こちらは英国ハートフォードシャー(Hertfordshire)州に建設されたベイフォードベリー天文台(Bayfordbury Observatory)が最近捉えた、天王星(Uranus)と4つの衛星です(撮影時間4時間を5秒にしたタイムラプス動画になっています)。
天王星には現在27個の衛星が見つかっていますが、上掲で見えるのは右上から時計回りに、第3衛星:チタニア(Titania)、第4衛星:オベロン(Oberon)、第2衛星:ウンブリエル(Umbriel)、第1衛星:アリエル(Ariel)です。
尚、天王星を中心とした光の十字架は、望遠鏡の鏡を固定する4本のアームの周りで光が回折することで生じる「Diffraction spike」と呼ばれる現象です。「Diffraction spike」が回転して見えるのは、地球の自転によるものです。