米国NASAのホームページに時々大地と空が織りなす絶景を映像として掲載する事があります。今回紹介するのはこちら。
国際宇宙ステーション(International Space Station)からオーストラリア西海岸沖のインド洋上で撮った、ソユーズMS-19(Soyuz MS-19)と多目的実験モジュール(Nauka Multipurpose Laboratory Module)「ナウカ(Nauka、Нау́ка[ロシア語で"科学"の意])」(右側):
ロシアの「ナウカ」は(企画は古くからありましたが)2021年にISSへ追加したモジュールで、接続モジュール「プリチャル(Prichal)」も接続します。これによって、ロシア軌道セグメントは2024年以降に中国の天宮宇宙ステーションないし、自国で運営するステーションとドッキングすることが可能になるのが将来的なポイントになるかも知れません。なお、バイデン政権は2030年までISSの運営を継続すると明らかにしています(こちらを参照)。