2021年02月15日

ベクター画像作成ツール(1) 「SvgPathEditor」(1)


今回からは無料で使えるベクター画像(SVG、Scalable Vector Graphics)作成ツールを幾つか使ってみます。最終的には多機能で多くの用途に使える「Inkscape」に行きつきたいと思いますが、先ずベクター画像について理解できるベーシックな範囲のツールとし、続いて利用目的に沿って簡易な操作にしているツールと進めてからにしたいと思います。


ベクター画像(Vector graphics)は拡縮自在である点が最大の特徴です。BMPやpngなどのビットマップ画像(Raster graphics)とベクター画像の違いを示したこちらを参照。



最初はWebアプリ「SvgPathEditor」です。こちらからアクセスすると、こちらの様に表示します。



❶は描画の手順を示すコマンドのパス、❷は各コマンドの詳細指定がパスの順に並べられたものです。❸はプレビューとしてできた画像を示します(例えばこちら)。



❹で出力ができます(こちら)。



コマンドを選択すると、描画のどこに対応するかが分かります(こちら)。




「SvgPathEditor」ではベクター画像について知る事が目標なので「×」で描画をクリアし、改めて「+」のメニューで描画をします(こちら)。




「M Move to」により開始点を選択します(こちら)。そこに表示する「・・・」のメニュー「+ Insert After」→「L Line to」により、開始点と選択した点で線が結ばれます(こちら)。





選択した点から更に線や曲線を結んでいくのですが、ここでは再び「M Move to」メニューを選んで、別の図形を描画します。実際「V Vertical Line to」→「H Horizontal Line to」→「V Vertical Line to」を使い、描画の最後は「Z Close Path」で長方形を閉じます(こちら)。



改めてコマンドの詳細欄(❷)を見ると、操作コマンドが反映できているのが分かりますし、コマンドの付属情報として位置情報も入っています。



次回は既に作った描画を変更してみます。
posted by 鎌倉太郎 at 20:32| 神奈川 ☀| Comment(0) | 体験利用-画像編集ソフト | 更新情報をチェックする
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