2008年01月12日

ドキュメント共有サイト「docune」で、各種「共有サイト」について考える


動画の共有サイトや写真の共有サイトは良く知られていますが、ドキュメント共有サイト「docune(ドキュン)」なるものがあります。よく考えればあっても不思議ではなかったのですが、インターネット全体がドキュメントの共有場所と言う認識であった為か、気が付きませんでした。
YouTubeなどのサイトができる以前は、動画や写真もドキュメントを補足する為の部分を構成するものとの認識でした。所がYouTubeのサイトでは、動画が単独で「ドキュメント」となっています。写真の共有サイトでも同じです。寧ろ、文章が動画や写真(場合により一連の写真)を補足する為に使われています。それらを管理し、容易に検索できるようにするには、それまでと違った枠組みが必要なので、特別なサイトがあっても不思議に思わなかったのではないかと思っています。


まずドキュメント共有サイト「docune」にアクセスしてください。
Docune_Symbol.bmp

自分の思いつきを投稿し、みんなで楽しんで共有する知識データベース
ドキュメント共有サイト『docune(ドキュン)』をオープン



「YouTube」では動画を蓄積しますが、「docune」ではWord(.doc)、Excel(.xls)、PowerPoint(.ppt)、PDF(.pdf)形式での文書ファイルを蓄積します。ドキュメントの形をしたファイルといった(作品的な)イメージで登録する訳です。
サイト開発の基本的なコンセプトは、楽しみながら共有する知識データベースであるとの事。しかし、登録したドキュメントを共有の知識としたり、共同で情報を編集したりといった事であれば、「Wiki」を使えば済む事です。

このサイトの使い方は、情報(デザインも情報かもしれませんが、ここではテキストが意味するものとしています)をアピールしたいというのではなく、寧ろ文書ファイルとして次の意味で形作られたものを蓄積してこそ意味があると思います。

1.情報の単位として、データベースの中でも一国一城の主であるようなまとまったものである事を強調したい
「Wiki」などでは、ページ単位で情報を(小片にして)記述して、全体の巨大なボリュームを生かして非常に多くの知識なりを表しているので意味がある。場合によっては、ページの組合せ(または結合)で更に新しい情報を生成する事ができます。しかし、ページ(乃至その集合体)に強い意味を持たせる事はありません。
「docune」に登録されるドキュメントは、全体での整合性というよりも、個々のドキュメントで意味のある内容になっていれば良いのです。組合せる事はあってもそれは人間がやる事を前提にしています。

2.各々のドキュメントがデザイン性(芸術性?)を持っている
「Wiki」などでは、全体的なデザインを考慮する事はあっても、個々のページ(またはその集合体)のデザインを意識する事は殆どありません。
「docune」に登録されるドキュメントのデザインは、それこそ、テキスト情報は全く同じでも、テキストの背景となっているデザインが違えば、そのドキュメントの存在意味があるのです。


動画とか写真の共有サイトでは、それまでにあったインターネットの文書と比べて、基本は極めて明確でシンプルなものを対象にしています。その上に組合せや高度化のサービスが提供されるようになっています。
しかし、「docune」ではデザイン性を意識するドキュメントと(共有知識のようなテキストで)内容を(しかも人間が)考慮する事を前提にしたコンセプトからなっているように思います。


上の様な議論は、単純なコンセプトから始めた事を、寧ろ複雑にするようなものかも知れません。しかし、よく先を見た上で(将来的に実現していきたいサービスイメージ・範囲を持った上で)のシンプルさをもっていないと、後で課題が山積みになるのではないかと考えています。


「docune」は、やり方によっては新しいタイプの共有サイトとして、今想定されているよりも、もっと広範なドキュメントを対象にできるのではないかと期待をしています。その為には、各サイト・タイプの違いを明確にしたり、(テキストベースだけではない)検索方式、表示(優先順位決定)方式なども「新しいタイプの共有サイト」に対応しているといえるほどの検討をする必要があると思います。

posted by 鎌倉太郎 at 03:39| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用 | 更新情報をチェックする
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