザード開始メッセージの後、こちらでベースとするバックアップ済みVDコンテナーの選択をします。
コンテナーの名前を設定して(こちら)終了します。「Apply」で増分バックアップを開始します(こちら)。原デバイスのファイル・スキャン時間は変わりませんが、書き込み時間は大分短くなっていました。その結果がこちらで、別のVDコンテナーの様に表示していますが、バックアップ保存ファイルの構成を見るとこちらの様になっています。
つまり増分だけが別ファイルになっています。
1ファイルだけファイルが更に増やした上で、増分バックアップした「Increment 1」に対して増分バックアップを行いました(こちらとこちらとこちらを参照)。
2回目の増分バクアップを実行した結果の「Archives」はこちらのような構成になります。
2回分の増分バクアップ実施を、今度は最初のバックアップ済みVDコンテナーに対して1度で行います(こちらとこちら)。
その結果の「Archives」がこちら。
フォルダ名の付与ルールが変わっている事が分かります。