2020年11月17日

スーパーコンピュータ「富岳」が、「TOP500」リストなど4部門で2期連続の世界第1位


こちらの理化学研究所の記事によると、スーパーコンピュータ「富岳」が、「TOP500」リストで2期連続の世界第1位、更に「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」と「HPL-AI」でも、夫々2期連続の世界第1位を獲得しました。

「TOP500」リストはコンピュータの性能のランキング、「HPCGは」は産業利用など実際のアプリケーションでよく用いられる共役勾配法の処理速度の国際的なランキング、「HPL-AI」は人工知能(AI)の深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算処理に関する性能ベンチマークです。



尚、上掲の記事では触れられていませんが、こちらによるとビッグデータ解析に使われる、超大規模グラフの探索能力で計算機を評価する「Graph500」でも、2期連続の世界第1位になっています。



前回(こちらを参照)は未だ整備途中でしたが、今回はフル稼働での性能です。これまででも、新型コロナウイルスの飛沫のシミュレーション計算で「富岳」を使った事は話題になっていました(こちら)。




posted by 鎌倉太郎 at 18:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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