今回の綺麗な銀河・星雲は、おとめ座(Virgo)にある楕円銀河(Elliptical galaxy)「M87(Messier 87、Virgo A、NGC 4486)」の中心にある超大質量ブラックホール(Supermassive black hole)周辺における磁場による偏光(Polarization、polarised light)の様子です(こちら)。
これは「イベントホライズンテレスコープ(Event Horizon Telescope、EHT)」プロジェクトによるものです。EHTはM87にある巨大ブラックホールの直接撮影像を公開して話題になりました(こちら。こちらで投稿しています)。
ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)でM87のジェットの映像を捉えてからの観測機器の進展は素晴らしく、こちらでは(観測手法は異なりますが)ハッブル宇宙望遠鏡以降、超長基線アレイ(Very Long Baseline Array)、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)との精度比較をしています。