今回の綺麗な銀河・星雲は、地球から120億光年離れた所にある渦巻銀河(Spiral galaxy)「SPT0418-47」で、チリ・アタカマ砂漠に建設されたアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)により重力レンズ(Gravitational lens)効果で拡大・リング状になっている所を捉えました(こちら)。

これらの観測からこちらのニュースリリースによると、「SPT0418-47」が中央の膨らみを持つ円盤銀河であり、その中の物質が中心の周りを回転しているとしています。これは120億年前時点で(ビッグバンから[宇宙の時間では]僅か十数億年程度で)構造を持った銀河が誕生していた事になります。