NIKKEI NET「IT+PLUS」の記事によると、米国・携帯業界3位のスプリント・ネクステルが、フェムトセル(Femtocell)の販売を開始したとの事。月額の使用料は、何時間話しても月15ドル(個人)、ファミリープランは30ドルですが、別途月々の携帯利用契約料金がかかります。
米国では既に、ティー・モバイル(T-Mobile USA)がWi-Fi(無線LAN)とGSMの両方で話せるデュアル携帯端末を使うサービスを既存の携帯利用契約に10ドル追加(ファミリー契約では20ドル)で展開しています。
日本で現在は省令によって、携帯電話の無線基地局の設置にはそれぞれ1局毎に総務省の免許取得など、家庭で使うには厳しい条件が必要になっていますが、2007年11月現在、監督官庁である総務省も規制している省令の改正を予定と11月10日に公表している。2008年秋には新しいフェムトセルが10万円程度で登場する予定。
参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上位の考え方として、Fixed Mobile Convergence(FMC、固定網と移動網の収束) という、有線通信・移動体通信を組合せた電気通信サービスがあります。色々な組合せがあり、日本でも各種試行が行われて(しようとして)います。
参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
結局、未だ方式の大勢が決まった訳ではありません。利用環境によってサービス・価格も含めて最良の方式を検討する必要がありそうですが、日本に於いては家庭で使う場合、サポート体制などからフェムトセルが有利になりそうですね。