非常に多くの銀河から構成されていますが、中心にあるのが相互作用(Interacting galaxy)している楕円銀河(Elliptical galaxy)「ESO 146-5 (ESO 146-IG 005)」です。4つの合体銀河の質量による巨大な重力が銀河団を支えていると考えられます。その周辺を囲む青色は、27億光年離れた銀河と51億光年離れた銀河の2つの銀河が重力レンズ(Gravitational lens)効果で見えています。
セロ・トロロ汎米天文台(Cerro Tololo Inter-American Observatory)に設置する「Dark Energy Camera」による画像(赤色、青色、紫色は中心部の質量分布を表していて、赤色は最も質量が集中していることを示しています)
【改訂】 2021年05月03日 23:05 画像の差替え