2007年07月11日

Video Studio 11の試用【その8】クロマキーで映像の合成

Video Studio 11の「クロマキー」で、映像の合成を試してみました。


「クロマキー」でベースとなる庭園の写真をストーリーボードに、リスの動画(gif動画)をオーバーレイトラックに配置します。リスの動画はそのままだと白の四角の背景を持つ事になります。

今回はそこにクロマキーを使って、背景の白を透明にします。


操作は簡単です。


オーバーレイトラックに配置したリスの動画クリップを選択し、その属性パネルで「マスク&クロマキー」アイコンをクリック、「オーバーレイオプションを適用」にチェックして「タイプ」から「クロマキー」を選択します。


今回の動画の背景が単純な白ですから、通常はこれまでです。しかし、今回はリスの絵自体が白に近い色を持っていますので、「近似」として小さい値を指定しました。


クロマキーを使う時に注意しなければならないのは、肝心の人物(映像対象)の色と(透明にしたい)背景色をできるだけ違うものにする事です。背景色はある1色に近ければ、若干の違う分は「近似」指定で解消できます。
よく「ブルーバック合成」といってブルーやグリーンの背景を利用して撮影するのは、背景部分を透明化したい為です。


今回は時間と場所を変えて、2匹のリスをオーバーレイトラック#1と#2に配して作ったのが次の動画です。


posted by 鎌倉太郎 at 01:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験利用-VideoStudio | 更新情報をチェックする
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