2021年12月21日

綺麗な銀河・星雲(1687) - かじき座(Dorado)の方向で大マゼラン雲にある散開星団「NGC 1755」


今回の綺麗な銀河・星雲は、かじき座(Dorado)の方向で大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)にある散開星団(Open cluster)「NGC 1755」です(こちら)。


ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)による画像



星団(Star cluster)はお互いの重力によってつくられた恒星の集団で、散開星団と球状星団(Globular cluster)に分けられます。散開星団に属する星は恒星の数は少なくほぼ同じ年齢、同じ化学組成を持っていますが、殆どの球状星団は数十万個からなり非常に年齢が古いと考えられています。「NGC 1755」は120光年に及びますが、恒星の数が少なく互いに離れています。ハッブルによる「NGC 1755」の観測では、星の異なる集団が単一のクラスターにどのように共存できるかをより理解しようとしています。




posted by 鎌倉太郎 at 01:19| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-魅惑の銀河・星座 | 更新情報をチェックする
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