2020年07月15日

NEOWISE彗星の観測に、太陽コロナの観測を計画している宇宙探査機も活用


米国NASAが太陽コロナの観測を計画している宇宙探査機「パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)」が、観測時間の若干の余裕を使って、目下大注目の「NEOWISE彗星 (C/2020 F3)(C/2020 F3 (NEOWISE)、Comet NEOWISE)」を観測しました(こちら)。



太陽の光の圧力で生じる塵(Cosmic dust)の尾とは別に、上部に薄く別の尾が見えます。これは彗星のコマ(Coma)から発するイオンです。上掲の画像は未処理で太陽の光の影響を受けたままですが、その影響を画像処理で削除したのがこちら



こちらにも地球から撮った画像がありますが、「パーカー・ソーラー・プローブ」の撮影位置が地球からとは違うからでしょうか。

posted by 鎌倉太郎 at 10:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記-魅惑の銀河・星座 | 更新情報をチェックする
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