表計算「OnSheet」ではWeb上のファイルを他のユーザ共有する事ができます。
まずファイルの共有の機能を確認する前に、ファイル共有・制限の指定レベルを確認しておく為に、次の画面を確認してください。
まず、何人かの特定ユーザとの共有ができます。「読み取りのみ」と「読み取り・書き込み」です。
Webでの共有を示す「パブリックへの共有」としては、次の画面のように6つあります。
既定値としては「読み取りのみ」で、インフォテリアの「注意書き」にもある通り、他のユーザに読み取られたり、ダウンロードされる可能性があります。特定のユーザとだけファイルでのコミュニケーションをするのであれば、「プライベートのみ」、とし、「他のユーザとの共有設定」によって、「読み取り・書き込み」とする必要があります。
特定ユーザとの共有ができていると、他のユーザが書き込んだ内容が、(セルを抜け出すと)リアルタイムに共有中の全ユーザのシートに反映されます。しかも、少しの間は薄赤色に背景色が塗られますので、かなり凝った仕様には関心!
セルのデータだけでなく、グラフを挿入しても同様に他のユーザのシートにも反映されます。
これまでWebのファイルを相互にアップロード・ダウンロードする事で、ファイルの共有ができました。OnSheetでは同時にアクセスしてお互いに修正などができるわけですから、コミュニケーションの仕方も変わってくると思います。特にIM(インターネット・メッセンジャー)を一緒に使い(携帯電話でもいい訳ですが・・・)、OnSheet上で画像(写真)を貼り付けて、写真を見せ合いながらの会話ができそうです(実際に試した訳ではありません)。
こうなるとこれまでのファイルというイメージではなく、Web上の「空間」としての使い方になります。このようなことは、MS-Excel単独ではできません。OnSheetのSNSを志向するソフトとしての面目躍如といったところか・・・・・