2021年08月28日

「福徳岡ノ場」の8月26日状況


海上保安庁のこちらのニュースリリースによると、大規模噴火した海底火山「福徳岡ノ場」の航空機観測を8月26日に行いました。その時の映像がこちらこちら






一方、地球観測衛星「ランドサット8号(Landsat 8)」は、広域に亘って浮遊する軽石の塊を撮影しています(こちら。緑色の島は南硫黄島。中央左を拡大してください)。



エアロゾルと雲の高解像度垂直プロファイルを提供する 2 波長偏光感度 LIDARであるNASAの「Cloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization(CALIOP)」によると、先の大噴火では噴煙が16㎞まで到達していました(気象庁は噴火から直ちに航空関係に対しに火山灰注意報を出している)。

米国の航空災害専門家によると、海底噴火で成層圏の下界まで到達するのは普通は無いと云います。また火山科学者によると、この地域は山頂部が平坦な地形をした「ギヨー」で、水深の浅い水の存在が噴火の爆発性を高めた可能性があるとの事です。



ラベル:福徳岡ノ場
posted by 鎌倉太郎 at 21:06| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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