今回の綺麗な銀河・星雲は、くじら座(Cetus)にある重力レンズ(Gravitational lens)効果で三日月状に見える「HerS J020941.1+001557(ASW0009io9、9io9)」です(こちらとこちらとこちら)。
「HerS J020941.1+001557」は地球から195億光年離れた位置にあります。画像中央の明るい点は「SDSS J020941.27+001558.4」で、その上の三日月状の光と交差する明るい点は「SDSS J020941.23+001600.7」です。これらは27億光年の距離にあって重力レンズとなっているようです。
VISTA望遠鏡(Visible and Infrared Survey Telescope for Astronomy)とカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(Canada–France–Hawaii Telescope)による合成赤外線画像