民間宇宙旅行の企画会社ヴァージン・ギャラクティック社(Virgin Galactic)は、1月23日、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の記者会見で、スペースシップツー(SpaceShipTwo)とホワイトナイトツー(WhiteKnightTwo)のデザインを公開しました。以前に発表されたデザインから変更されています。
民間宇宙船開発に対する賞金制度「ANSARI X PRIZE」を受賞したスケールド・コンポジット社(Scaled Composites)の技術によって開発されました。
スペースシップツー(SpaceShipTwo)は、ロケットで遠地点の最高110km(68マイル)まで乗員を運び、僅かな時間ですが弾道飛行して、宇宙の無重力を堪能した後帰還します。ホワイトナイトツー(WhiteKnightTwo)は、双胴構成で4基のプラットアンドホイットニーPW308エンジンを持ち、50,000フィート(15,200m)までスペースシップツーを運んで帰還します。

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これらの機体は既に製造段階になっています。ホワイトナイトツーの試験飛行は、2008年夏にも行われる可能性があり、2010年には商業飛行を実現させたいとしています。
これらのイメージ動画がYouTubeにアップロードされています。
Virgin Galactic SpaceShip Two animation. (latest version)
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