2011年06月18日

北欧3カ国の旅 - ノルウェー・フィヨルド地域からオスロへ


フィヨルドでの2泊目をウルヴィクで過ごした後、再びオスロに戻ります。と言っても、デンマーク・コペンハーゲンに向けてオスロ発のクルーズ船に乗船する為です。



まずウルヴィクからオスロへの路程はこちらの通りです。オスロからの路程(茶色の線)も参考に入れておきます。





途中にヴォーリングの滝(Vøringfossen)に寄りました(カメラマーク参。Google Maps上の路程に入れていません)。


こちらこちらの周りの景観の中で、滝の上部からでは183mという落差を感じる事ができる良い写真に撮れなかった(こちら)のが残念です。








走行中に圧迫感を受けた真直ぐな稜線の構造物(こちら)が何かと思っていたら、人工湖(Sysenvatnet)のダムでした(こちら)。





こちらの(パノラマ)写真が全体を良く現しています。



既にこの辺りでも雪が目立ちましたが、暫らくすると完全に冬の雪の中を走行していて(こちら)、バスの外部気温表示は摂氏0℃となっていました。




朝出発したウルヴィクでは花が咲いていて、高原では荒涼とした冬の雪の中を走行しましたが、最初の休憩を取る所では再び春になっていました。これまでの旅行の中で3日間という短期間に何度も冬と春を行き来するのは初めてでした。


そしてオスロに到着してクルーズ船に乗船しましたが、それは次回に。



【改訂】 2019年09月02日 21:40 OneDriveスクリプトの変更



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2011年06月17日

北欧3カ国の旅 - ハダンゲルフィヨルドへも・・・【改訂】


クルーズ船から見る雄大なソグネフィヨルド(こちらに投稿)と急勾配な路線を走る列車から見る景観(こちらに投稿)を楽しんだ所で、フィヨルド地方の主要な観光は終了したようなものですが、翌日オスロに戻る前に宿泊するホテルがあるハダンゲルフィヨルド(Hardangerfjord)も経路の中で見学できました。



ハダンゲルフィヨルドも全長179kmのノルウェーでは2番目に長いフィヨルドとの事。前回のミュールダール駅(Myrdal Station)からベルゲン線(Bergensbanen)の(人気のベルゲン急行ではなく)ローカル列車に乗り換えてヴォス(Voss)に行き、再び観光バスでハダンゲルフィヨルドの最深部にあるウルヴィク(Ulvik)が宿泊地になります。




ミュールダール駅でベルゲン線に乗る時は冬の景色でした(こちらこちら)が、ヴォスに近づくと再び春の雰囲気になりました(こちら)。








添乗員にヴォス駅近くにある「ヴォス教会」の写真を撮りたいとお願いしていたら、列車からバスへの乗り換え時間に若干の余裕を取ってくれたので写真にシッカリと多数収める事ができました(こちら)。



この教会は1277年に建てられたゴシック教会ですが、第2次大戦で街が破壊し尽くされたのに唯一難を逃れたのだそうです。石造りの教会ですが、良くメンテナンスされていて大切に扱われているのが分りました。



ヴォスを出発したバスは、滝(Skjervsfossen)の前を通りながら(こちらを参照)、ハダンゲルフィヨルドに沿って走行(こちら。つり橋を建設中のようです)。






ウルヴィクにも大型のクルーズ船(全長:252m、総トン数:69万トン)が停泊していました(こちらここで紹介した「画像によるGoogle画像検索」を使ったら、直ぐに所有会社・船舶タイプが判明!!)。




こちらが宿泊ホテルから撮った写真。雄大で厳しいソグネフィヨルドのグドヴァンゲン(ネーロイフィヨルド)と違って、なだらかで穏やかでした。




【改訂】 2019年09月02日 21:10 OneDriveスクリプトの変更



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2011年06月15日

北欧3カ国の旅 - 妖精の出現もあった・・・フロム鉄道 絶景の旅【改訂】


雄大なソグネフィヨルドの旅をした(こちらに投稿)後は、列車の車窓から見る川と峰々が織り成す(滝も絡む)見事な景観を観ました。






フィヨルドの支流奥にあるといっても、フロム(Flåm)の標高はほぼ0mです。登山鉄道・フロム鉄道(Flåmsbana)は、フロムからミュールダールまで路線の長さ約20kmで結びますが、ミュールダール駅(Myrdal Station)の標高は約860m。


20kmで860mほどの急勾配を約1時間掛けて登っていく時の絶景を見ようとするものです。






こちらこちらこちらこちらに車窓から撮った写真を掲載しておきます。










途中駅ショースフォッセン(Kjosfossen)は、ショース滝(Kjosfossen)の直ぐ近くに設置されています(こちら。列車のホームから撮影)。



実はこの滝には、スカンジナビアの民間伝承でフルドラ(huldra)という男を誘惑する超美人妖精がでるという噂・・・!?がありました。実際に列車が駅に到着すると怪し気な音楽が流れてきて、こちらのように出現しました(こちらを参照)が、(バレー学校の学生出演による)超美人妖精は滝の中で近寄れませんでした。



超美人妖精フルドラの他に、ノルウェーには子供向けに(?)トロール(troll)というどんな姿にも変身する妖精がいるそうです。トロールは気に入った人には幸せを与え、怒らせると悪さをするという伝承があり、子供への警告には十分な怖い存在だそうで、「トロールが来るから早く寝なさい」と親が言うほどであるとか。



変身能力があるという伝承によって、土産物屋には様々なタイプのトロール人形が売られていました。グドヴァンゲン(Gudvangen)のフィヨルド観光船乗り場の土産物店にはこんなトロール人形が(妖精という日本でのイメージに合いませんが)・・・そう云えば、ストックホルムの旧市街のみやげ物店にもありました(こちらを参照)。




尚、妖精(フェアリー、fairy)は、西洋の伝説・物語などで見られる自然物の精霊をいい、妖怪とは、日本で伝承される民間信仰における人間の理解を超える奇怪で異常な現象や非日常的な存在を云うのだそうです。こちらも参照。



1時間ほどの乗車も短く感じてミュールダール駅に到着したら雪景色(こちら)。




ここでベルゲン線(Bergensbanen)の(人気のベルゲン急行ではなく)ローカル列車に乗り換えてヴォス(Voss)に行きますが、それは次回。



【改訂】 2019年07月08日 15:30 埋込画像スクリプトの変更



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2011年06月14日

北欧3カ国の旅 - 雄大なソグネフィヨルドの旅【改訂】


ノルウェー・オスロを昼頃発って夕方にフィヨルド地域ラールダールのホテルに着きました(こちらを参照)。

ホテルに一泊して翌朝に、観光船の乗り場グドヴァンゲンに向かいます。



ソグネフィヨルド(Sognefjorden、[英]Sognefjord)は世界一長く深いフィヨルド(fjord)で、グリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ世界で2番目に大きいのだだそうです。


全ては見られないので、内陸部に深く食い込んでいる所にある、ソグネフィヨルドの2つの支流ネーロイ・フィヨルド(Nærøyfjord)とアウルランフィヨルド(Aurlandfjord)を観ました。観光船はグドヴァンゲン(Gudvangen)から出てネーロイ・フィヨルドを通り、方向を変えてアウルランフィヨルドに入るように進んでフロム(Flåm)に到着しました。2時間15分ほどの船旅でした(こちらを参照)。


残念ながら天気は弱い雨でしたが、霧が出ていないので、フィヨルド両崖は殆どの場所で上部まで見る事ができました。弱い雨でも風が強かったので、首都圏の真冬並みの服装で丁度良い感じ。レンズについた水滴をぬぐったりしながら写真を撮り続け、温まる為に時々キャビン(?)に入ったりしましたが、2時間は瞬く間に過ぎてしまいました。



グドヴァンゲンの船着場で停泊していたクルーズ船(こちらを参照)は、観光船であると同時に地元の人の足代わりになっていて、途中の小さな船着場まで2~3人を送っていました。





クルーズ船から撮った写真をこちらこちらこちらに掲載しておきます。








パン屑などを撒いた為多数のカモメが寄ってきて、船に付いて来るように平行して飛んでいました(こちら)。




内陸側に180kmほど入組んだフロムの港には、こんな巨大客船(全長:293.8m、総トン数:90,409トン)も停泊していました。




上のGoogle Mapsでも分る通り、フロムの横を通り過ぎてグドヴァンゲンからクルーズ船に乗りましたが、その理由はフロムからミュールダール(Myrdal)へ向かうフロム鉄道が次の見所となる為。更に、ローカル列車でヴォス(Voss)に抜けて、再び観光バスで次の宿泊地ウルヴィク(Ulvik)に向かいます。



列車でも車窓から多数の写真を撮っていますが、それは次回。



【改訂】 2019年06月27日 19:45 埋込画像スクリプトの変更



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2011年06月12日

北欧3カ国の旅 - ノルウェー・オスロからフィヨルド地域への路程とスターヴ教会


ノルウェー・オスロでは、ヴィーゲラン彫刻公園(こちらで投稿)、王宮・オスロ市庁舎(こちらで投稿)やオスロ国立美術館(こちらで投稿)を観光しました。いよいよメインとなるノルウェー・フィヨルド地域に入ります。

北欧3カ国の旅:観光地



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オスロを出発したバスは、(旅の栞によると)330kmほどを約6時間を掛けて移動しました。この日は昼頃のオスロ出発でしたから、移動するのが精一杯ですが、兎に角途中の景色を楽しみました。

最初は穏やかな湖水や畑・牧草地の横を通っていました(こちらこちら)が、河川沿い山々の形状も厳しいものになり(こちら。遠景に2本の滝や山頂の雪)、徐々に荒涼とした地になりました(こちらこちら)。

















更にこの近辺の道路位置としては最高地という場所に一時停車(こちらこちら)。外気温は摂氏3度、写真では分りませんが強い風が吹いてみぞれも・・・








これから先は急な坂を下りホテルの向かったのですが、途中でボルグン・スターヴ教会(ポルグン教会、Borgund stave church、Borgund stavkyrkje)に寄りました(こちら)。




スターヴ教会とは、Wikipediaで樽板教会(Stave church)と説明されています。木造教会(つまり、木造の教会、木造様式の教会)です。「・・・支柱と梁でできた中世の教会である。壁の枠は丈夫な厚板で満たされている。重荷に耐える柱(古ノルド語:stafr)はそのまま建築技術の名前になった」そうです。

ですから、「ボルグン」という地にある木造教会という事になります。

改修による足場の設置や屋根の色など、写真としては残念なものになりました(そういえば、Google Mapsのストリートビューによる映像でも足場がありました・・・)。



これらの路程をオスロ市役所横から宿泊ホテルの近くの交差点まで指定してGoogle Mapsでルート探索してみました(こちらを参照)。途中のボルグン・スタブ教会訪問を1ヶ所だけ指定しています(こちらのGoogle Mapsの青線)。しかし、実際に通った道とは違うような気がしたので、詳しく調べてみました。




休憩地点2ヶ所を指定に加えてみたのがGoogle Mapsの赤線。確かに、赤線のルートであれば一時停車した「道路位置としては最高地」を通りました。

Google Mapsによる各ルートの距離と時間を比較すると、Google Mapsでは時間を優先しているようですし、実感として道路の通行し易さも優先順位をつけているのではないかと感じました。
一方、旅行社の判断として、観光として見栄えのあるルートを選択(尚且つ、休憩地点の設定都合)しているのではないでしょうか。

チョット遊び半分で調べてみたのですが、各立場での判断基準が感じられて非常に面白い時間でした。


尚、この調査経過の中で、Google Mapsの住所検索で出てくる休憩地が、Google Maps上は湖の中に位置付けられている事を発見(こちらを参照。実際の位置とも大分離れている。こんな事もあるのですネ)・・・グーグル社の調査待ち(単なるデータ違い?)。





 
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2011年06月10日

北欧3カ国の旅 - ムンクの「叫び」所蔵するノルウェー・オスロの国立美術館【改訂】


ノルウェー・オスロの最後は、ムンク(Edvard Munch)の「叫び(The Scream)」所蔵するノルウェー・オスロの国立美術館(National Gallery of Norway)でした。




より大きな地図で 北欧3カ国の旅:オスロの観光地 を表示



国立美術館の入口の様子はこちら。壁面に沿って2体ある彫刻の内、入口に近い方はノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(こちらを参照)の作品だそうです。



ムンクの作品を多数収蔵しているムンク美術館(Munch-museet)もオスロにありますが、今回は訪問していません。



ムンクの「叫び」は、実は同じ構図で少なくとも4作品(国立美術館の油彩画、ムンク美術館のテンペラ画とパステル画、個人所蔵のリトグラフ)は現存しているとの事ですが、最も有名なのが最初に描かれた国立美術館の油彩画なのだそうです。

有名な作品には油彩画「マドンナ(Madonna)」もあります(こちらの構図も5作品があるようで、国立美術館、ムンク美術館、個人所蔵など)。

ムンク美術館の「叫び」と「マドンナ」は盗難にあっていますが、それらは2枚とも取り戻して修復の上、再び展示されているそうです。



今回国立美術館を訪問した時は、ムンクの作品を集めた部屋を設定して常設展示していました。「叫び」と「マドンナ」だけでなく、「生命のダンス(The Dance of Life)」などもありました(こちらを参照)。



写真に写っていない所では、「思春期(Puberty)」もありました。(ムンク作品の一部ですがこちらを参照)




ムンクの作品を見る事が中心になってしまいましたが、ゴッホ・モネ・ルノワールなどの作品も展示していて、こちらも見応えがありました。

尚、コートなどの着用は不可で、セキュリティとしてA4サイズ以上のバッグなどは展示室に持ち込めません。ロッカーがありますが、バックを入れるロッカーは有料です。

今回は写真を撮る事が可能でした。



美術館入口脇の売店の奥に、コーヒーショップがあります(こちらを参照)。一休みするのに最適です。




国立美術館を後にして、観光バスで約6時間(約330km)掛けてソグネフィヨルド観光に向かいますが、次回に・・・



【改訂】 2019年06月20日 17:10 埋込画像スクリプトの変更



posted by 鎌倉太郎 at 09:37| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

北欧3カ国の旅 - ノルウェー・オスロの王宮とオスロ市庁舎【改訂】


スウェーデン・ストックホルムから国際列車でノルウェー・オスロ駅に到着してから、まず観光したのがヴィーゲラン彫刻公園(こちらを参照)でした。




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オスロでの2番目の観光地は王宮(Det Kongelige Slottet、[英]Royal Palace, Oslo)。こちら




王宮は1822年に着工されましたが、資金不足で1848年に漸く完成。その当時のノルウェー王は、スウェーデン王・カール・ヨハン(Karl Johan)が兼ねていました(経緯はこちらを参照)。残念ながら、完成時にカール・ヨハン王は既に亡くなっていましたが、馬に乗った銅像としてカール・ヨハン通りを見下ろしています(王宮から見たカール・ヨハン通りはこちら)。




オスロの1日目はヴィーゲラン彫刻公園と王宮でしたが、2日目にオスロ市庁舎(Oslo rådhus)と国立美術館を観光。


オスロ市庁舎(こちら)は、ノーベル平和賞の授与式が行われる場所です。




その授与式に使われるホールの内部はこちらこちらのようになっています(壁面はヨーロッパ最大と云われる油絵)。





実際の授与式の様子はこちら(市庁舎内に掲げられていた写真です・・・)




設置されている背景は分りませんが、オスロ市庁舎の2階には絵画「叫び」で有名なムンクの部屋があります(こちら。絵画はムンクの作品「人生」。2階まで含めた見学が無料でした)。




また、市庁舎正面入口の両側には、北欧神話エッダ(Edda)」の物語を現す彩色木彫りがあります(こちら)。ただ、北欧神話など調べていった訳ではないので、木彫がある・・・というレベルの認識で終わってしまいました。




有名なムンクの絵画「叫び」の所蔵で有名な国立美術館については次回に。



【改訂】 2019年06月19日 23:35 埋込画像スクリプトの変更



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2011年06月07日

北欧3カ国の旅 - ノルウェー・オスロのヴィーゲラン彫刻公園【改訂】


スウェーデン・ストックホルムから国際列車でノルウェー・オスロ駅に到着(こちらを参照)したのは14:00ですが、そこから直ちに市内観光へ。途中で国会議事堂やノーベル平和賞委員会の建物の横を通ったりして、現地ガイドからまず案内されたのがヴィーゲラン彫刻公園(別名:フログネル公園、Vigelandsparken,Frognenrparken)でした。




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ヴィーゲラン彫刻公園は、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland)の作品を展示する公園という位置付け。


ヴィーゲランは、アトリエや彫刻製作などに必要な資材を全て無償で受ける代わりに、彫刻・ドローイングなど全ての作品をオスロ市に寄贈するという契約をオスロ市と交わすほどノルウェーでは知られていますが、逆に作品がノルウェー以外に殆ど無い事で、世界的には一般人に余り知られていないようです。


少ない例外の1つとして、日本には「札幌芸術の森野外美術館」に5作品があるそうです(こちらを参照)。




ヴィーゲラン彫刻公園には誕生から死までの人間と人生をテーマとした200以上の作品が、公園全体に配置されていますが主には

  • モノリスの台地(モノリッテン)
  • 橋(欄干)
  • 噴水
にまとめられています。ヴィーゲランは個々の作品について一切説明をしていないという事で、作品を見て何かを感じられれば良いようですから、以下に幾つかの作品を掲載しておきます。




公園テーマの中心となっているのがモノリッテンで、人間が積み重なった石柱です。その回りには多数の人物群像があります。








噴水は、円盤を支える5人の人物像(その表情はよく分りませんでしたが、ガイドによると、いい加減に担ぐ人や必死に支える人など人生に対する考え方を表しているとか・・・)と、それを囲む四辺形上に配置された誕生から死への各年代の人生イベントを刻んでいるといいます(囲むように配置されているので、更に死から誕生へ仏教の輪廻のようなものも表していると云う説も・・・)。






人工池をまたぐ橋の欄干には人気の彫刻が集まっています。










やはり、このような(一般人に)分り易く心和やかな作品が人気になるのでしょうネ。



【改訂】 2019年06月11日 07:20 埋込画像スクリプトの変更、一部リンク先改訂



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2011年06月06日

北欧3カ国の旅 - ストックホルムからオスロへ国際列車の旅


スウェーデン・ストックホルム観光は、到着日夕方からの2時間程でしたが、ストックホルム市庁舎と旧市街地ガムラ・スタンという中身は濃かったように思います(こちらこちらに投稿)。

北欧3カ国の旅:観光地



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それでも1国の首都を2時間程度で通り過ぎてしまうのは如何にも勿体ない・・・ですが、翌日はam7:00にホテルを出発して、ストックホルム・センター駅からノルウェー(Norway)・オスロ(Oslo)に向けて国際列車の旅(6時間230分予定)になります。



ストックホルム・センター駅は、朝の通勤時間帯で仕事場に向かうと思われる多くの人で賑わっていましたが、長距離列車の発着駅になっているので、旅行客と思われる人達も多数いました(こちら)。





ストックホルムからオスロへの国際列車は、1日1~2本程しかないとの事で8:29発の列車に乗車、国境越えの手続きは無い直通列車でした(こちら)。





停車した駅をGoogle Maps上でプロットしてみたのがこちら。


途中幾つかの駅を通過していましたが、基本的に各駅停車のようでした。



乗車後少し落ち着いてから列車内探索をしました。チケットは号車指定の自由席ですが、指定車両は最後尾。前方に向かって4両ほど見た範囲では、現代的な車両、個人ボックスタイプ、(乗車車両より・・・)高級感のある車両、食堂車(但し、軽食と飲み物程度の販売)と、全て異なる車両になっていました(この列車の位置付け・背景が分らないので、その意味など判断ができません・・・)。






ストックホルムを離れると直ぐに、こんなとかこんなとかこんなとかこんなとか、湖(川?)と森林と牧草地帯の風景が続きます。6時間も続くと流石に飽きてきますが・・・・・















列車が停車する町の近くには工場があったりしますが、こちらこちらのように穏やかな街並みでした。







出発時点では雨上がりの薄曇という気候でしたが、進むに従って良い天気となりました。旅の栞ではセーターを持参するようにとの案内でしたが、ガイドからこの時期は0度から30度までの幅があって、このように暖かいのはラッキー!と思ってくれとの事。



ストックホルムからオスロへの国際列車は、最終目的地のオスロ到着の直前駅でなにやら放送・・・・現地語では判らなかったのですが、英語になってはじめてツアー添乗員から、「列車の故障により、他のホームに停車中の電車に乗り換えてください」との事。去年のスイス旅行でも同様の「change!」がありました(こちらを参照)。

終点のストックホルムが近くなっていたので降車できる体制をしていたものの、オスロ近郊を運行している電車のホームが離れているので、旅行ケースを持って階段を上り下りしたりで全員が一苦労。大きい旅行ケースを持った集団が乗り込んできて、他の客にはいい迷惑ですが、こちらにとっても迷惑。近郊電車の一般車両は既に混んでいるし、大きいトランクを抱えて乗り込むので、(残り1駅という事もあり)荷物を運ぶ車両にトランクとともに我々も乗込んで(こちらを参照)漸く発車できました。




・・・突然の話しであたふたしました。窓の無い車両でしたが、発車して漸く一息できました。


オスロ到着後に現地ガイドが言うには、オスロの鉄道(国鉄)は遅延などが頻繁で国民にも評判が悪いといいます(風評をまき散らしてはいけないが・・・・今回の列車の機関車は「SJ」マークがありましたから、スウェーデン国鉄所有と思われますが、スウェーデンとノルウェー間でどのように運転分担にしているのか分りません)。

オスロに到着したのは14:50頃ですが、故障があった割に予定の14:39からそれ程の遅れになっていませんでしたから、故障に対する対応が良かったのでしょう。・・・そのような対応に熟練している(?)という皮肉のつもりはありません・・・。



尚、米国サンディエゴから乗ったアムトラックでも感心した(こちらを参照)のですが、今回の列車でも座席の横には電源コンセントが設置してありました。



オスロ駅には現地ガイドが待っていて、直ぐに市内見物ですが次回以降の投稿に。


 
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2011年06月04日

北欧3カ国の旅 - スウェーデン・ストックホルムの旧市街地ガムラ・スタン【改訂】


ストックホルム市庁舎(こちらに投稿)の次には、国会議事堂の前を通って、宮殿や旧市街があるガムラ・スタン(Gamla Stan)街に行きました。




この地区全体が島(リッダーホルメン島、Riddarholmen Island)になっています。バスは宮殿(Kungliga Slottet)の横に駐車し、上掲のGoogle Mapsのように散策しました。











国王家族は子供達の健康を考えて、より環境のよい場所にお住まいで、国王はこの宮殿に通勤(?)されているとか。



大聖堂(Storkyrkan)の横を通ってノーベル博物館(Nobelmuseet)前へ・・・ノーベル博物館は2001年のオープンですが、元は証券取引所であったそうです。博物館前は広場(ストールトルゲット広場、the square Stortorget)になっていて、オープンカフェなどで市民・観光客の憩いの場所になっていました。


ノーベル博物館と大広場(左奥は大聖堂の鐘搭)










中世風の建物の狭い間をすり抜けてみやげ物などの小さい店が並ぶ細い通りがこちら。時間が少なかったのであまり遠くには行きませんでした・・・・





みやげ物店のウィンドーにはこんな人形も・・・




【改訂】 2019年05月28日 22:30 画像表示方法の変更



posted by 鎌倉太郎 at 23:17| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする