2011年07月05日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(6)


コペンハーゲンでの半日+1日+半日の計2日のフリータイムの内、丸1日のフリータイムは、フレデリクスボー城(こちらで投稿)とクロンボー城(こちらで投稿)の見学、コペンハーゲン中心地域で運河の観光海上バスとチボリ公園でした(こちらに投稿)。

いよいよ、北欧3カ国の旅の最後でもある半日のフリータイム。ホテルから少し足を伸ばせばビール工場や動物園、博物館もありますが、13:00ホテル出発の荷物整理などもある上、時間的に観光には中途半端。そこで、(観光ガイドには、中心街から1駅なのにホテルの位置は「郊外」と記述される)宿泊ホテルの近辺を散策してみる事にしました(Google Mapsの青色の線)。

北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地




集合住宅とオフィース街の職住接近の地域と思われますが、この日は日曜日という事もあってか非常に静かでした(こちらこちらこちらこちらを参照)。













落ち着いた街並みでした。



しかし、古くからあると思われる城壁のような壁の下部にある入口を覘いて見たら、集合住宅に囲まれた幼児向けの公園になっていて、賑やかに遊びまわる子供たちの姿がありました(こちらこちら)。









これで北欧3カ国の旅は終わり。
  • スウェーデン・ストックホルムやノルウェー・オスロでのノーベル賞セレモニー舞台
  • ノルウェー・フィヨルドの雄大な自然
  • デンマークという国の歴史
  • デンマーク・コペンハーゲンでの人々の暮らし
などが、ホンの一部でも分った気がしました。

アイスランド火山噴火による旅客機運行停止報道、O-104食中毒報道とツアーでの疑わしき症状、帰国日に日本台風2号進路の心配などがありましたが、兎に角無事にスケジュール通り帰国できました。


 
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2011年07月04日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(5)


コペンハーゲンの北部郊外にあるフレデリクスボー城(こちらで投稿)とクロンボー城(こちらで投稿)を見学してコペンハーゲンに戻ってきたのが、夕方16:30になっていました。それから運河の海上バスによる観光と、薄暗くなりかけてからのチボリ公園に出かけました。


運河の海上バスによる観光には、DFDSキャナルツアー(Canal Tours)があります。ニューハウンにその発着所のある事は、ガイドの市街ツアーで分っていましたが、クリスチャンスボー城の対岸からも出発しています。この出発地からの観光海上バスに乗った(こちら)のですが、実はホテルに帰ってから、宿泊ホテル近くのショッピングセンター横からも出ている事がわかりました(こちらを参照)・・・・




北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地


出発場所によってルートは少しずつ違い、3場所で4コースがあるようです(こちらを参照)。





以下にフェリーから撮った風景写真を掲載しておきます(こちらこちらこちらを参照。有名施設などはカット!)。










写真では掲載していない船上の開催パーティーなども含め、日常的に水上レクレーションとの関わりでエンジョイしている人達が多いようでした。


こちらは救世主教会で90mの尖塔の先まで登れますが、らせん階段は400段で最上部分では1人ぐらいの幅しかなく、スリリングにコペンハーゲン市街の一望ができるようです。






チボリ公園(Tivoli、[英]Tivoli Gardens)は、大人も子供も楽しめる遊園地です。面積は82,717平方メートルといいますから、日比谷公園(161,636.66平方メートル)の半分の広さに、野外ステージ・ジェットコースター・空中ブランコ・コンサートホール・池・レストランなどが凝縮して所狭しと配置されています(こちらこちらこちらこちらを参照)。













ステージの前は屋根がなく小雨で着席している人はいませんが、屋根のある脇の席は満席になっていましたし、遊戯施設は待ち行列ができるなど盛況でした。

世界的に有名との事で行ってみましたが、ジェットコースターに乗るでもなく雰囲気を味わっただけでホテルに戻りました。時間を掛けてお城を見学し時代を感じてきた昼間の気持ちから、ジェットコースターに乗って楽しむという気分への切換えができませんでした・・・・・・


 
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2011年07月02日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン郊外のお城見学(3)


前回はフレデリクスボー城でした。今回はクロンボー城です。

クロンボー城は、オスロからコペンハーゲンにフェリーで渡る時に朝方見る事のできたお城です(こちらに投稿)。ヘルシオア(Helsingør、[英名:]Elsinore)駅を降りればお城が見えますが、直線では行けず(ゆっくりした歩きでしたが)25分ほど掛かりました。

ヘルシンゲル駅からクロンボー城へのルート




クロンボー城(Kronborg Castle)は、シェイクスピアの戯曲「ハムレット(Hamlet)」(参考までにあらすじはこちら)の舞台として有名な城です。世界遺産にもなっています。

ハムレットの話しは、同時代に似た話しが出版され、少なからずその影響を受けたといわれます。この話しは北欧伝説が下敷きになっていて、武勇が伝えられているアムレート(Amleth)王子の名があり、最後の"h"を先頭に持ってきて、「Hamlet」になったとか・・・


お城をGoogle Earthで見たのがこちら





正面入口の門から撮ったのがこちらですが、お城の中に入る城門は正面左側に回り込んだ所にあります(こちら)。








狭い海峡を使った通行税の徴収拠点として、要塞機能を果たしたであろう事を強調するのにこんなこんな様子も見せています。








中央の広場から撮ったのがこちら。戦の場になったり、色々な時代状況での使われ方もあって、城内は創建当時の面影を残していないとの事ですが、現在はこちらこちらのように建物内は質素な装いです。











礼拝室はこちらです。





地下の見学コースがあって実際に中を歩いたのですが、非常の大きな空間になっており(暗くて写真が撮れていない・・・)、兵舎や地下牢として使われていたそうです。
デンマークの伝説の英雄オジェ・ル・ダノワ(ホルガー・ダンスク、Holger Danske、[仏]Ogier le Danois、[英]Ogier the Dane)の像がありました(こちら)。




ヨーロッパには英雄的な主人公が山や洞穴などで復活の時まで眠り続けるという伝説があり、オジェ・ル・ダノワの伝承でも、クロンボー城の地下に長いあごひげの武人の姿で眠り、デンマークの危機には目を覚まして人々を救うのだそうです。



改めて、フレデリクスボー城のあるヒレロズ(Hillerød)、クロンボー城のあるヘルシンゲル(Helsingør)とコペンハーゲンの位置関係をGoogle Mapsで確認しておいて、コペンハーゲンに戻ってから見学は次回とします。

コペンハーゲン近郊 ヒレロズ、ヘルシンゲルの位置関係



 
posted by 鎌倉太郎 at 19:14| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年07月01日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン郊外のお城見学(2)


前回は公共交通機関を使って、コペンハーゲンの北部郊外にあるフレデリクスボー城とクロンボー城を見学して、コペンハーゲンに戻ったという、移動方法の話しでした。

今回はそのうちの一つ、フレデリクスボー城を訪れた時の話しです。



フレデリクスボー城(Frederiksborg Slot、[英]Frederiksborg castle)は、デンマーク国鉄が運営する近郊列車「エストー(S-tog、[英]S-train)」のE線で、終点のヒレロズ(Hillerød)で降ります。

駅からフレデリクスボー城へはバスも運行されているようですが、駅前で教えてもらったルートで進んだら、結果的には落ち着いた住宅街やお城を見ながら湖の淵を散策しました(緑線)。復路(赤線)は商店街や交通量が若干ある道を歩いたら時間短縮になりましたから、ルートを確認しておく事をお勧めします。

ヒレロズ駅からフレデリクスボー城へのルート




Google Maps上のルート1(往路)の中間にあるカメラマークは、チョットしたイベントができる広場になっていて、しかも湖を挟んで対岸にフレデリクスボー城が見られるというビューポイントです(こちらこちら)。








位置関係が良く分らないので、Google Earthで見たのがこちら







建物だけでなく、その右上の庭園もポイントです(残念ながら、時間の都合で庭園は遠くから見ただけでした・・・こちら)。








フレデリクスボー城を正面から撮ったのがこちら





お城の中は「デンマーク国立博物館」になっていて、衣装(こちら)や収集絵画・装飾品(こちらこちら)などが、豪華な部屋と共に見る事ができます。











大広間(こちら)や礼拝室(こちら)は更に素晴らしい。








礼拝室内には明仁天皇(当時皇太子)の紋章が入った楯が飾られていました(三笠宮の楯も近くにありました)。






建物の全てのフロアが見られますから、各部屋を落ち着いて回り庭園の散策もしたいとしたら、ガイドブックに書いてあった3ヶ所を見るスケジュールでは無理があります。最低でも半日、1日掛けても良いような場所でした・・・


 
posted by 鎌倉太郎 at 10:52| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン郊外のお城見学(1)


ツアーのスケジュールは、デンマーク・コペンハーゲンで半日+1日+半日の計2日がフリータイムの設定になっていました。最初の半日は、「コペンハーゲン・カード」の購入(こちらに投稿)とストロイエ(Strøget、歩行者天国)の散策(こちらに投稿)でした。

メインの1日フリータイムでは、コペンハーゲンの北部郊外にあるフレデリクスボー城クロンボー城を見学しました(何れも別途投稿予定)。この2城はルイジアナ現代美術館(こちらを参照)と共に、コペンハーゲン郊外における見所としてガイドブックに推奨されています。

今回(もう一度行ける・・・・?)は再度コペンハーゲン市街に戻って見学したい所があるので、ルイジアナ現代美術館は省略しました(ガイドブックには無料で入場できるとの事でしたが、現地でもらった「コペンハーゲン・ガイド」では無料リストになく、実際に行った人からは有料であったと聞きました)。



コペンハーゲン近郊の電車・列車路線は、こちら





まずフレデリクスボー城への移動は、デンマーク国鉄が運営する近郊列車「エストー(S-tog、[英]S-train)」のE線(近郊全路線図で紫のE線。車両はこちら)に乗り、コペンハーゲン中央駅(København Hと表示)からヒレロズ(Hillerødと表示)に行きました(終点)。





次にクロンボー城への移動は、ローカル列車でヒレロズ(始発駅)からヘルシンゲル(Helsingørと表示。終着駅)に行きました(近郊全路線図で青の線。但し、2系統ある内のGrønholtを通る路線)。そしてコペンハーゲンへの帰路はデンマーク国鉄の長距離路線(近郊全路線図で灰色の線。Regional trains)を使いました(始発駅)。車両はこちら(ヘルシンゲル駅で、黄色の車両が到着のローカル列車で、灰色が始発の長距離列車)。






車内は各路線とも綺麗でした(こちらこちら)。特にデンマーク国鉄の長距離路線の車両には、各座席ボックス毎にごみ捨て袋が用意されていました(こちらを参照)。












コペンハーゲン中央駅(København Hと表示)からは、E線でヒレロズ(Hillerødと表示)まで乗換え無しで行けました。実際には宿泊ホテルの駅(コペンハーゲン中央駅から1駅)にもE線が通っていて、幸いにも直ぐ電車が来たので、40分ほどでヒレロズに到着。運転間隔は10分ぐらいに1本といった所です。

ヒレロズからのローカル列車は1時間に1本程度ですから、効率よく次へ移動する為に発車時刻表を確認すると共に、駅からフレデリクスボー城までの移動時間を帰路の参考になるよう考えながら時計をチェックしました(行きは35分、帰りは20分。早さ・経路が違う)。

当然、ヘルシンゲル駅でクロンボー城に行く場合も同様の考え方でチェックしました。



ヒレロズ駅でローカル線のホームを(到着ホームと並行ではなく、駅舎の一部に隠れて見えなかったので)少し探した事はありましたが、兎に角もトラブルは無しにコペンハーゲン中央駅に戻ってきました。

次回からはフレデリクスボー城とクロンボー城の見学になります。


 
posted by 鎌倉太郎 at 18:13| 神奈川 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(4)


ストロイエ(Strøget、歩行者天国)はGoogle Maps上の緑の線ですが、実際に散策したのはチボリ公園横を通ってコペンハーゲン市庁舎広場からストロイエの中程の広場(アーマトゥ広場、Amagertorv)までで、帰りは別の路地を通って市庁舎広場に戻ってきました。

北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地




夕方に近い事もあって、こちらこちらのようにストロイエには既に多くの人出がありました。








途中、ウィンドー・ショッピングを楽しみながら、折り返したアーマトゥ広場の近くでジョージ・ジェンセン(Georg Jensen)のショップに立ち寄ってみました。1階では食器を展示していて(2階がジュエリー)、購入しようとする東洋系の人を多く見かけましたが、私は目の保養で終わりました・・・・



アーマトゥ広場は行き交う人、人、人・・・それを横目で見ながら待ち合わせをしているのか単に静かに時間を楽しんでいるのか・・・兎に角、その際のショットを掲載しておきます(こちらこちら)。







中世風の建物が並んだ広場で、待ち合わせなどができるカフェがあったりといった雰囲気に憬れてしまう・・・・



折り返しは運河に出てから(こちら)、横道に入って市庁舎広場に戻りましたが、こちらには静かで地元の人の生活があるように思いました(こちらこちらこちら)。














 
posted by 鎌倉太郎 at 17:27| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(3)


前回の投稿では、市街中心部の案内をしてもらって一応の位置関係が把握でき、これでフリータイムでの行動の方向感覚をつかんでホテルに到着。一段落した所で半日+1日+半日の計2日のフリータイムの内、昼過ぎから最初の半日の観光にでました。



まず第一に、翌日の1日フリータイムで郊外の城を見に行く為に、公共交通機関を24時間有効のフリーパス「コペンハーゲン・カード(Copenhagen Card)」(2011年6月時点で229DKK[デンマーク・クローネ]、約3,100円、こちら)を購入する必要があります(72時間有効なカードもあるようです)。




交通機関のフリーパスとしては高いように思われますが、有名な美術館・観光施設や海上バスで無料乃至割引があるので、非常にお得です・・・・また、慣れない交通機関で乗り間違いなどがあっても費用の心配をする必要がありません。


ガイドブックに「コペンハーゲン・カード」は観光案内所・ホテル・駅などで入手できると記述してありましたが、ツアー添乗員から宿泊ホテルで確認したら取り扱いをしていないとの連絡。近くのショッピング・センターのキオスクで扱っているかも知れないとの情報で、実際にキオスクに行って英語で「Copenhagen Card」(発音がJapanese Englishだった?)と言っても知らない様子でした。

そこで市街の散策の途中にあるコペンハーゲン中央駅で購入する事にし、「Ticket Office」で容易に購入する事ができました。その際にコペンハーゲン・ガイドという(シッカリした140ページほどの)小冊子(こちら。但し、デンマーク語・英語・ドイツ語のみで記述)をもらいました。そこには無料乃至割引のある施設の一覧が掲載されていました。後で分った情報では、宿泊ホテルでも購入できたといいますから、ホテルのチェックイン時のスタッフによって違う可能性があります。但し、ホテルではコペンハーゲン・ガイドをもらえなかった(知らないので請求しなかった?)という事でした。




このコペンハーゲン・ガイドでは、日本から持参した最新版とされるガイドブックでは無料となっていた美術館が有料になっていたり(無料リストになく、結果的に有料であったとの事)、割引もないと思われていた運河ツアー(DFDSキャナル・ツアー、Canal Tours)が無料になっていました。年によって相違があるようで、やはり現地の情報で確認する必要がありそうです。


「コペンハーゲン・カード」が有効になるのは、実際に乗車する時(又は無料乃至割引を受ける時)に名前と利用開始日時をカードに記入した時点です。



さて、コペンハーゲン中央駅から1駅離れたホテルから、このGoogle Mapsのようにして散策しながらコペンハーゲン中央駅経由でストロイエ(Strøget、歩行者天国)に行きました。

北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地




まずこちらがコペンハーゲン中央駅の構内の様子。




鉄道の駅には改札口はありませんので、こちらのように線路を跨ぐ橋から直接ホームに降りる事ができます(先に見えるのが駅の建物)。但し、無賃乗車の代償は非常に大きいそうです・・・・1日の行程の範囲で検札を1回受けました。






こちらがコペンハーゲン駅の正面入口の建物で、日本で言えば首都の中心東京駅みたいなもの(人口密度は違いますが・・・)です。デンマークでは自転車の移動がかなり優先されていて、無料利用できる(20DKKのコインが必要だが戻ってくるようです)そうですし、自転車ゾーンがシッカリできています(歩道と同じぐらいの幅)。自転車はかなりのスピードで進んでくるので、ガイドからは「自動車事故、自転車事故にあわないように・・・」と注意を受けて納得してしまうほどです。




一方、コペンハーゲン中央駅の道路反対側には遊園地のチボリ公園(別途投稿のつもり)がある為か、こんな光景もありました。(駐輪施設がなければ)歩道を塞ぐなどはどこでも同じか・・・






ストロイエの様子は次回にします。


 
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2011年06月24日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(2)


デンマーク(Denmark)・コペンハーゲン(Copenhagen)中心地域での観光は、前回投稿の人魚姫の像・アマリエンボー宮殿・ニューハウンに続いて、今回はクリスチャンスボー城とコペンハーゲン市庁舎。

北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地




クリスチャンスボー城(Christiansborg Slot、[英]Christiansborg Palace)は、同じ場所で幾つもの城構築の歴史を経ていますが、王室の人が居城としていた第1期に火災で失われて以降も、2度目の火災にあって現在は1907年から1928年にかけて再建が行なわれた第3期なのだそうです(こちら)。





第2期以降はアマリエンボー宮殿が王室の居城になっていて、コの字になった建物(Google Earthで見たこちらを参照)のこちら側が国会議事堂で、こちら側が女王の謁見の間などとして使われている(衛兵用のボックスがある)そうです。











国会議事堂の入口上に刻まれた「四痛」という彫刻がありました。「歯が痛い、耳が痛い、頭が痛い、胃が痛い」(但し、写真には「胃が痛い」の部分が写っていません・・・・)を表しているのだそうです。健康上の注意をしているのか、議会内での精神的なストレスを意味しているのか分りません(両方?)。

日本の「見猿、言わ猿、聴か猿」より、アクティブな行動結果への注意をしているようなのには感心。



次はコペンハーゲン市庁舎(こちら)。




高さ106mの塔は市街地随一の絶景スポットだそうですが、市庁舎のガイドツアーに参加する事もなかったので、見られませんでした。また、(ガイドから説明されたかも知れないが)入口脇にあったという天文時計(こちらを参照)にも気付きませんでした・・・


市庁舎の前は広場になっていてイベントも行われているようでした。建物の正面右側にはアンデルセンの銅像があったり(こちら。記念写真を撮る人が多い)、広場にはこんなドラゴンと牡牛の噴水も。









市街中心部の案内をしてもらって一応の位置関係が把握でき、これでフリータイムでの行動の方向感覚がつかめたといった所で、コペンハーゲン中央駅から1駅離れたホテルに昼過ぎには到着。

ここから半日+1日+半日の計2日のフリータイムになります。ホテルの部屋で荷物整理をして一段落した所で活動開始・・・ですが、その投稿は次回以降にします。


 
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2011年06月23日

北欧3カ国の旅 - コペンハーゲン中心地域観光(1)


デンマーク(Denmark)・コペンハーゲン(Copenhagen)に接岸したクルーズ船(こちらを参照)を降りて、早速コペンハーゲン市内中心部の観光へ。

北欧3カ国の旅:コペンハーゲンの観光地




最初に向かったのがアンデルセン童話を題材にした有名な人魚姫の像(こちら、The Little Mermaid)。上海万博で史上初めて国外に輸送されて一般展示されましたが、勿論戻っています。




私の人魚に対するイメージは、こちらのイラストのように腰から下が魚(鱗状)という事でしたが、足首辺りからになっていました(この事情もこちらを参照)。





翌日のフリータイムの時に水上バスで海側からも撮る事ができました(こちら)。





尤も、人魚姫の像は日本人観光客の「世界三大がっかり」の1つだそうです。



2番目がアマリエンボー宮殿(Amalienborg Slot、[英]Amalienborg Palace)でした。アマリエンボー宮殿は八角形に配置された4つの建物からなり、中央の広場から撮ったのがこちら




分り辛いので、Google Earthで見たのがこちら




中央のカメラマークの所が宮殿(の広場)です。尚、宮殿の左上に道路で続いているのがフレデリクス教会(Frederick's Church)で、高価なノルウェー産の大理石をふんだんに使っていて「大理石の教会」と呼ばれているそうです。


残念ながら、一般公開されている宝物展示室には寄りませんでしたし、華麗な衛兵交代式の見物(正午)も時間的に合いませんでした。

それにしても衛兵とのツーショットを撮ろうとする観光客が多い事・・・(こちら。衛兵は表情を変えませんが、何れも撮る人・撮られる人は女性)






3番目がニューハウン(Nyhavn)と呼ばれるカラフルな木造家屋が並ぶ運河沿いのエリア(こちら)。




ストロイエ(Strøget)」という歩行者天国の通りの出入口に当たるコンゲス・ニュートーゥ(Kongens Nytorv、王様の新広場)に接していて、港内観光の水上バスの発着場になっています。



何れも時間の都合で(夕方と翌日のフリータイムの為の)観光ポイントの把握程度になりました。更にクリスチャンスボー城やコペンハーゲン市庁舎にも行きましたが、次回の投稿にします。


 
posted by 鎌倉太郎 at 18:07| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする

2011年06月20日

北欧3カ国の旅 - オスロからデンマーク・コペンハーゲンへの1泊クルーズ


ノルウェー・フィヨルド地域をam7:00頃に出発してから、オスロのクルーズ船発着岸壁に到着したのが15:00頃でしたから、昼食や休憩をとっていますが約8時間掛かったことになります。春→冬→春という景色の変化や湖水・河川や雪の残った峰々などで見飽きる事もなく過ごしていましたが、行きと同じルートになった頃には朝が早かった事もあって眠気が出て心地よい(?)休息となりました(こちらを参照)。



クルーズ船の発着岸壁に到着する(こちら)と早速乗船手続きでしたが、多人数の一括手続きに時間が掛かり、実際に乗船したのは1時間後になっていました。




乗船したクルーズ船は、長さ:170m、総トン数:3.5万トン、車両積載能力:450台、旅客定員:1940人との事ですから、大型のフェリーという事になります。ノルウェー・オスロ - デンマーク・コペンハーゲン間を2船体制で交互に運行し、各々夕方出発し朝到着する様になっています。

北欧3カ国の旅:オスロからコペンハーゲン クルーズ




乗船して最上デッキからオスロ市街地の方向を撮ったのがこちら




中央上から右奥の小高い丘の方向に、茶色の高い(四角く見える)建物がオスロ市庁舎で、その後方に王宮や市街中心地区があります。

海は穏やかでクルーズ船も殆ど揺れなかったので、良く眠れました。



翌朝コペンハーゲンに近づいた時にクロンボー城(Kronborg Castle)が見えていました(クルーズ船から撮ったクロンボー城はこちら)。




コペンハーゲンでのフリータイムの日に見学しましたので別途投稿しますが、クロンボー城はシェイクスピア作の戯曲「ハムレット(Hamlet)」の舞台として有名です。



コペンハーゲンに到着した後は直ぐに市内観光でしたが、それは次回に。


 
posted by 鎌倉太郎 at 11:14| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記-北欧諸国 | 更新情報をチェックする