2016年09月10日

ファイルを暗号化キーに使える、ファイル・フォルダ暗号化ツール「アタッシェケース」(2)


ファイル・フォルダの暗号化ツール「アタッシェケース」試使用の続きです。メニュー「オプション」→「動作設定」の各項目について確認します。前回も書いている通り、「動作設定」はメニューアイコンや「≡」から利用する事もできます。



「動作設定」には多くの項目があります(こちらを参照)。今回は「一般」→「パスワード」を確認します。




先ず、「一般」→「パスワード」項目です。

デスクトップPC上ではパスワードが漏れる心配をする必要はないが、ネットワークでの転送やモバイルノートPCの紛失を考慮したい場合は、デスクトップPCで暗号化ツール「アタッシェケース」のパスワードをある程度の期間継続的に固定・保存しておくと、パスワード忘れの心配をしなくて済みます。

項目にチェックを入れるとパスワードを聞いてきますが(こちら)、「Not mask password character(パスワードマスクをしない)」にチェックを入れると、直前に使ったパスワードを設定しているのが分かります。



この「動作設定」を完了した後、暗号化するファイル・フォルダをドラッグ&ドロップすると、パスワード設定ウィンドウでは保存したパスワードを事前設定してあります(こちら)。


確認のパスワードでも同様です。



この確認ウィンドウも省略したければ、「動作設定」の「一般」→「パスワード」項目で、「暗号/復号時に確認無しに記憶パスワードで実行する」にもチェックを入れます。但し、現状はこのチェック情報が継続的に保存されませんし、暗号化処理が終わると暗号化ツール「アタッシェケース」は「終了」以外の処置ができなくなります(不具合?)。


 
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2016年09月09日

ファイルを暗号化キーに使える、ファイル・フォルダ暗号化ツール「アタッシェケース」(1)


ファイルを暗号化キーに使えるという事で、ファイル・フォルダの暗号化ツール「アタッシェケース」を使ってみました。幸いに最近正式最新版(Ver 3.0.1)になりました。こちらからダウンロードできます。




豊富で高度な機能を持ちますが、今回は最もシンプルな使い方をします。

「アタッシェケース」を起動した所がこちら



暗号化するファイル・フォルダは、ドラッグ&ドロップするか「ファイル」メニュー/アイコン・「≡」アイコンを使って選択します。


ファイル・フォルダを選択すると、パスワード要求があります(こちら)。


確認パスワードを入力すると暗号化し、元ファイル・フォルダと同じフォルダに暗号化したファイルが作られます(こちら)。


暗号化対象がフォルダであっても、複数ファイルの一括指定でも1つの暗号化ファイルを生成します。但し、複数ファイルの一括指定の場合、最初のファイル名を生成ファイル名の一部にしますので、単独ファイル指定した時と重複する可能性があります(重複する場合、警告メッセージが出ます)。



復号する場合も同様に、暗号化したファイル・フォルダのドラッグ&ドロップとパスワード指定でできます。暗号化したファイルをダブルクリックしても可能です。


復号化は暗号化ツール「アタッシェケース」をインストールしたPCでは容易ですが、インストールしていないPCで復号化するには".exe"形式で渡すと便利です。ファイル・フォルダをドラッグ&ドロップするまでは同じですが、暗号化パスワードを指定する時に、暗号化アイコンをクリックして".exe"形式を選択します(こちらを参照)。




次回以降ではメニュー「オプション」→「動作設定」を利用します。


 
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2015年04月17日

オンラインストレージ対応ファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」を使ってみる(3)


今回はファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」でクラウドデータの同期(バックアップ)をしてみます。

ファイル一覧表示(こちら)で左メニューの「Create New Sync」選択で、同期対象のフォルダとバックアップ先を指定します(こちら)。



「My computer/Network shares」をクリックするとクラウドの可能一覧を表示しますので、今回はOneDriveを選択します(こちらを参照)。一度ログインすると、バックアップ対象のクラウドを表示するので、それを選ぶ事ができます。



クラウド側にログインできればクラウド内のフォルダを表示します(こちら)。



フォルダを選択するとこちらの様に設定が完了します。




「Start sync」でバックアップを開始します。今回は新規に作ったフォルダで何も入っていないので(こちらを参照)、ローカル側の対応するフォルダにファイルを登録すると、OneDriveの対応フォルダにアップロードしていました。

逆にOneDriveの対応フォルダにファイルをアップロードすると、こちらの様に合わせてバックアップファイルに反映していました。


OneDriveやGoogle Driveの場合には、PC側にも同期保存できるので必要ないように思いますが(同期サービスを利用しなければ必要です・・・)、FTPサーバーを使っている時は便利かも知れません。ここではその実行はしません。



対象がクラウド側フォルダの場合に「Properties」表示はこちらの様になります。



こちらの様にクラウド側の同期対象フォルダ一覧を表示している時の「+」アイコンで、同期対象に追加するクラウド側のフォルダを指定できます。



 
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2015年04月16日

オンラインストレージ対応ファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」を使ってみる(2)


こちらでファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」をインストールしてから大分時間が過ぎました。設定により処理が変わる部分もあるので、ここでまとめておきたいと思います。



設定に関わる部分として、こちらの「Settings」クリック→「Settings」によって、同期のルートを指定できます。




ファイル管理画面のこちらで、「Properties」を起動して同期/バックアップの切替えなど、処理の内容を変える設定ができます。



こちらが「Properties」画面で、同期(or バックアップ)する対象や同期(or バックアップ)先のフォルダ指定がここでもできる他、処理モードの変更ができます。


「Sync mode」は同期(or バックアップ)の方向を示します。双方向("⇌")であれば「同期」というでしょうし、一方向であればバックアップと呼ぶ方が良いでしょう。

「Plan settings」も同期(or バックアップ)の起動タイミングを指定します。更新があれば(n分後に)行うか、指定の曜日・時間になったら行うかの指定になります。


 
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2015年04月02日

オンラインストレージ対応ファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」を使ってみる(1)


オンラインストレージ対応ファイル同期ソフト「EaseUS Eveysync」が、期間限定でライセンスの無料配布をしていたので入手し使ってみる事にしました。


これまで同期ソフト(サービス)といった時幾つかの分類ができました。
  • PCデータをHDDやBDにバックアップ(場合によりリアルタイムで対応して同期)するソフトウエア
  • PCデータをオンラインストレージにバックアップ(場合によりリアルタイムで対応して同期)するサービス
  • オンラインストレージを提供するサービスが、複数PC間の同期サービスを追加

何れもデータ蓄積対象が限定されていました。最近は(同期サービスではありませんが)Android版の「Dropbox」アプリがマイクロソフト社のAndroid版「Office Mobile」アプリと連携をとる様になりました(こちらを参照)。勿論「Office Mobile」アプリはマイクロソフト社「OneDrive」にアクセスできますから、サービス会社の違う複数のオンラインストレージにアクセスできるアプリが出てきた事になります。

そんな中で「EaseUS Eveysync」は、PC上のデータや(複数の種類の)オンラインストレージの同期をとるソフトです。



事前に無料のライセンスを入手しました。早速こちら(の「ダウンロード」)からアクセスします(但し以下画面画像は、期間限定でライセンスの無料配布をしていた時の流れです)。



インストールして起動すると、こちらの様に同期するフォルダの指定があります。バックアップ先(PC内)はソフト側でデフォルト設定してくれます(変更も可能)。




次にこちらの画面の下部で「Activate Now」をクリックし、事前に入手していたライセンスコードを入力します(こちらを参照)。





これで利用可能になりました。「EaseUS Eveysync」はタスクトレイからも起動できます(こちらを参照)。




次回投稿から幾つかの操作をしてみます。


 
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2015年03月02日

PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を使ってみる(12) - 我家のPC環境におけるバックアップ


PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を実際に我家の環境に適用するとした時の考え方を記述しておきます。

我家のPC環境としては複数台のPCと1台のNASをLAN接続(一部無線LANを含む)し、PCには1台乃至複数台の外付けディスクを接続しています。通常の利用においてPCと外付けディスクの接続関係は変わりません。

また、PC本体が2本のディスクを持つ場合、データは(マイドキュメントなどのエリアを除き)システムディスクと分離していて、1本の場合は外付けディスクに保存しています。

更に環境条件としてメインのPCでは、
  • 通常(頻度高く)使うデータは1つのディスクに集約し(実際には2本目の内蔵ディスク)、ボリュームはまだ30数GB程度
  • 旅行時の映像・写真など、イベントがあると100GB単位のボリュームを保存し、全体ボリュームも(2デバイスで) 1TB以上
  • イベントで増えるデータは一定期間に(更新を含め)頻度高く使いますが、それ以外はアクセスが少なくチョッと思い出した時に使う程度
であり、サブとしているPCの場合は、イベントがあると増加して一定期間は(更新を含め)頻度高く使うデータですが、処理期間が過ぎれば保存する必要がありません。



より高度なPCの使い方をすれば別の設定方法もあると思いますが、次のようなバックアップをする事にしました。

先ずメインのPCで2本目の内蔵ディスクについては、
  • 月1回の全体バックアップを手動で実施した後、そのVDコンテナーに対してWindowsシステムのユーザ・ログオン時に増分バックアップ
  • 当月の全体バックアップ及び増分バックアップは、別のVDコンテナーを作成して実施
  • VDコンテナーは直近2本を保持。2か月前のVDコンテナーを管理的・物理的に削除してから、当月バックアップを実施
とします。これは操作ミスで以前のデータ探しや復元で苦労した経験から・・・

メインのPCに接続する外付けディスクについては、
  • 月1回の全体バックアップ(手作業による)とし、直近の2か月分のVDコンテナーを保存
  • 2か月前のVDコンテナーを管理的・物理的に削除してから、全体バックアップを実施

サブのPCではシステムディスクを(手作業で)月 1回の全体バックアップとし、VDコンテナーは直近2本を保持。2か月前のVDコンテナーを管理的・物理的に削除してから、当月バックアップを実施する事にしました。


メインのPCにおける結果はこちら。一部試使用中に取ったバックアップを活用しています(ファイル名に不統一がある)。



それでもNASのバックアップができていない事が課題として残りました。


 
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2015年03月01日

PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を使ってみる(11) - システムディスクでのデータ・リカバリー


我家のPC環境でのバックアップを考えた場合、システムディスクのバックアップからデータのリカバリーを試行してみます。

我家のサブPCの1つではシステムディスクにデータを保存します。と言っても長期的なものではなく、ある一定期間に集中してしてから必要により全て削除をします。Windowsシステムをリカバリーする目的ではなく、データだけに限定したバックアップ&リカバリーです。



これまでのバックアップとリカバリーに比べて差異はないと思っていますが、確認を込めて実行してみます。

「Backup to VD」でシステムディスクを指定し(こちら)、バックアップ先を設定して(こちら)実行しました。




バックアップした結果がこちらこちら




これからフォルダ・ファイルレベルでのリカバリーができます。勿論全データファイルのリカバリーもできますから、バックアップ・イメージでのリカバリーは確認しません。


 
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2015年02月27日

PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を使ってみる(10) - 増分バックアップで更新前の状態に戻す


我家のPC環境でのバックアップを考えた場合、幾つかのチェックしておくべき事項がありました。

先ず、増分バックアップで追加・更新のファイルがない時に、VDコンテナーの形がどうなるかを確認します。以下で時系列的にみていきます。

最初の全ディスク・バックアップをします(こちらがバックアップしたVDコンテナー)。




1テキストファイルを作って、Windowsを再立ち上げし、ユーザログインで増分バックアップをスケジュールします。

ファイルの作成・更新を全くせずに再度、Windowsを再立ち上げし、ユーザログインで増分バックアップをスケジュールします。テキストファイル作成後に2回の増分バックアップした時点でのVDコンテナーはこちらになっています。



「Restore form VD」操作でフォルダ・ファイルレベルで確認した所がこちら




増分バックアップで更新前の状態に戻せるかの確認をします。

ここで2つ目のテキストファイルを登録して再び、Windowsを再立ち上げし、ユーザログインで増分バックアップをスケジュールします。この時点でのVDコンテナーからリストアして確認した所がこちら



最初のテキストファイルを更新し(こちらを参照。作成時間と更新時間が大きく異なる)、ユーザログインで増分バックアップをスケジュールします。


この時点での最新VDコンテナー(全体バックアップ+4回の増分バックアップ)から、2つのテキストファイルをリストアした所がこちら




こちらの様に3回目のバックアップを指定してリカバリーをすると、更新前の状態になっている事が分かります(こちら)。



この様に増分を蓄積しておくと、必要により更新前の状態に戻す事ができます。


 
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2015年02月26日

PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を使ってみる(9) - BDへのバックアップとBDからのリストア


今回はPCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」で、バックアップ済みVDコンテナーを他のデバイスにVDコンテナー形式のままエクスポート(export)してみます。

バックアップを確実に保存するにはBDやDVDなどにコピーおくのが安全です。



「Archives」タブで対象とするバックアップ済みVDコンテナーに対して右クリックメニューの「export」を選択し(こちら)、出力先としてブルーレイディスクBDを指定します(こちら)。



処理の結果、BDにこちらの様にVDコンテナーがコピーされます。




「Paragon Backup & Recovery Free」のアーカイブ(「Archives」タブ)にBDのVDコンテナーを登録できます(こちらこちら)。





そして「Restore from VD」機能でSDメモリーに通常のファイルとしてリストアできました(こちらこちらこちら)。





エクスポートはHDDに対しても同様にできます。


 
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2015年02月24日

PCローカルのバックアップする「Paragon Backup & Recovery Free」を使ってみる(8) - VDコンテナーを「Delete」で管理から一旦外した後、「Add」により再び管理下に


以前にアーカイブ(「Archives」タブ)の操作でVDコンテナーの削除について記述しています。これは前回のような増分バックアップ(Incremental Backup)でも可能です(「Show all」となっている事を確認要)。



増分バックアップを削除する場合、もし従属する増分バックアップがあればそれも含めて削除されます(こちらを参照)。



「Paragon Backup & Recovery Free」の機能でアーカイブを削除しても、実体のバックアップファイルは残っています(こちらを参照)。




管理から一旦外しても、「Add」により再び管理下に置く事ができます(こちらを参照)。


「Add」処理の結果がこちら



 
posted by 鎌倉太郎 at 09:49| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-バックアップソフト | 更新情報をチェックする