JAXAの無人月面探査機・着陸機「SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)」が1月20日01時頃に着陸できたと記者会見で発表しました。これは着陸経過でのトレースが予定通りであった事と、着陸後の機器による計測やデータ転送ができている事から判断しているとの事です。また、目標地点の100m以内に着陸できたかは今後1ヶ月ぐらいのデータ分析結果で分かるとみられます。
但し、ソーラーパネルによる太陽発電ができていないという事で、着陸後の数時間でバッテリーが切れる為、着陸までの収集データの転送を優先しています。着陸した時の姿勢などはデータ解析しないと分からないとの事で、現時点では太陽光が当たる方向が変わるのを期待しているようです。
2機の月面探査ロボット(LEV-1、SORA-Q)を搭載していましたが、何れも放出に成功しているとの事です。
ラベル:月面探査