今回の綺麗な銀河・星雲は、小惑星「ディディモス(Didymos)」の衛星「ディモルフォス(Dimorphos)」に人工衛星(0.5トン)を意図的に衝突させるNASAによるDART(Double Asteroid Redirection Test)実験で、約4ヶ月後の2022年12月に撮影した「ディモルフォス」です(こちら)。

衝突の力によって小惑星から弾き飛ばされた数十個の岩が青い点の集まりとして映っています。それらの岩の大きさは直径 1mから 6.7mの範囲で、時速約1キロメートルで「ディモルフォス」から遠ざかっています。