今回の綺麗な銀河・星雲は、おうし座(Taurus)にある超新星残骸(Supernova remnant)「かに星雲(Crab Nebula 、M1、Messier 1、NGC1952)」の中心部分です(こちら)。

ジェミニ北天文台(Gemini North observations)で同じ赤外線の波長により5年間観測したデータから、2009年10月の観測を青色で、2014年12月の観測を赤色で選択・表現しています。「かに星雲」の中心に中性子星(Neutron star)「かにパルサー(Crab Pulsar)」がありますが、上掲の画像はパルサーからの末端衝撃波面(Termination shock)の高速運動を示しています。