米国とニュージーランドの航空宇宙産業ベンチャーであるRocket Lab社が、ロケット再利用の為の新しい回収方式の実験に成功しました。それはパラシュートで速度を落としたブースターをヘリコプターからのフックで引っ掛けた後運搬する方式です。こちらに実験の動画があります。
回収するブースターの重量や残された課題など詳細は分りませんが、エレクトロン・ロケット本体は炭素繊維強化プラスチックで製作されているので可能なのでしょう。この方式であれば(ペイロードフェアリングを含む)あらゆるロケット要素が回収可能になると思われます。
茶化すつもりではなくこういう発想もありではないかという意味で、・・・実は、最近テレビで007シリーズの「007 消されたライセンス」を見たのですが、逃走犯が乗るセスナ機をヘリコプターで釣り上げるシーンを思い出してしまいました。
ラベル:Rocket Lab