今回からは無料で使えるベクター画像(SVG、Scalable Vector Graphics)作成ツールを幾つか使ってみます。最終的には多機能で多くの用途に使える「Inkscape」に行きつきたいと思いますが、先ずベクター画像について理解できるベーシックな範囲のツールとし、続いて利用目的に沿って簡易な操作にしているツールと進めてからにしたいと思います。
「M Move to」により開始点を選択します(こちら)。そこに表示する「・・・」のメニュー「+ Insert After」→「L Line to」により、開始点と選択した点で線が結ばれます(こちら)。

選択した点から更に線や曲線を結んでいくのですが、ここでは再び「M Move to」メニューを選んで、別の図形を描画します。実際「V Vertical Line to」→「H Horizontal Line to」→「V Vertical Line to」を使い、描画の最後は「Z Close Path」で長方形を閉じます(こちら)。
改めてコマンドの詳細欄(❷)を見ると、操作コマンドが反映できているのが分かりますし、コマンドの付属情報として位置情報も入っています。
次回は既に作った描画を変更してみます。