こちらでも紹介したアニメーションで分かり易い解説をしている天文学者のジェームズ・オドノヒュー(James O'Donoghue)さんが、共通重心(Barycenter)の概念を太陽と木星(Jupiter)の関係で示しています(こちら。サイズと距離の各々の比率は実際と異なります)。というのは太陽が太陽系質量の99.8%を占め、残りの殆どを木星が持っているからです。
木星は単純に太陽の中心を周回しているのではなく、僅かながらも太陽の位置にも影響を与えながら回転しています。
共通重心の位置(+)は2つの質量比と相互の距離に由ります。典型的な例は以下に見られます。

