2021年03月12日

「東北地方太平洋沖地震」の発生前・直後・現在という、陸前高田市の比較写真


2011年(平成23年)3月11日に三陸沖の太平洋を震源として発生した「東北地方太平洋沖地震」では、日本の地震観測史上で最大規模のマグニチュード 9.0から9.1による津波の為、東北地方の各地で多大な被害を受けました。



震災後10年という1つの区切りで、米国NASA が運用中の地球観測衛星「テラ(Terra)」に搭載した日本で開発の「高性能熱放射反射放射計(ASTER)」が撮った、陸前高田市の震災前(こちら)・直後(こちら)・現在(こちら)という比較写真を掲載しています。

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水、植生、都市インフラを区別する偽色で画像表現しています。サムネイルをクリックすると解説画像を拡大できます。2011年の画像では、紫青色(purple-blue)の地域のほとんどが浸水を意味します。



右上の大船渡市も含めて防災インフラなどは復活しつつある事が分かります。しかし、被災者の気持ちまで復活していない大きな課題が残っています。

posted by 鎌倉太郎 at 14:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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