2013年02月04日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(16) - タ・プローム寺院(2)


第4日目のタ・プローム(Ta Prohm)寺院の続きで、今回は寺院での見学ポイントとなる遺跡にガジュマルが覆いかぶさった様子です。


簡単なコメントだけで写真を掲載しておきます。

ポイント1(最も有名な場所)



ポイント2(巨大な根が横に伸びる・・・)



ポイント3(取り付いた木をも絞め殺してしまい、自らの根部分がよく分かる樹木)



ポイント4(ポイント3の裏側)



ポイント5(巨大な根が回廊を押し潰す・・・)





ポイント6(根が遺跡の崩壊を支えている?)



ポイント7(遺跡の積み上げた石の間にも根が入り込んでいる)



ポイント8(周壁に被さる巨大な根)



ポイント9(石の間に根が侵入して崩壊しつつある遺跡を支える鉄骨)



数百年もすれば、人類の築いた建築物も生活の実態がなくなるとこの様になるという事を暗示しています。このまま更に数百年もすると、遺跡であることも分からなくなるのでしょうか。


 
posted by 鎌倉太郎 at 10:41| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年02月02日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(15) - タ・プローム寺院(1)


第4日目も多数の寺院を巡りました。第1がタ・プローム(Ta Prohm)寺院です。12世紀後半にジャヤヴァルマン七世によって仏教寺院として建立しましたが、後にヒンドゥー教の寺院に改修しています。こちらのGoogle地図を参照。


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この寺院の見所は遺跡にガジュマルが覆いかぶさった様子の見られる事です。しかし、先ず寺院の様子から…

こちらが西塔門で、観音菩薩像によって仏教寺院である(あった)事が分かります。


こちらが境内地図。


西塔門から2つの門(こちらこちら)を通り抜けた所がこちら






中央祠堂の周りにはデバターの彫刻が残っていますが、仏教に関わる彫刻は削られています(こちら)。




遺跡も中央祠堂の周りは壊れた状態のままになっています(こちらこちらこちらこちら)。





発見された時の状態を維持するのが基本方針のようですが、限界にきているのではないかと思われます。今後も成長する樹木を含めて現状を維持するにはどうしたらいいのか難しい課題・・・


 
posted by 鎌倉太郎 at 14:16| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(14) - ロリュオス遺跡群(3) バコン寺院


今回は第3日目のロリュオス遺跡群のヒンドゥー教 バコン(Bakong)寺院(9世紀後半に建立)です。こちらのGoogle地図を参照。


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バコン寺院は伽藍の周りに濠を巡らした最初のピラミッド式寺院です(こちら)。


5層の基壇があり、第1層のナーガの世界から第5層の神への世界を表しています。



上層から東楼門の方向を撮ったこちらの写真で、(木々で覆われて)少し見づらいですが参道の両側が堀になっています(こちらも参照)。





参道の入口にはナーガ(ヘビの精霊)が欄干のようになっていました(こちら)。




実はバコン寺院の上層で夕焼け鑑賞がスケジュールに入っていたのですが、こちらのように夕陽を見られる空模様ではなく、暗くなると足元の急階段が危険になるので、早々に引き揚げました。




これで第3日目が終了。


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:09| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月30日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(13) - ロリュオス遺跡群(2) プリア・コー寺院


今回は第3日目のロリュオス遺跡群のヒンドゥー教 プリア・コー(Preah Ko)寺院(9世紀後半に建立)です。こちらのGoogle地図を参照。


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6つの祠堂からなります(こちら。パノラマ処理。前後列各3基)。




ロレイ寺院の投稿でも書いたように、アンコール期の比較的古い年代の建築法として、煉瓦の枠組に砂岩の彫刻をはめ、煉瓦の外壁面の装飾として漆喰を塗って更に文様を施しているのが分かります(こちらこちらこちら)。






プリア・コーは「聖なる牛」という意味で、この寺に祀られていた聖牛ナンディン(Nandin)に由来し像が3体並んでいます(こちら)。


祠堂を守るシンハ(simha、サンスクリットでライオンの意味。日本でいう狛犬)は外側を向いていますが、シヴァ神の乗り物とされる聖牛ナンディンは祠堂の方を向いています(上掲のパノラマ写真を参照)。



カンボジアの牛は背中にこぶがあります(ジャワ島でもそうだった・・・)。こぶがあるから聖牛(逆に聖牛だからこぶを付けた)と思っていたのですが、田園をバスで走行している時に放牧している牛を注意してみていると確かにこぶがあります(こちらも参照)。和牛とは違う種類のようです。





 
posted by 鎌倉太郎 at 13:37| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(12) - ロリュオス遺跡群(1) ロレイ寺院


第3日目の午後の観光はロリュオス(Roluos)遺跡群で、ロレイ寺院・プリア・コー寺院とバコン寺院を巡りました(こちらのGoogle地図を参照)。


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ロリュオスはホテルのあるシュリムアップから南東に国道6号線を13㎞行った所で、9世紀には都がありその時代に建てられたヒンドゥー寺院です。



まず、ヒンドゥー教 ロレイ(Lolei)寺院です。9世紀後半の建立当時は大貯水池の中央の小島に位置付けられましたが、現在は水が涸れて低い丘の上に立っている感じで、こちらのように船着き場のような登り口になっています。


寺院自体は小さく、こちらのように特に見るポイントも無いようですが、建物の素材・作り方がよく分かります。こちらのように煉瓦の枠の中に砂岩に彫られた彫刻をはめるようになっています。




よく見ると煉瓦の壁面に対して彫刻の砂岩が飛び出ています(こちらこちらこちらを参照)。実は煉瓦の上に漆喰を塗っていたのに剥がれてしまった為です。ロレイ寺院では漆喰がほとんど残っていない状態ですが、次に訪れたプリア・コー寺院では漆喰が残っていてる状態を示しています。これはアンコール期の比較的古い年代の建築法になっています。






祠堂は4基が残っています。その交差点にはシヴァ神を示すリンガが設置されていました(こちら)。



右奥の木の支柱で分かる通り、未だ修復が行われずに建物の倒壊を防ごうとしている様子(こちらも参照)は非常に残念に思います。


ガイドが言うには、煉瓦主体の建物は修復が大変で、(殆ど修復は日本など外国の支援により行われ)砂岩などが中心となる建物が順序として先に行われているとの事。


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:44| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(11) - バンテアイ・スレイ寺院(2)

posted by 鎌倉太郎 at 13:42| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(10) - バンテアイ・スレイ寺院(1)


今回は第3日目午前に観光したバンテアイ・スレイ(Banteay Srei)寺院です。バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」の意味。ヒンドゥー教の寺院でシヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられました。


ホテルのあるシェリムアップから北東に約40㎞にあり、Google地図でこちら


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バンテアイ・スレイ寺院ではまず、赤い絨毯のように続くラテライトの東門に至る参道が印象的でした(こちら)。ラテライトはインドシナ半島でよくある土壌ですが、上手く使っているようです。




この寺院は精巧に彫られた彫刻が有名で、フランス人のアンドレ・マルローがデバター(女神)を盗み出して逮捕される事件があった「東洋のモナリザ」がポイントです。

こちらに伽藍配置です。




こちらが第一周壁の門に至る参道で、シヴァ神を表すリンガを模した像が並びます。




こちらが第二周壁の塔門で、破風のデザイン(こちら。拡大したのがこちら)が珍しい。




第二周壁の塔門の破風は二重になっていて、こちらは上掲破風の直ぐ後ろにあります。




こちらが第三周壁の門。




伽藍の中心部には、左右の経蔵(こちらの左手前)と中央祠堂(こちら:南東側とこちら:南西側より撮影)があります。





 
posted by 鎌倉太郎 at 23:40| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(9) - アンコール・ワット(4) デバター(女神)


アンコール・ワットはもっと時間を掛けて観ていたかったのですが、パッケージツアーですから時間によってホテルに帰る事になります。今回の投稿はアンコール・ワットの回廊の側壁などに彫られたデバター(女神)を説明無し(できない!?)に掲載して、アンコール・ワットを終える事にします。

デバター1


横の壁面には内戦時に銃弾跡が残る


デバター2


中央は歯を見せるデバター


デバター3


髪飾りやポーズは各々違います。


デバター4



デバター5



デバター6



デバター7




ここまででアンコール・トムとアンコール・ワットを見学して80%の観光が終わったように思われているかも知れません。非常に中身の濃い1日でしたが、まだ観光の1日目が終わった所で、後3日の観光があります・・・

次回以降はそれぞれ特徴のあるポイントを巡ります。


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:28| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

カンボジア・アンコール遺跡群の観光(8) - アンコール・ワット(3) 第二回廊と中央祠堂


いよいよ第一回廊から更に中心部に入ります。アンコール・ワット中心部はこちらのようになっています。





第一回廊の西塔門を入ると左右に4つの沐浴の池があります(その1つがこちら)。


近くの柱には、寛永九年に森本右近太夫一房が墨書(落書き)を残した跡が残っていますが、インドの祇園精舎と間違えた事に気づき再訪して墨で塗り潰したといいます(こちら。一部漢字が読み取れます)。歴史的な交流の記録として残してあるそうです。



第二回廊には彩色が残っていたり、柱の上に渡す梁の石に彫刻が残っていました(こちらこちら)。ポル・ポト派によって削り取られた壁面が多かった・・・





第三回廊を下から見たのがこちら。第三回廊を含む中央祠堂は、アンコール・ワットの宇宙観で神々が住むメール山(須弥山)を象徴しています。


第三回廊・中央祠堂へはこちらの急階段を登ります。


こちら(西参道方向)とこちら(第三回廊の外壁)とこちら(第二回廊、第一回廊も見える)は、第三回廊から見た景色。








こちらは第三回廊の内側を撮っており、写真の左半分が第三回廊部分で右半分が中央塔に通じる回廊部分。これが中央祠堂の4分の1という空間です。


そしてこちら(パノラマ処理)が中央塔で、今は仏像が祀られています(こちら)。現在のカンボジアは殆どが上座部仏教徒であり、中央塔に祀られていたヴィシュヌ神は壁で埋められているようです。




 
posted by 鎌倉太郎 at 12:45| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-東南アジアの旅 | 更新情報をチェックする